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パワハラ大好き! 霧崎霧子さん ~ヒモ彼氏とモンスター上司に苦しめられていた私の、人生スッキリざまぁな話~

作者: 近藤久乃
掲載日:2026/02/27

パワハラ反対!

「テメエ、俺のこと舐めてんのか!?」


「す、すみません。久我課長……」



 私——中原彩乃、26歳。

 入社4年目。


 今週も、怒鳴られて1週間が始まった。


 大きな声がフロア全体に響く。



「すみませんで済んだら管理職いらねえんだよ!

 この集計表、合計が1行ズレてんだろうが。目ェついてんのか?」


「はい、すぐ修正し——」


「当たり前だ。あーあ、お前に振った俺がバカだったわ!」



 総務課課長、久我征一郎。45歳。


 部下のミスはフロア中に晒し、自分のミスは部下の責任。


 パワハラの教科書があったら、巻頭カラーに顔写真が載る男だ。


 その声を聞くだけで、胃の奥がキュッとなる。



「……申し訳ありません」



 俯いて、小さく頭を下げる。


 周囲の同僚は誰もこちらを見ない。


 目を合わせたら次の標的は自分になる。


 みんなわかっている。わかっていて、黙っている。


 私もきっと、逆の立場なら黙る。



 * *



 夜。


 マンションに帰ると、いつもの光景。


 同棲中の恋人、大輝がソファに寝転んでスマホをいじっている。


 テーブルにはカップ麺の空き容器。


 流しには洗い物の山。



「……ただいま」


「おー、おかえり」



 画面から目を離さない。



「……今日もさ、久我課長にすごい怒鳴られて」


「あー、またか。災難だな」


「報告書の数字がどうとかって、でもあれ、もともとの指示が——」


「ふーん」 


「ねえ、聞いてる?」


「聞いてる聞いてる。大変だなー、まあ適当に流しとけよ」



 小山大輝、25歳。無職。


 正確には「仕事を探している」と本人は言う。


 ときどきバイトを始めるが、1ヶ月ともたない。


 辞めるか、クビになるか。

 いつもそう。


 家賃は私持ち。

 光熱費も私持ち。

 食費も私の、もちもち生活。


 なんで別れないのか。


 分からない。


 慣れ、かな。


 一人になるのが怖い、のかも。


 答えが出ないまま、ずるずると2年が立っていた。



「……お風呂、沸かすね」


「おー、サンキュー」



 ため息を飲み込む。


 飲み込むのは、もう慣れた。



 * *



 転機は、翌週の月曜日に訪れた。


 いつもの朝礼。


 部長がひとりの女性を紹介した。



「本社より総務課の業務改善担当として着任された、霧崎(きりさき)霧子(きりこ)さんです。

 部長代行として、しばらく各業務の精査をしていただきます」



 白いブラウスに、ネイビーのタイトスカート。


 すらりと伸びた背筋。


 黒髪のボブが、歩くたびにさらりと揺れる。



「霧崎霧子です。短い間ですが、よろしくお願いいたします」



 にっこり。


 きれいな人だな——というのが、最初の印象。


 でも、笑顔の奥に、何かぞくりとするものがあった。


 何だろう。


 うまく言葉にできない、鋭いもの。




 ――答え合わせは、その日の午後に行われた。



 

「久我課長。少しお時間よろしいですか」


「ええ、もちろん。なんでもおっしゃってください、部長代行」



 久我課長は上の立場の人間には丁寧になる。


 ヘコヘコの媚び媚びモード全開。


 わかりやすい人だ。

 

 霧子さんは手元の書類をデスクに広げた。



「この月次報告書なんですけど」


「ええ、先月の実績をまとめたもので——」


「数字の転記ミスが4箇所ありますね」



 空気が、止まった。


 オフィス中の視線が、音もなくそちらに集まった。



「え——あ、それは、部下が集計したものでして——」


「部下のせいにするんですか? 管理職が?」



 にっこり。



「あなたの名前で提出されている書類は、あなたの責任ですよ。

 小学生でもわかることだと思いますけど」


「……す、すみません」


「すみませんはいりません。いつまでに修正するかを言ってください。

 謝罪は成果物じゃありませんので」


「き、今日中に——」


「今日中? 4箇所の転記ミスを直すのに丸一日かかるんですか?」



 にこにこ。


 目だけが、笑っていない。



「1時間で直してください。

 直せなかったら、なぜ直せなかったかの報告書を出してもらいます」



 課長は無言で頷いた。


 霧子さんはデスクに戻りながら、ふと付け加えた。



「あ、久我さん。もうひとつ」


「……なんでしょうか」


「普段からこのレベルの書類を通してたなら、私、過去1年分すべて確認します。

 覚悟しておいてくださいね」


 にっこり。



 私は自分の席から、その光景をぽかんと見ていた。


 すごい。


 久我課長が、小さくなっている。


 怒鳴り声しか知らなかった人が、声も出せずに震えているなんて。




 私は、生まれて初めて——


 パワハラで、感動した。


 

