真夏のキミと花火を見たかった+ 久磁原由井編
僕と由井が付き合ってからまもなく1年になる。
今年の夏は僕にとって最後の夏になる…。
どうなることやら…。
「彩先輩!おはようございます!」
「おはよう由井!」
「朝早いんですね!」
「まぁね!」
「っで、今日の放課後時間ありますか?」
「放課後?暇だからいいけど」
「やった!ありがとうございます!じゃあ放課後に!先輩の教室でいいです!」
「うん!またね!」
…。
「一体何の話なんだろう。教室で待ってればいいって言われたけど。」
「彩先輩ー!お待たせしました!」
「おっ、由井!話って何?」
「今年の夏!海に行きませんか?!」
「海か!いいね!!」
「いいですよね!ちょうどバイトでお金も溜まりましたし!」
「そうなんだ!僕も最近お小遣いを貯めたから良いよ!」
「じゃあこのチラシ見てください!」
「なになに?海へ来い!お盆休み夜の海で打ち上げ花火を見よう!なるほどね!」
「そうなんです!また彩先輩と花火を夏に見れたらなって!」
「僕も同じ考えだよ!」
「ありがとうございます!じゃあ今年の夏は海で決まりで!」
「もちろん!行こうね!!」
こうして由井と夏休み海へ行く約束をした。
…。
「確か駅で待ってればいいはずなんだけど…」
「お待たせしましたー!」
「あっ!由井来たね!」
「お待たせです!さぁ行きましょう!次の電車です!」
「OK!」
ガタンゴトンガタンゴトン、キキーッ
「さあ!着きましたよ先輩!乗りましょう!」
「ああ!そうだな!」
…。
「思ったより空いてるなぁ。お盆休みだからもっと混んでるかと。」
「空いててラッキーですね!先輩!」
「だな!あっ!窓見て!海が見えて来たぞ!」
「本当だ!綺麗ですね!先輩!」
「そうだな由井!」
「まもなくー、南岸海前ー、南岸海前ー、お出口は右側です。」
「先輩!そろそろ降りますよ!」
「わかった!右側ね!」
…。
「うわぁぁ!先輩!海が綺麗ですねぇ!」
「本当だなぁ由井!青いなぁー!」
「綺麗ですね!あっ!見とれている場合じゃない!私テント立てます!」
「うん!よろしく!じゃあ僕は服を脱いで水着になるよ!」
「わかりました!私はテントを立てたら中で着替えて来ますからね!」
「はいよ!」
「先輩…覗かないでくださいよ?」
「大丈夫!覗かないよ!」
…。
「着替えたー?」
「着替えましたよ!もう見ていいですよ!」
「うん!おっ…」
(由井の水着姿かぁ…!良いぞ…!とにかくよくわからんけど、とにかく良いぞ…!)
「じゃあ私、海の家で焼きそば買ってきます!」
「わかったよ!」
…。
「美味しいですね!先輩!」
「うん!美味しいな!」
「もう6時なんですね!夕日が綺麗ですね!」
「綺麗だなぁ…。さて、花火が上がるまで泳ぐか!」
「はい!泳ぎましょう!」
(由井の水着姿、やっぱ慣れないなぁ…!けど良いからいいや!)
こうして2人は海を楽しんだ。
「はぁはぁ、疲れましたね先輩。」
「そうだな!1時間半くらい泳いでたもんな!」
「そうですね!」
「もうすぐ花火が上がるな!」
「そうですね!」
ヒューーーーッ、パァァァァン!
ドーン!パァァァン!
「綺麗ですね!先輩!」
「そうだな由井!花火の明かりが水面に映って綺麗だな!」
「こうして先輩とまだ花火を見れて、私とても幸せです…。」
「僕もだよ…!」
「じ、じゃあ、先輩の唇、奪っていいですか…!」
「あぁ…いいよ。」
チュッ。
2人は海の青さと花火のピンクが混ざったような恋を楽しんだ。
5人それぞれのストーリー。
楽しんでいただけましたか?
これから先の続きは、今読んでいるあなたに任せます。
ご愛読ありがとうございました。
真夏のキミと花火を見たかった -END-




