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プロローグ
日記みたいなものです。
気軽に読んでくれたら嬉しいです。
あと、笑いのセンスを磨けたらと思います。
ちなみに今回はキャラ紹介みたいなのだけです。
「やあやあ、元気かい」
数学教師が現れた。
「やじるしにげるっ」
宿題を要求してくる素振りを見せたので、あえなく逃走を選択。
「ふふっ、その素振りに気づけば逃げるのも容易い事!」
逃げながら言うと息が切れる。
「いい加減諦めたらどうだい?」
数学教師が女生徒を諭すのだが。
「誰がっ!」
女生徒は足を緩めることもなく走り去ってしまった。
「うーん、参ったなぁ」
気の良さそうな数学教師は細い目を更に細めて、走り去る女生徒の後姿を見送った。
時間差で風が吹いた。