 * * 



 翌日から、霧子さんの「指導」は加速した。

 


「久我さん、この稟議書の目的欄。『諸般の事情により』って書いてありますね。

 諸般って何ですか? 具体的に説明してください」


 にっこり。


「久我さん。今の会議、30分間で一度も発言がありませんでしたね。

 出席した意味、あります?

 椅子を温めるだけの業務でしたら、電気ストーブのほうが有能ですが」


 にっこり。


「久我さん。この経費精算の日付、来月になってますよ。

 未来から来たんですか?

 タイムマシンを作れるなら、会社員より発明家になったほうがいいですよ」


 にっこり。


「久我さん。私が火曜14時に送ったメール、返信が木曜16時ですね。

 2日と2時間、何をしていました?

 1時間単位でいいので教えていただけます?」


 にっこり。

 にっこり。

 にっこり。


 全部、声を荒らげない。


 机を叩かない。


 書類を投げつけない。


 にこにこ笑って、事実だけを、正確に、丁寧に突きつける。



 一度だけ、久我課長が反論を試みたことがあった。



「そんな細かいことをいちいち——」


「細かいこと?」



 霧子さんの笑顔が、ほんの少しだけ深くなった。



「久我さん。先月、中原さんの集計表が1行ズレていた件。

 フロア全員に聞こえる声で20分間、お説教されていたようですね。重大なミスだ、と」



 沈黙。


 

「ご自分が叱られるときは基準が変わるんですか。

 もしや高貴なご身分の方ですか? それならどうして会社で働いてらっしゃるんです?」


「……すみません」


「何度同じことを言わせるんですか。

 すみませんはいりません。謝罪は成果物ではないので。はい、復唱」


「すみませんは……いりません。謝罪は成果物ではない……ので」



 久我課長は、それ以降、反論をやめた。


 

 * *


 

 霧子さんは久我課長を徹底的に詰めていたけど、なぜか私には親しげに声を掛けてくれた。

 


「中原さん——彩乃ちゃん、でいい?」


「え、は、はい」


「お昼、一緒にどう?」



 社員食堂の隅の席。


 向かい合って定食を食べる。


 なんだか不思議な気分だった。


 会社の人とのご飯で、こんなにほっとしたのは初めてだ。



「久我さんの下で、よく耐えたわね。大変だったでしょう」



 その言葉だけで涙が出そうになった。



「あなたの仕事ぶり、ちゃんと見てるよ。

 備品の発注リスト、在庫管理表、議事録の精度。全部丁寧だった」


「え、そんなところまで——」


「見てるに決まってるでしょ。部長代行だもの」



 霧子さんが、味噌汁をひと口すすった。



「久我さんがあなたを評価しなかっただけ。

 無能だから人を評価する能力がなかっただけ。

 あなたの価値は、分かる人には分かるよ」



 ……ダメだ。


 泣きそう。


 社員食堂で泣くのはさすがにまずい。



「もう大丈夫だからね」



 霧子さんがそう言って、笑った。


 顔には課長に向ける時の冷たい刃はなくて、ただただぬくもりだけがあった。



 その日の帰り道、ふと思った。



 ——大輝が「大変だったね」って言ってくれたこと、あったっけ。



 思い出せなかった。



 * *



 霧子さんのパワハラは続いた。


 容赦なく、徹底的に。


 久我課長の顔色は、日に日に悪くなっていく。


 あれだけ響いていた怒鳴り声が、完全に消えた。


 正直。


 私にとっては、すごく快適だった。


 


 そして、金曜日の朝。



 


「……お世話になりました」



 退職届を提出した久我課長が、かすれた声で言った。


 フロアに、しん、と静寂が広がった。


 誰も驚かなかった。


 誰も引き留めなかった。


 皆が安堵のため息を吐いた。


 もちろん、私も。


 久我()課長はすごすごと会社を去っていった。


 



