自己紹介は大事です さん
はい、荒城です。いや、見たら読んで下さっている読者がいたことにちょっと、ぐふふ、笑いが出ます。短いですが読んで下さい
「理恵!人殺しはダメよ!!」
バアン!と理恵の部屋のドアを開ける。
理恵の部屋には何故か黒山羊の頭を中心とした魔法陣を書いている。しかもよく見たら逆五亡星になっている! 読者にマニチ、マニチとはマニアックな知識の略だよ。 逆五亡星とは、読んで字の如く五亡星を書いて逆さまにしたやつでよく悪魔信仰している人達が好んで悪魔を呼び出すために使うそうです。
理恵はフード付きの黒いコートを着ていて、何故か子供を介抱していた。
「り、理恵、ああああんたその子供どうしたの!?」
子供はぐったりして顔色が悪くなっていた。
「まっまさかその子を生け贄にするつもり!」
理恵ははぁ、ため息をついて、 「……うるさい。静にして」
「あ、はい」
素直に従っておく。 理恵を見て気づいた事がある。
「理恵、その小指どうしたの?」
理恵の右手の小指から血が出ていて滴り落ちていた。
「あぁ、これはこの子が噛みついたから 」
まあ、とやかくありまして、20分後、 「で、話を要約すると外国の親戚の子で仕事の都合上、この家に来たと……、そんでもってその子がわがまま言ってキレた理恵がお仕置きしてそん時抵抗されて指噛まれたと…」
「……うん、そんなとこ…」
「はぁ、あんたも年下相手にキレてんじゃないわよ」
「反省しているよ?」
「なんで疑問系なのよ!まあ、それは置いといて草から魚介類貰ったから届けに来たのよ」
「…うれしい…ありがとうね」
どうしよう…
感謝の言葉が理恵から聞いたら薄っぺらく感じてしまう。 「私は次行くね」 「ちょっと待って、」
「ん、何?」
「…せっかく来たんだからお茶位出すよ」
「お、ありがたいね~」
私は後に思い知る。 これが理恵のおまじないだった事を、私に薬を飲ませるためについた嘘だと言うことに…
理恵にはモデルになったキャラクターがいるんですよ。私の中でいつかは出して見たい、という作者の願いを具現化したキャラです。 ちなみにモデルは、ガストさんのゲーム、マナ●ミア2 のク○エさんです