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マジック・オブ・ファンタジー  作者: 黒猫の助
1/1

プロローグ

学園生活編



あたりは、粉塵で何も見えない。

突如何か重たいものが降ってきたようだった。


想定していなかった衝撃から

ここがどこなのかを把握するまでに時間がかかるが

すぐに態勢を立て直す。

まだ敵が潜んでいることは明らかだ。


目を凝らし、標的を見定めようと無数の目を凝らす。

夜だろうがこの目は、獲物はハッキリ見えるのだからー




遥か上空の時計台の頂上。

今は真夜中であり、周りに時計台よりも大きな建物はないという事もあり、この高さを照らすことはない。


暗闇の中、声が響く…


『マルコシアス。

なにか落ちたぞ。。。』


ため息のあと、

呟かれた声の後に肩に乗る黒い影が叫ぶ。


『レイーッ!! 早く、拾うのだー!!』


叫びの中、影の主には赤い光が収束していく

その手の先が向けられるのは、時計台の下にいるクモの魔物。ー魔物に向かって黄色い物体が飛んでいるー


『無理言うなよ、こんな時にまで持ち歩いてきたのか……炎神の名の下に、その力を示せ “フレア” 』


火球が魔物めがけて放たれる。


『あぁーーっ!フラッシュサンダーがぁぁあー!』




階下のクモの魔物が、光と熱風を感じたのも束の間。

一瞬で火球につつまれ消滅する。

もちろん黄色い物体なんかは、跡形もない。



うぬぅ〜、私のフラッシュサンダーがぁぁ〜


そんなの持って戦いに来るなよ。

また、買ってやるさ。











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