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かわいい檻
この記録を残したところで誰か見る人がいるのかしら?
滅びゆく世界を守るために技術開発が謳われてそれが自然災害よりも戦争にむかっているのは学生だった私たちもあたりまえのように理解していた。
理解した上での泡沫の学園生活。
手を取り合って平和をうたう団体だってみんなが生き残れないことをうたうのだもの。
多くの人は絶望していたわ。
だから。
ご近所の人と理解しあい柔らかなご近所づきあいのできる今は少しおかしいの。
外の情報は遮断されたわ。
ここは小さくて大きなカゴの中なの。




