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ココロノツバサ - distant moon  作者: Kanra
第1章 始まりの月
2/78

登場人物

小岩剣

 ↓

青森県出身。両親の都合で小学生の頃から実質的に一人暮らしをしていたが、その最中、小学校教諭の虐待により幼少期の記憶のほとんどが失われ、失われた記憶を探して彷徨い歩いていた間に婚約者も奪われた過去を持つ。その影響か、社会人になっているにも関わらず、まるで少女のような美しい顔を持つ少年と言うべき容姿の持ち主で「カッコいい」というより「可愛い」と言われることが多い。また、片目が青い瞳を持つオッドアイを隠し持っている。異性には興味はあるものの付き合ったことはおろかキスもまだである。自分自身を見失い、流れ流れて過去に訪れた群馬にやって来たところ、三条神流に拾われ、鉄道界隈から車界隈へ足を踏み入れる。

搭乗車→N-ONE (CVT)


三条神流

 ↓

新潟県長岡市出身で祖先は、長尾景虎(上杉謙信)の親戚に当たる三条長尾氏。更に曽祖父と祖父は日本海軍軍人で曽祖父は戦艦「三笠」で日本海海戦、祖父は駆逐艦「雪風」で真珠湾攻撃やミッドウェイ、そして坊ノ岬沖海戦で戦った。こうした祖先の影響で右翼的思想が強く、「目的のためならば手段を選ばない」として、周囲の者は手を焼いていた。また、「自分は神だ!」と勘違いしている奴、カロリーゼロ理論のようなギャグ、諭すようなことを言う奴を嫌うため、学生時代には教師や講師への暴言、反抗、喧嘩が耐えない問題児であった。特に、強制される事を極度に嫌い、その性格が災いして、松田彩香との入籍に尻込みしたり、人間関係でトラブルを起こしていた。反面、自分が認めた相手には親身になって接する。そうした性格が災いし、反対を押し切って長野へ移住し、アルピコ交通のバス運転手となったが、交際相手に浮気され鬱になり、アルピコ交通を辞職して群馬へ逃げ帰った。

似たような境遇の小岩剣には親身になり、小岩剣の兄貴分となるが、時にそれが極端な解答になるため、腐れ縁の松田彩香に殴られる事も多い。

チート能力で苦労しないで高い地位についてモテモテハーレム系の作品を嫌い、軽作業程度で高級取りでふんぞりかえって好き勝手やっているように見える知的障害者等、そんなように見える奴は「死ね」と思う。その所以は曾祖父、祖父、父等から「型破りな事するなら型を作れ」「何をやるにしても、毎日の努力の積み重ねが大事だ」と散々言われ続けて来たため。

唯一の弱点は、幼稚園児の頃からの腐れ縁である松田彩香で、彼女に対しては頭が上がらず、松田彩香にはそれをおもしろがられている。

名前の由来は、新潟県三条市と神流川。

モデルは作者自身。

搭乗車 ZD8型BRZ(紺)ナンバー 群馬353 ぐ 64‐1001


松田彩香

 ↓

学校一の美人で、優等生であったのだが、自分に自信を持てないでいたところを、三条神流に激励された事で三条神流に惚れたらしい。

三条神流とは腐れ縁の幼馴染にして交際相手。

黒髪ロングのお下げ頭に童顔と赤渕の眼鏡がチャームポイント。

学生時代、自宅近くのけやきウォークは三条神流とのデートスポットだったが、当時の三条神流は買い物に付き合うだけと思っていた上、交際する気も無かった。

三条神流が群馬に戻って来て、同じ会社に入った事がきっかけで交際が始まった。三条神流とは幼稚園児の頃からの腐れ縁で、交際している事を言われると、三条神流は心を閉ざして黙り込むが松田彩香は照れる。三条神流も、松田彩香には頭が上がらず、本人はそれを楽しんでいる。

現在は元の鉄道好きのチーム「群馬帝国帝都防衛連合艦隊」のメンバーを中心に活動する車好きチーム「サンダーバーズ」を指揮し、三条神流のZD8型BRZと共にGR86群馬サイクルセンターをアタックする他、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupにも参戦するレーシングドライバーでもある。