 3日後、霧子さんの転勤が発表された。





「次の現場が決まったの。来週には移動するわ」


「え……もう、ですか?」


「短期集中型なのよ、私」



 笑う霧子さん。


 私は——正直、泣きそうだった。


 霧子さんがいたこの2週間は、入社してから一番息がしやすかった。


 怒鳴り声のない朝が、こんなに静かだなんて知らなかった。



「霧子さん。私——あなたみたいになりたいです」



 自分でも驚くほど、するっと言葉が出た。


 霧子さんが、じっと私を見た。



「彩乃ちゃん」



 霧子さんが、真っ直ぐに私の目を見た。



「あなたには、パワハラの才能がある」


「……え?」

  

「ずっと観察してたでしょ。久我さんのことも、私のことも」



 図星だった。


 霧子さんが久我課長を追い詰めていく手法。


 事実の突きつけ方。退路の塞ぎ方。笑顔の使い方。


 全部、目に焼きつけていた。



「他人をよく見ている人は、他人を鋭く抉れるわ。

 身近なところから始めてみたら?」



 そう言って、霧子さんは去っていった。


 ヒールの音が廊下に響いて、やがて消えた。


 

 ◆ ◆



 やってみよう。

 霧子さんに言われたように、身近なところから。



 


 ●Day 1:金曜日



 家に帰ると、いつもの光景。


 大輝がソファに寝転んで動画を観ている。


 テーブルにはカップ麺の空き容器。


 流しにはおなじみの洗い物の山。


「ただいま」


 コートを脱ぎながら、部屋を見回す。


 朝出たときと、何ひとつ変わっていない。


 ううん。


 ゴミが増えた。

 

 変化はそれだけ。


 霧子さんの声が、頭の中で響く。



 ——あなたには、パワハラの才能がある。


 

 深呼吸をひとつ。



「ねえ、大輝」


「んー?」


「この部屋、今朝と何が変わった?」


「え? 別に何も——」


「うん、何も変わっていないよね。

 あなたがこの家に10時間以上いて、何ひとつ変わっていない。

 あ、ごめん。ゴミは増えてたね」



 大輝がゆっくり画面から顔を上げた。



「今日一日、何してたか教えてくれる? 1時間単位でいいよ」

 

「……は? なんだよ急に」


「急じゃないよ。質問してるだけ。答えられない?」


 にっこり。



 大輝が目を丸くしていた。


 霧子さん。こんな感じですか。



 


 


 ●Day 2:土曜日


 

 朝10時。

 大輝はまだ寝ていた。



「大輝。起きて」


「……んー、あと10分……」


「スマホのスクリーンタイム、見せてくれる?」


「……は?」


「昨日の合計、何時間だった? 一緒に確認しよう」



 大輝がのそりと起き上がった。


 目がすわっている。



「何なんだよ、昨日から」


「2年分の質問を、まとめて聞いてるだけだよ」


「うっせえんだよ——」



 大輝が立ち上がった。


 拳を握っていた。


 体がこわばっている。



 ——ああ、怒ったんだ。



 不思議と、怖くなかった。


 まったく、怖くなかった。


 殴ってきても問題ない。


 私のほうが、強いから。



「いいよ、殴りたいなら殴って」


 にっこり。


「でも私、空手五段だから。

 やり返す判断は、一瞬でするよ?」



 大輝の拳が止まった。


 私は5歳から空手をやっている。


 黒帯は高校で取った。

 五段は大学時代になってから。



「……空手? え?」


「全国大会にも出てるよ。私、言ったよね? 

 ああ、人の話なんて聞いてないもんね。——2年間ずっと」


 にっこり。



 大輝の拳が、ゆっくり下りた。



「……お前、変わったな」


「変わったんじゃないよ。我慢をやめただけ」






 ●Day 3:日曜日


 朝から洗い物を片付けた。


 掃除機をかけた。


 ゴミをまとめた。


 全部、私ひとりで。


 いつも通り。


 でも今日は、目的が違う。



「大輝。ひとつ聞いていい?」


「……何」


「この2年間、あなたは私に何をしてくれた?」



 沈黙。



「家賃、私。

 光熱費、私。

 食費、私。

 家事、私。

 あなたがこの家にいる理由を、ひとつだけでいいから教えて」


「俺だって、好きでこうなったわけじゃ——」


「好きでそうなった人なんていないよ。

 でも、変えようとしない人はいるよね、ここに」



 大輝が唇を噛んだ。



「来週の水曜までに、出ていく準備をしてね。祝日だしちょうどいいでしょ」


「本気で言ってんの?」


「質問で返さないで。もう一回言ったほうがいい? 録音もしようか?」


 にっこり。





 

