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第2話

なんか設定を読まないとわからないかな~と思って急遽書きました。


一話から書き直すと時間がかなりかかりそうなので

「と、駅前に到着~」


「とうちゃく~」


 日曜だけあってなかなかの込み具合だ、まぁここら辺では一番何でもそろってるしな。


 さて着いたのはいいけど、何を買えばいいのかイマイチわからんな、


「とりあえず学校に必要な物を買って、あ、あとソフィアの服も買ってやらないと」


「ふくかうの?」


「おう、後でな」


 実はソフィアが持っているのは1着のみで、他にもっていないのだ。ワンピース基調の白い服といえば分かるだろうか。それだけ。


 けどやっぱり背中に羽生えてるから普通の服じゃダメなんだろうな、どっか背中に穴のあいてる親切な服屋があればいいけど。


 こんな具合で、駅前に着いた早々、魁人達の買い物は難航していた。こんなことなら隼人兄さんか鈴鹿を連れてきていれば良かった。


「おや、お嬢ちゃん可愛いねぇ、お出掛かい?」


「うるせぇクソじじい、ソフィアに近づくんじゃない!」


 そう言ってソフィアに近づいてくるピザを撃退する。幸いにもソフィアを見て吸血鬼だと思う人はいないようだが、その可愛さのせいか、さっきから注目を浴びている。


 こりゃあ早く買い物済ませて帰った方が良さそうだな。


 と、ちょうどその時、魁人は人ごみの中から見知った人物を見つけた。


 あれ? あいつは……


 確かめるべく、魁人はソフィアを連れて近づいていく。


「おおやっぱり、ポキ子じゃないか」


「? ……魁人?」


 ポキ子と言われ振り返ったのは、赤い瞳を持つ黒髪ツインテールの女の子。


 彼女の名前は黒峯 佐奈、中学の時に知り合った数少ない女子友達だ。見た目は普通に美少女だが、友達はお世辞にも多くはなかった。


 その理由は見た目通りのイメージ、クール、いや内気のような雰囲気が、近寄りにくい雰囲気を醸し出しているよからだろう。


 あ、あとポキ子っていうあだ名は俺がつけた。だってどんなときでもポッキー食べてるからさ。


「結構久しぶりだな、相変らずポッキー食ってんのか」


「……もちろん、ポッキーは私にとっての水と同じ」


「なるほど、ということはポキ子の体の70パーセントはポッキーでできてるのか」 


 もはやなくては生きていけないものになってしまったらしい。


 体の70パーセントがポッキーってすぐに折れそうだな、なんてことを考えていたら、ソフィアが佐奈を指さして聞いて来た。


「ねぇねぇご主人様、このひとだ~れ?」


「ああ、こいつは黒峯 佐奈、俺の中学のころの友達だよ」


「……」


「へ~~」


「……」


「で、お前はさっきからなんなんだ?」


 さっきからずっとポッキーを咥えながらジト目を使ってくるポキ子に問うと、ポキ子はポッキーを咥えたまま器用にいった。


「いつからロリコン?」


「ちげえよ」


「……いつから変態?」


「悪化した!?」


「ご主人様、へんたいなの?」


「違うぞソフィア! 変態違う」


 そう言って頭をなでる。


 ああ、ソフィアの純粋な瞳がなぜか痛い。いや、変態じゃないけどね。本当だよ?


「……その子、誰?」


「え? ああ、この子はソフィアっていう俺の――」


 そこまで言って魁人は気付いた。


 そうか、吸血鬼ってことは秘密なんだよな、だとすると何か別の理由をつけないと、まぁここは無難に、


「親戚だ「嘘」指摘早い!」


「だって魁人、嘘つく時視線を右に一回反らすから……」


「え? 嘘マジで?」


 ポキ子はこくこくと肯定する。魁人は慌てて顔に手を触れた。確かに言われてみればそうかも……しれない?



 知らんかった。これからは気をつけよう。


「それにしてもよくそんなこと気付いたな~」


 普通そんなところまで見ないからな~、その洞察力素直には凄いと思う。


 と素直に関心すると、ポキ子は突然顔を赤くして視線をそらした。


「……たまたま……気付いただけ……本当に……たまたま……」


「ふ~ん、それより顔赤いけど平気か?」


「平気……それより、嘘だなんてすぐにわかるよ」


「え? なんで?」


 親戚なんて言う言い訳、結構使われてそうだけど。


 こちらの考えが顔に出てたのか。ポキ子は指摘するように言った。


「じゃあ、親戚の子供にご主人様なんて言わせてる高校生がいたらどう思う?」


「……………変態だな……」


 想像してすぐに、真っ先にその結論へと到着した。つまり、今俺は変態と名乗っていたのと同義なのか、理解した。


 最悪だ。


「……それで、本当は誰なのこの子? まさか今さらコスプレした妹とか言わないよね?」


「はぁ……降参したよ」


 魁人は頭を掻きながら認める。これ以上嘘は通用しないと思うし、ポキ子にあんまり嘘つきたくないしな。


「とりあえず近くの喫茶店でも入るか。こんなところで話すのもなんだし」


「……OK」


 こうして魁人達三人は、近くの店へと入って行った。


すいません、感想一般OKなってなかったです;直しました。


ポキ子のキャラをどうするか激しく悩み中、クーデレにするか、まさかのヤンデレ+クーデレにするか、ただそうすると兄妹が一応準ヤンデレなので微妙にかぶりそうなんだよな……相談相手がほしいぜ……


一回参考にした絵師さんに聞いてみるかな……


酷評でもアドバイス、要望でもいいのである人は感想、またはメッセージでお願いします

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