第一章 |水の上の都《アクアガーデン》へ!
飛行機はアクアガーデンまで無事に到着した。
着いた時はまだ夜であった。街は街灯やネオンで輝いていた。
さて亮一はさっそく明日から働く仕事場まで行くことにした。
「それにしても、ここは広いな…」
そう、このアクアガーデンの広さは日本の関東地方の都道府県を合わせた大きさと同じ程度だ。四方は海に囲まれているのだ。
俺の職場のある場所は、中心部セントラルであった。セントラルは日本でいう東京のような感じでかなり賑わっている。
「さて、藤堂さんが言うには、空港前で迎の車が来ているはずなんだが……」
しかし見渡す限りではそんなものは見当たらない。
まだ来てないのか?しかし、連絡は済んでいると藤堂さんは言っていた。もう1度確認してみるか?
そう思い、亮一がスマホを取り出そうとした時1人の男から呼びかけられた
「おい、命が欲しかったら金目のものを置いていけ。」
突然脅迫されてしまった。顔にはナイフを突きつけられてしまい面倒なことになってしまった。
「あのー、急いでるんでやめてもらいませんか?」
この状況に置いても俺は平静を保った。こういうのは、あんまり刺激しない方がいいからだ。
「ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!はやく金目のものを出しやがれ!」
男はますますヒートアップしてきた。これは仕方ない…自己防衛権を使用するか…そう考えた時に1人の女性が男に対して発言してきた。
「お前は、強盗及び恐喝の罪で現行犯で逮捕する。
一緒に所属まで来てもらうぞ。」
今発言した女性は、紅くて長い髪を下ろした美人だった。そして恐らくこの制服は、ガーディアンのものだろう。ということは……この人は吸血鬼?
「ち!、ガーディアンめ、もう嗅ぎつけてきやがった。こうなったら…」
そう言った瞬間、男は俺に向かってナイフを振り上げてきた。
「あなた!危ない!」
ガーディアンの女性が言ってきた。だが、俺にとってこんなもの全くの脅威ではなかった。
男の腕を掴み、捻りナイフを落とした。さらにトドメにと膝蹴りをくれてやった。
「うぅ……い、いてぇ!」
男は膝まづいて倒れて無惨な恰好になった。しかし、まだ終わってはいなかった。
男はポケットから何かをだしてきた。
「こうなったら、こいつを使うしかないな!」
そう言うと男はポケットから出した物体を口に含んだ。赤い液体だった…まさか…