 ●Day 4:月曜日



 帰宅。


 玄関に段ボール箱がひとつ置いてあった。


 中身は空だった。



「箱は用意したんだね。偉いね。中身は?」


「……まだ」


「じゃあ今から詰めよう。手伝ってあげるよ。私、整理整頓は得意だから」



 クローゼットを開けて、大輝の服をハンガーごと取り出す。


 丁寧に畳む。


 箱に入れる。


 てきぱきと。


 笑顔で。



「あ、このパーカー穴空いてるよ。

 次の家で着るぶんにはいいか。

 ——次の家、もう決まった?」


「まだ」


「引き延ばしは受け付けないから。

 子供じゃないんだからどうにかできるよね。

 いざとなれば実家に帰ればいいんだし」



 にっこり。


 退路を、ひとつずつ塞ぐ。


 霧子さんがやっていたように。


 笑顔で。


 静かに。


 確実に。






 ●Day 5(火曜日)


 

 帰宅すると、段ボール箱が3つに増えていた。


 大輝がテーブルについて、うつむいていた。



「……親に電話した。明日、迎えに来てもらう」


「偉い。ちゃんと動けるじゃん」


「彩乃」


「なに?」


「俺のこと、好きだったんじゃねえの」


「好きだったよ。昔はね」



 大輝が唇を噛んだ。



「好きだったから、2年間我慢したの。

 でもね、我慢と愛情は別物なの」





 ●Day 6(水曜日)



 今日は祝日だった。


 迎えの車に段ボール箱を積み込んで、大輝が最後に振り返った。



「……じゃあな」


「うん、さよなら」


 にっこり。



 ドアが閉まった。


 車のエンジン音が遠ざかって、消えた。


 大樹を迎えに来たのは母親だったけど、私には何の言葉もなし。



「子供も子供なら、親も親だね」



 大樹のLINEにそう送って、ブロック。


 マンションの部屋に戻る。 

 

 広い。


 静かだ。


 カップ麺の匂いがしない。


 流しに洗い物がない。



 ——すっきりした。



 スマホを取り出す。


 LINEを開く。


【やりました、霧子さん!】


 送信。


 実は、互いに連絡先を交換していたのだ。


 毎日のパワハラをこうやって報告していた。


 既読がつき、すぐに返事が来る。


【やるじゃない】


 涙が、ぽろっとこぼれた。


 嬉しいのか、寂しいのか、よくわからなかった。


 でも——悪い涙じゃなかった。


 ◆ ◆


 都内某所のカフェ。


 霧崎霧子はスマートフォンの画面を見つめ、小さく微笑んだ。



「よかったわね、彩乃ちゃん」



 嬉しそうにコーヒーを一口飲んだところで、対面の席にスーツ姿の男が座った。


 株式会社ヤシマ、本社人事部長の黒沢だ。


 先日まで霧子が業務改善担当として赴任していた、あの会社の人間である。



「霧崎さん。今回もお見事でした。

 久我がいなくなってから、当該部署のパフォーマンスが250%向上したそうです」


「ふふ、よかったわ」


「本当に助かりました。

 我々では何年も対処できなかった問題を、たった2週間で解決していただいて……」



 ——パワハラを、パワハラで駆逐する。



 それが、彼女の仕事だった。


 企業が持て余したハラスメント加害者を、合法的かつ徹底的に追い詰め、自主退職に導く。


 伝説のパワハラ屋。


 それが霧崎霧子だ。


 黒沢が、テーブルの上に封筒を置いた。



「今回も完璧な仕事でした。こちらが報酬の——」



 霧子が、片手でそっとそれを押し返した。



「今回はサービスよ。気持ちよくパワハラできたもの」



 黒沢が固まった。


 霧子はコーヒーをもう一口すすり、スマートフォンに目を落とした。


 受信トレイに、新しい依頼メールが一件。



「パワハラに困っています。助けてください」


 


 


 にっこり。






最後までお読みいただき、ありがとうございます!


「スカッとした!」「久我元部長ざまぁ!」「大樹のクズ!」「霧子さんの次の犠牲者は誰だろう?」などと思っていただけましたら【☆☆☆☆☆】を押してもらうと励みになります。


ブックマークやリアクションも大歓迎、よろしくお願いいたします~!


新作投稿しました、こちらもぜひお読みください!


【短編】(元)伯爵夫人イリスは許さない

 https://ncode.syosetu.com/n0311lw/

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― 新着の感想 ―
>「あなたには、パワハラの才能がある」 お、おう・・・ ちょっと言われたくない感じの評価っすね・・・
バケモノにはバケモノをぶつけるやつだ……!
無敵の人を産みそうなので対応も願います
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