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1話『ジャック・ザ・リッパー』

これは普通に連載するので基本毎日更新にする予定だ!

予定だぞ!

でも頑張る!

私は今日ある女性を殺害します。

彼女は調べるにかなり仕事のできる女性のようだ。

たくさんの男性を虜にして店での営業でもトップに君臨している。

私は今日彼女に接触する。


「ねえ? そこの君!」


とターゲットの女性が話しかけて来た。


(きた!)


と私は思い武器であるメスをポケットに忍ばせる。

そして


「えっと……あなたは?」


と白々しく質問する。

彼女は


「フフ、私の名前はエルバーナ! よろしくね! 君! お酒とか好きなの?」


と聞いてきた。

私は


「まあそうですね、好きですよ」


と答える。

それを聞いてエルバーナは


「そうなんだ! 子どもの様な顔でお酒飲んでるからびっくりしちゃった!」

「そっそういうこと言うのやめてください!」

「フフフ、ごめんね! でもあまりにも可愛いお顔だからついからかっちゃって!」


と言ってエルバーナは私の言葉に笑っている。

私は会話を続ける。


「で? 何の用なんですか?」


と不機嫌そうに言った。

エルバーナは


「そうそう! 私と飲まない! 驕ってあげるから!」


と言われた。

私は彼女の好みを知っている。

彼女は可愛い系の男の子が好きみたいだ。

その為、私は彼女が好きそうな性格を演じる。


「ベっ別にいいですけど……子ども扱いしないでください!」


と言った。

エルバーナは


「ごめんごめん! でも女の子のような声なのねえ!」


と言いながら隣に座る。

私は


「どうぞ……」


と言って警戒をした風を装いながらお酌をする。


「あら! ありがとう!」


と言ってお酒を飲む。

そして私とエルバーナはお酒をかなり飲んで行った。

そして、


「フウエエエエエ」


と言って私はお酒で酔ったように顔を赤くしながら項垂れる。

エルバーナは


「ちょっと大丈夫! ごめんね! 私飲ませすぎちゃったかな! 家まで送るよ!」


と言ってくれた。

私は


(よし!)


