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バタフライ

作者: Akari!

目覚めてしまった蝶のように。


壊れたペン 割れたガラス

真っ赤な指先 知らない私

怖いけどなぜか興奮するの


また一人 静かな部屋

その静かささえ嫌になってしまう

本当欲張りだよね 私はさ

でもそれは私のせいじゃない


知らない 知らない だけどなぜ

怖い 怖い つらい 嫌い

上を向き 鏡を見たら

目の前の怪物は誰なんだよ!?


あーまた 少しずつ 少しずつ

消えてゆく

あーちょっと光へと手を伸ばし

届かずに

あー一回信じてがんばったが

抜けた炭酸

出口のない部屋で一人

迷ってしまった蝶のように。


キモい笑顔 嘘の「いいね」

幸せな日々 知らない私

好きだけどなぜか疲れちゃうの


あなたの声 優しさも

全部全部嫌になっちゃうの

本当理不尽ね 私はそう

でもそれは私のせいじゃない


生きたい 生きたい だけどなぜ

嫌い 嫌い つらい 怖い

上を見上げ 鏡を見つめ

怪物が粉になって消える!


あーまた 少しずつ 少しずつ

死んでゆく

あーちょっと 高い壁 乗り越えて

また落ちて

あー一回仲良く助けたが

消えた温もり

犯して初めて罪に気づく

狂ってしまった蝶のように。


あー暗い暗い怖い怖い怖い

あー嫌い嫌いつらいつらいつらい

あー痛い痛い痛い痛い痛い

  痛い痛い痛い痛い痛い

    居たい。

あーまた 少しずつ 少しずつ

消えてゆく

あーでも 光へと とを伸ばし

生きるんだ

あーちょっと 信じて 助け合うの

剥がれた仮面

なんて素晴らしい光景だ

花に止まった蝶のように。


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