表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強チートで無双してるのに、美人で可愛くてスタイル抜群な三人のヒロインから“キモいセクハラ野郎”と罵られ続ける俺の異世界冒険記  作者: トワイライト
第1章 異世界転移&チート持ち──確かにハーレムだけど、想像してたやつと全然違った件

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/5

第1話 後方支援(観賞)専門の俺、戦闘後の美女に見惚れて三人同時にキモがられる

 Aランクダンジョン上層。

 三人の美女が巨大魔物と対峙し、カナタはいつものように一番後ろで突っ立っていた。


 そしてその立ち位置は、

 彼女たちの“戦って動く身体”がよく見えてしまう位置でもあった。


 カナタは一番先頭に立つリヴィアへ、視線をゆっくりと這わせた。


 長い黒髪が、彼女のわずかな呼吸に合わせてさらりと揺れる。

 黒髪の隙間から見えるうなじの細さに、思わず喉が鳴りそうになる。


 視線を下へ。


 鍛え抜かれた細腰。

 無駄のない背筋のライン。

 その下に続く、革鎧ごしに浮かぶ丸みの強いヒップの輪郭──。


(……くぅ……剣士のくせに、なんでこんなに形いいんだよ……)


 さらに太もも。

 引き締まりながら女性的な張りを残したラインに、カナタはほんの一瞬、呼吸を止めた。


(足長すぎだろ……いや、全部完璧か……?)


 堪能しすぎたと気づき、慌てて次のターゲットへ視線を逸らす。


 次に、ひとつ横へ。

 金髪を揺らすエステルの背中。


(あ、やべ……こっちはまた別ベクトルで強すぎる……)


 ローブ越しでも隠しきれない、暴力的な胸の主張。

 立つたびに布地がゆらりと動き、その下の形状を強調してしまう。


 視線は自然と腰のくびれへ流れる。

 そこから続くのは、柔らかそうな丸いヒップライン。

 ローブの布越しでも想像できる肉感に、カナタの指先がむず痒くなる。


(くびれからの……このヒップ……いや反則だろ……)


 金髪は魔力の余韻でふんわりと広がり、

 その光沢が彼女の色気をさらに加速させていた。


(うお……後ろ姿だけで完結してる……)


 呼吸が乱れるほど見入ってしまい、

 カナタは“これはヤバい”と無理やり視線を動かした。


 最後に、三人目へ視線を滑らせる。


 セラフィナの白い法衣は、清楚な雰囲気をまといながら、

 それでも隠しきれない女性としての曲線を映し出していた。


 カナタは喉の奥で小さく息を呑む。


(……控えめそうで、一番ヤバい……)


 細い腰。

 そこから後ろにかけて、自然で柔らかなふくらみが続く。

 露骨ではないのに、**“布の奥を想像させる危険なライン”**だ。


 銀髪は背中を滑り、微かな光を拾ってエレガントに輝く。

 視線を少し下げれば、腰からヒップへ流れる曲線が、静かな清楚を逆に煽情的に見せてくる。


(この布……絶妙に薄いんだよな……ほんのりライン見えるの反則すぎる……)


 気づけば、カナタは完全に“観賞者の目”になっていた。


 巨大なオーガロードが吠え、

 地面が揺れるほどの巨体で迫る。


 三人は臆せず迎え撃つ。


 リヴィアの黒髪が鋭く跳ね、剣が一閃。

 空気が裂け、オーガロードの外殻が斜めに切り飛ぶ。


 踏み込みの瞬間、鍛えられた太ももが締まり、

 革鎧のラインが一瞬だけ色気を増す。


(攻撃よりスタイルのほうに目が行くんだけど……大丈夫?)


 「燃え尽きなさい──!」


 金髪が舞い上がり、

 膨張した火球が轟音とともに炸裂。


 逆流した熱風でローブの裾がふわりと浮き、

 腰から太ももへかけてのラインが一瞬露わになる。


(今の一瞬……完全に見えた……足ラインやば……)


 紅潮したエステルの顔も、戦闘の高揚と色気で危険だった。


聖光障壁ホーリーバリア


 リヴィアの動きを完璧に補助。


弱体縛鎖フェブルバインド


 オーガロードの動きが鈍り──


 セラフィナが一歩踏み出すたび、

 白法衣と銀髪が柔らかく揺れて視線が吸い寄せられる。


(おい……清楚担当まで色気出して攻めてきてるぞ……!)


 三人の連携により、オーガロードはあっさりと沈んだ。


 ダンジョンに再び静寂が戻る。

 その静けさの中で、三人がゆっくりとカナタのほうへ振り向いた。


 空気が変わった。

 戦闘中とは別の意味で、背筋に電流が走る。


 リヴィアが、小さく息を整えながら顔を上げる。


 黒髪は戦闘の衝撃で乱れ、

 汗で頬に貼り付き、うなじにかかる数本がしっとりと濡れていた。


 無表情を保とうとしているが、

 呼吸が深いため、胸元の軽装鎧がかすかに上下している。


 彼女が一歩だけ前に出た瞬間、

 腰回りの革鎧がきゅっと締まり、

 腹部から腰にかけてのラインが汗で薄く光り、

 斬撃で使った筋肉の動きがわずかに見えた。


 その“キレイさと力強さが混ざった後姿の正面版”は、

 普段の彼女よりよほど色気があった。


(いや……これは無表情の暴力……美人すぎるだろ……)