と思わずガッツポーズをしそうになったが堪えて


「ありがとうございます」


と言ってエルバーナの好意に甘えるように肩を借りる。

そして


「君の家はどこ?」


と聞いてきたので


「その先を真っ直ぐ進めば少しボロボロの家があります」


と言ってその方向に指をさす。

エルバーナは


「分かったわ!」


と言ってそのまま進んで行った。

私は歩いている途中である質問をした。


「そういえば大丈夫なんですか? 最近女性が切り刻まれて殺された事件があったじゃないですか、犯人は捕まってないとか」


と言った。

エルバーナは


「心配してくれてありがとう! でも大丈夫よ!」


と言って笑顔で私を見た。

そして、


「本当にありがとうございます」


と言った。


「いいのよ!」


とエルバーナはそのまま進んで行く。

そして、彼女が前を向いた瞬間ポケットからメスを取り出してエルバーナの首にそっと近づけた。

すると


「!!!」


彼女は咄嗟に気づいた。


「ひいい!!!」


と言って彼女は私を後ろに投げた後、尻餅をついた。


「な! 何を!!」


と言ってそのまま震えながら私を見るエルバーナ

私は


「バレないと思ったのに、でも大丈夫ですよ、痛いのは一瞬ですから」


と言ってメスを向ける。

エルバーナは


「まっまっままさか!! あなたが!! あなたが犯人!!」


と声を震わせながら青ざめて指を指す。

私は


「自己紹介しましょうか? 私の名前はジャック・ザ・リッパー! 殺人鬼さ!」

「来ないで……」

「では始めましょうか?」


とエルバーナが震えているのを無視して近づく。


「来ないでってええ!」

「そのままにしてくださいね」

「ああ……ああああああああああああああああああああああああああああ!」


と悲鳴を上げながらエルバーナは逃げ出す。


「逃がさないよ」


と私は猛スピードで走り抜ける。

エルバーナは


「どうして! どうして! 痛い!!」


と言って首筋を触ると血が出ていた。


「ああああ!! どうして! どうしてええええええ!!」


と悲鳴を上げる。

刺されたところは少し焼けたように皮膚が爛れている。


「これは一体!」


と言ってスカートをたくし上げながら逃げ続けるが

行き止まりに入ってしまう。


「そんなあああああ……」


と何もかもを絶望したように崩れ落ちる。

そして


「追いついた」


と私がエルバーナの後ろに近づく。


「やっやめて!! どうか命だけは!! お願い!! 殺さないで!」

「ダメ!」

「お願い!!」

「無理!」


とどんな言葉も私は否定し続ける。

エルバーナは


「おねがいいいいい……」


と言って命乞いをする。

それを聞いた私は彼女に言った。


「ダメだよ、君は殺さないといけない……いつまで人間の皮を被っているつもり?」


と聞いた。

彼女はそれを聞いた瞬間


「いつから気づいていたの?」


と聞いた。

私は素直に


「会う前からもうすでに」


と答えた。

すると彼女は


「そう……なら仕方ないわね」


と言って体がボコボコと膨れ上がって


「バレる訳にいかないからこの姿で命乞いしていたけど!! もうバレているならいいかあああああ!! 私の姿を見せてやるううううううううううううううううううう!!」


と言って角を生やして蝙蝠の様な翼を生やす。

私はその姿を見て行った。


「あなたが人間に取りついたサキュバスであることは分かっていたよ! こっちだって万全の態勢だからね!」


と言って十字架と聖水、そして大量の武器を出した。

エルバーナ、いやサキュバスは


「戯け! この人間風情がアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


と言って鋭く生えた爪を使い私に襲い掛かる。


ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!


と刺される前に避けて地面が割れる。


「チ! すばしっこい! 教会の人間が!!」


と言って口から黒い光線が放たれる。


暗黒(ダーク)砲撃(ビーム)!』


とそれは私に一直線に伸びてくる。


「避けられないか」


と思って十字架のボタンを押す


ガシャン!


と盾になり光線を防ぐ。

サキュバスは


「ふん! 口だけではないのか! ならば!」


と言って一気に私に詰め寄った。

そして


「うう!」


私を押さえ込む。

それと同時に


ガシャン!


とメスを落した。


「しまった!」


そして、エルバーナに化けていたサキュバスに取り押さえられた。


「はははははは!!! 捕まえたぞおおお!! にんげええんん!! お前の精気を吸い尽くしてやるうううううあああはははははは!!」


と笑いながら私を押さえつけたまま口を近づけて来た。

私は


「止めた方がいいよ?」


と言ったが


「もう遅い!! お前は私を孕ますための1つになるんだ!! そのための生贄だあああああああああああああ!!」


と言いながら私の精気を吸った。

すると


「うぐ!! ぐやああああああああああああああ!!」


と奇妙な悲鳴を上げて口から血を吐いた。


「げえええ!! っへっへっへ!!」


と咽ながら私を離して喉を押さえる。


「ぎっぎざまああああああああああああああ!! なんでだあああああ!!」


と睨みつけながら私を見た。

私は


「やれやれ、だから吸わない方がいいって言ったのに……仕方ないなあ……」


と言って私は服に着いた誇りを払い落して言った。


「だって私女だもん」


と言って素顔を見せる。

サキュバスは


「はああああああ!! 嘘つくんじゃねええ!! 私には分かる!! お前は男だ!! 私の魔性(セクシャル)(アイ)は騙されんぞおおおおお! それにお前胸が無いじゃないかああああああああああああああ!!」


と私が気にしていることを言った。


「おまおおおまあええええ!! それは酷いぞおおおお! コっこれは成長期って言えええええ!!」


と動揺しながら言った。

(私だって立派なレディなのに……)


と思いながら胸に目線を降ろす。

だがすぐに


「まあいい……それじゃあもう動けなさそうだから殺すね」

「まっまって!! 私の魅了の力をやろう! それならばお前のぺったんこの胸も他の男からは巨大に見えて……」

「余計なお世話だ!! この悪魔(サキュバス)が!!」


とキレてメスを首を綺麗に斬った。


「グギャアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああべえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」


と悲鳴を上げながら体が人間の姿に戻っていった。

そして、世にも醜い女が現れてどろどろに溶けていった。

私は1人の死体を見て


「まあ、これが私が殺人鬼と言われる理由かな……取りつかれた人間にもサキュバスに憑りつかれたときの傷が残る……その為生き残る人間はいないからなあ……」


とじっと見た。

そして


「ま! いっか! 蔓延らせる訳にはいかないらしいし! 私に責任はないって言ってるし!」


と言って身なりを整えて


「さて! 帰るか! 今度は取り押さえられない様に頑張ろう!」


と意気込みと共に私は帰った。

次の日女の人が首を斬られた死体が見つかり再び殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの名が世に知れ渡った。


いける! 絶対に出来るはずなんだ

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