モデルは作者の中学時代の同級生と、「エヴァンゲリオン」の真希波マリ。

搭乗車 GR86(赤)ナンバー 群馬354 ぐ 51‐842


加賀美咲

 ↓

松田彩香の車仲間で群馬県のN-ONE界隈では最大級の戦力を保持。ダークグリーンに金色のラインを入れた、いわゆる「トワイライトエクスプレス」の塗装をしたN-ONEに乗って、N-ONEオーナーズカップにもスポット参戦する現役のレーシングドライバー。

小岩剣にはN-ONEの先輩として接し、小岩剣は姉貴分や憧れの存在として見ている。

元は鉄道マニアだった松田彩香の影響で微かに鉄道にも興味を持ち、いつか乗りたいと願った矢先に廃止された寝台特急「トワイライトエクスプレス」や、次世代型寝台列車「瑞風」を再現するため、このようなカラーリングのN-ONEに乗るが、松田彩香が車好きに目覚めた影響をモロに受けて車界隈へ転身した。

キャラクターの名前の由来は旧日本海軍航空母艦「加賀」。

搭乗車 N-ONE(トワイライトエクスプレス色)

ナンバー 前橋503 ぐ 51‐895


霧降要

 ↓

元連合艦隊司令長官であったが、「サンダーバーズ」の中ではBRZ艦隊、通称「霧降艦隊」を率いる。前橋郊外のカーショップに勤め、サンダーバーズの車の整備もする。

搭乗車 ZC6型BRZ(青)ナンバー 群馬 310 ぐ 65‐501


望月光男

 ↓

元連合艦隊副司令で、霧降艦隊副官。

SUBRRUやTOYOTAが多い霧降艦隊の中で、BMW Z4を操り、時折ヨーロッパ車のレースにも参戦する。

搭乗車 BMW Z4 ナンバー群馬 320 ぐ 64‐1053


東郷日奈子

 ↓

三条神流、松田彩香の元クラスメートにして現役レーシングドライバー。

2人の妹(恵令奈・玲愛)と共に赤城南麓地区の寂れた別荘地のログハウスに住み、チューニングショップ兼カフェのAK50に努めながら、赤城山のワインディングロードをロータスで駆け抜ける。

極度のHONDA嫌いで、時折HONDAを貶すが小岩剣には好意的。

搭乗車 ロータス・エリーゼ

ナンバー群馬301 ぐ 51-498


東郷恵令奈

 ↓

東郷日菜子の妹の一人で東郷三姉妹の次女。

姉と妹と同じく現役レーシングドライバー。

一時期、松田彩香と同性愛の肉体関係にあり、松田彩香がレースの世界へ飛び込むきっかけとなった人物でもあるのだが、ラブホに出入りしている姿を見られたため、松田彩香共々、ラブホ特急と揶揄されるようになった。

空間把握力に長けており、東郷三姉妹では最速。

搭乗車 ロータス・エキシージ

ナンバー群馬302 ぐ 61- 20


東郷玲愛

 ↓

東郷三姉妹の末っ子。

二人の姉と同じく現役レーシングドライバー。

かつて、生まれたばかりの妹と両親が目の前で死んだため、酷い精神病を患った上、年下の幼女や幼児を見ると襲い掛かることもある。

幼い見た目の小岩剣に対して一目惚れし、小岩剣の姉を自称して屈折した愛情表現をする。

搭乗車 ロータス・エミーラ

ナンバー群馬303 ぐ 58-363


坂口拓洋

 ↓

埼玉県秩父市に拠点を置くレーシングチーム「ホワイトレーシングプロジェクト」所属のレーシングドライバー。 

JAF公道レースや地方戦等で活躍する他、FIA-F4及びスーパーフォーミュラlightsに参戦している模様。

普段の愛車はNSX-NA1だが、一部レースではS660で参戦する。


坂口愛衣

 ↓

「ホワイトレーシングプロジェクト」のエース。日本人女性初のF1ドライバーも夢ではないと言われたが、紆余曲折の末、スーパーフォーミュラlightsに参戦する事になった。現在は、婿にした拓洋を引き摺り込み、共にモータースポーツで活躍し、スポット参戦したスーパーGT300ではアップガレージNSXでいきなり優勝するという衝撃的なデビューを果たす。

尚、恵令奈は鈴鹿レーシングスクールの同期生。

普段の愛車はアミューズS2000GT1

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