 エステルは、爆炎の名残でまだ身体が熱を帯びているのか、

 胸元が大きく上下し、呼吸のたびローブの合わせ目がわずかに開いてしまう。


 その隙間から、

 “見えすぎないのに想像を煽る”谷間が一瞬のぞく。


 金髪は爆風で乱れて、

 数本が頬にかかり、

 魔力の余韻でほんのり赤みを帯びた頬の上に貼り付く。


 乱れた髪の隙間から覗く紅潮した瞳は、

 戦闘の高揚と色気が半々に混ざったような危うさを持っていた。


 彼女が、少し肩を落としながら息をつくたび、

 胸元・腰・太もものラインがローブ越しに滑らかに形を変える。


(……爆炎より破壊力あるんじゃねぇか、この色気)


 セラフィナは、一見すると静かだが──

 近くで見ると、とんでもない色気があった。


 銀髪は戦闘の動きで無造作に乱れ、

 数本が頬へとかかり、

 白く透ける肌にそっと触れながら揺れている。


 汗が鎖骨から胸元へ細い線を描き、

 白い法衣の薄布がその軌跡に合わせてわずかに張りついた。


 息づかいは控えめだが、

 肩で呼吸するたび、

 胸から腰にかけての柔らかなラインが“清楚なのに妙に艶めく”形になる。


 法衣の裾が揺れ、

 足元の動作で生まれるラインは上品すぎて逆に刺激的だった。


(……なんだこれ、清楚の皮かぶった色気モンスターか?)


 リヴィアの黒い瞳が細くなり、眉間にわずかな皺だけが刻まれる。

 静かな表情なのに、拒絶の温度だけがはっきり落ちた。


「……その目、やめて。本当に気持ち悪いから」


 エステルは肩をすくめて一歩引き、目を大きく見開いたまま口元が引きつる。

 怒りと嫌悪が混ざった“近寄るな”の顔だった。


「ちょっと!! ガン見すんなバカ!! キモいのよ!!」


 セラフィナは眉が寄り、伏せた瞳に明確な距離感が宿る。

 丁寧な態度のまま、表情だけが冷たく拒む。


「本当にやめてください……浄化したいくらいです」


 三人の反応にまったく動じず、むしろ嬉しそうに口元を緩める。


「いやぁ………ごちそうさま……」


「「「キモッ!!!」」」


 三人が同時に距離を取るように一歩引き、

 一瞬だけ嫌悪の沈黙が落ちた。


 そしてリヴィアが、冷えた声で日常モードに戻る。


「……で? もういいでしょ。

 ずっとジロジロ見てないで早くドロップアイテムの回収、やって。あんたの仕事、それだけでしょ」


 カナタは気の抜けた声で返す。


「へいへいっと」


 指を軽く鳴らした瞬間、

 散らばっていた素材と魔石が 一斉に光に変わり、

 吸い込まれるようにカナタの収納へと転移した。


 温度も魔力も揺れも、一切感じさせない完璧すぎる転移。


「……またそれ!? ちょっとさぁ!!

 毎回毎回、意味不明なスキルで回収すんの腹立つんだけど!!」


 眉をきゅっと寄せ、唇をへの字にしてこちらを睨んでいた。

 納得できないと言わんばかりの、そのむくれた表情が可愛く見える。


 魔力を込めてないのは分かっているからこそ、余計にイラつくタイプ。


「魔力量の変動が……やはりまったくありません。

 それに詠唱の気配すら感じられない……。

 どういう理屈で動いているのか、本当に理解が追いつきませんね」


 眉を寄せ、神妙な顔で素材が消えた跡を見つめる。


「才能? 神様がくれたやつ? まぁ、多分ね」


 へらへらと笑う。


「「「……なんで“あんた”なんかに……」」」


 素材を回収し終えると、三人はさっさと帰路に就いた。

 ダンジョンの出口へ向かう途中──

 四人の足音だけが静かに響く。


 三人は前を歩き、カナタは後ろを歩く。

 自然と視界に入るのは、

 剣士リヴィアの引き締まった腰のライン、

 魔法使いエステルの揺れやすいローブ越しの曲線、

 ヒーラー・セラフィナの清楚な白のシルエット。


 (……いやぁ……帰り道も最高だな……)


 カナタが遠慮なく“堪能”していると──


 前を歩くエステルが、ピタッと足を止めた。


 「ねぇ、ちょっと。

 アンタ、こっそり見てるつもり?」


 リヴィアも冷えた声で続く。


「……気づかれてないと思ってるなら、相当バカね」


 セラフィナがため息を混ぜて振り返る。


「その視線……歩いていても分かります。やめてください」


 カナタは、とぼけたように眉を上げた。


「え? 俺そんなに見てた? 気のせいじゃ……?」


 三人の表情が一瞬で険しくなる。


 エステルが、一歩こちらに詰め寄って怒鳴る。


「気のせいなわけないでしょ!! 気持ち悪い視線が背中に刺さってんのよ!!」


 セラフィナも静かに刺すように言う。


「前を歩いてください。わたしたちの背中に視線を向けないで」


 リヴィアが短く冷たく言い放った。


「……いいから。前、行って」


 カナタは惜しそうに肩を落としながら、しぶしぶ三人の前へ出る。


「後ろからは見られないけど……俺の背中を見られると思うと割とアリ……?」


 その瞬間、三人の声が揃った。


「「「キモッ!!!」」」


 ダンジョンの静寂に、その一言だけが綺麗に響いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