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Sixth  作者: 夜桜
3/5

〜2話〜未熟

目を開くと目の前には黄金のゴーレムがたたずんでいた。


「本当に錬成できたよ!はじめ!」


「お、おう。」本当に錬成できてしまった。渉も驚いてるけど、1番驚いたのはたぶん俺だっただろう。俺は驚き過ぎて言葉すら発することができなかった。


「はじめ、そろそろ試合始まるよ。」


「そうだな、ゴーレム移動するぞ。」


俺らは試合会場の風の間へと移動した。


「第2試合、相田と澤村ペアVS那智、斉藤ペア。」っと試合のアナウンス。


「それでは、双方ゴーレムを前へ」


「はじめと渉ペアはゴーレム錬成できなかっただろうなー。」っと相手ペアの声が聞こえる。


「いけ、黄金のゴーレム。相手ペアのゴーレムを倒してこい。」


「はーーー。なんではじめと渉ペアにゴーレムがいるんだ。」


「おい、相田。錬成書入れ替えなかったのか!」


「入れ替えたよ、澤村。黄金系統の錬成書に入れ替えたよ。」


「だったらなんでだ!黄金系統のゴーレムなんてあいつらが錬成できるわけがないだろ!」


「澤村よく見ろよ!あれ黄金系統のゴーレムだよ!」


「そんなバカな!黄金系統の錬成はこの国でも3人しかできないんだぞ!」


ここで1つおれは相田と澤村ペアを挑発してみた。

理由は何故かいらいらしたから。


「そういえばー、相田と澤村よ。この錬金書ありがとうな。この試合簡単に勝つことができちゃうよ。」


「それでは試合始め!」アナウンスの声が風の間に響いた。


そして、試合は始まって1分もせずに勝負がついてしまった。土系統のゴーレムは黄金系統のゴーレムに一発で砕けてしまったのだった。


「やったー、勝ったよ!はじめー。」


「そうだな。相田、澤村インチキして勝とうなんて甘いんだよ。」


相田と澤村のペアは赤面して走り逃げてったのだった。


「勝負ありー。ウィナー那智、斉藤ペア!」っとアナウンスの声が聞こえる。


その時、俺は気を抜いてしまった。

気がついたらベッドの上にいた。


「はじめー、やっと起きたよー。」


「何があったんだっけ?」


「はじめ、覚えてないの?」


「ダメだな。思い出せない。」


「はじめ、君は試合が終わった後倒れてしまったんだよ。」


「君はね、黄金系統のゴーレムの錬成で体内のエネルギーの9割を使ってしまったのだよ。なにせ君はまだ未熟だからね。黄金系統の錬成なんてレベルが高すぎるのだよ。」


ここで聞いたことのない声の持ち主に話しかけられたのだった。 3話に続く


今日は1話に続き2話も投稿することができました。

2話の最後では主人公の未熟さゆえに倒れてしまうというハプニングもありました。このようにサブタイトルの内容をできるだけ上手に使えるしていきたいです。

引き続き広がっていくSixthの世界を楽しみにして頂きたいと思います。

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