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下着ではないから恥ずかしくない!

「見えたよ!あそこがマリナル王国だよ!」


「わあっ…!綺麗な海だよ!」


「あれが海…」


ゼリータウンから馬車に乗って揺られることおよそ二日、ようやく目指していたマリナル王国へと辿り着き、目の前に広がる瑠璃色の大海原に誰もが目を奪われる。


「わあ…あはは!」


「リュクウちゃんもここが故郷だって分かるのかな?あんなにはしゃいでるよ」


海が見えるなりリュクウは本能的に故郷だと理解したのか、表情が明るくなりその場で小躍りしていていた。


「グリーはここで待っていてね。ドラゴンをおいそれと王国の中に入れると大騒ぎ訳になるからね」


『グルル…』


「って、おい。ダメだって」


ドラゴンであるグリーは国から離れた森の中で待機させようとするが、言葉を理解していないのか尚も着いて行こうとする。


「グリーはここで待ってて」


『グル…グルル…』


メイナスとレイラの耳にも言葉を貸さなかったグリーだが、リュクウの一言で目を丸くし、すごすごと茂みの中に入って体を丸め眠ってしまう。


「本当にリュクウちゃんは不思議な子ですね」


「テイム系のアクティブスキル、或いはゴッドプレシャスを持っているのかな」


手懐けるのが難しいはずのドラゴンを自身の手足のように操るリュクウの力に改めて驚かされるのだった。


「あ…あのぉ…目のやり場に困るんですけど…」


「それは僕も同じだよ…」


グリーを森の中に待機させ、王国の町中に入るもスザクとリュクウは平然としているが、それ以外のメンバーは周りを見て恥ずかしそうにしていた。


「な…何でここの人達は…下着みたいな格好をしてるの!?」


と言うのも国に入ってみると目に付く人達、特に女性に関してはほぼ下着と変わらない格好で町中を堂々と歩いていたために、見てるこっちが恥ずかしくなっていたのだ。


「皆…ゼリータウンで話してたこと覚えてる?」


「何を話してたんだっけ?」


苦笑いしながらミエナはゼリータウンでのことを話し始めるが、何のことかはすぐに思い出せなかった。


「ほら、下着姿みたいな『アーマービキニ』って装備の話」


「ああ、川でスライムを洗い流してた時のか…って、まさかこれのことか?」


「そう…それがこれなの」


ミエナが話題にしていた下着姿の装備。それこそが今マリナル王国の人々が身に着けている衣服や装備なのだと言う。


「恥ずかしくないのかな?」


「慣れ、もしくは文化の違いって奴だろうね。国や大陸によっては衣服だけでなく宗教や食文化なども異なってくるからね」


見ている自分達でも顔から火が出そうだと言うのに、この国の人々は平然と着こなしているため違和感があった。


「ちょっといいかのう?リュクウの姿が見えんが…」


「え?あれ!?何処に行った!?」


ふとユウキュウがリュクウがいないことに気付き、一同に呼び掛ける。


「ほぉ〜…」


「あ、いたいた。何してるの?」


アメジスが何かを見つめているリュクウを発見するが、その視線の先には生簀(いけす)に入った魚が泳いでいたのだ。


「やっぱり人魚だから魚が好きなのかな?」


「場合によっては捕食することもあるらしいからね」


人魚族は基本的に水中にて魚や水生のモンスターとも仲が良いが、時には狩猟して捕食する場合もあるため、リュクウも魚と友達になりたいのか或いは捕食したいかは不明だがその辺は他の人魚と変わらないのだろう。


「…コバルトラビリンスで何か騒ぎが起きて、モンスターが殺気立ってるんだって」


「え?何でそんなこと分かるんだい?」


これから向かうであろうコバルトラビリンスの異変を自分達よりもいち早く知っていることにルアーネも首を傾げる。


「魚が怖がってるの」


「魚が?そうか、魚と仲良くなれるなら、魚や水生モンスターとも意思疎通が取れるんだよね」


何処からそんな情報を仕入れたのかと思えば人魚族ならば、魚からコバルトラビリンスの現状を知ることは容易なはずだと考える。


「なるほど、やっぱりこの間のマンタイトも他のモンスターや異常気象によってダンジョンを追いやられたんだろうね」


「んで、あたしらはその原因を調べるんだっけか?」


リュクウを見つけた一同はカフェテラスにて一服すると同時にこれからのことを話し合っていた。


「あの…クエストの内容は把握しましたけど、私達にどうしたら良いのでしょうか?単なる気象による物ならどうしようもないですし、ゴッドプレシャスなら私達の手に余るのでは?」


「難易度から考えてAランクかSランクの者でなければ対処は不可能じゃろう」


内容はコバルトラビリンスで起こっている異常気象の原因調査だが、はたして自分達で対処し解決出来るかどうか分からなかった。


「それは違うよユウキュウ。ゴッドプレシャスに対抗出来るのはゴッドプレシャスだけだ。僕らは少なくとも二つ知っているはずだ」


「スザクちゃんのフェニックスの力とルアーネちゃんの賢者の書だよね」


神の領域にも匹敵する絶大的な力と圧倒的な能力を持った神秘の存在ゴッドプレシャス。並大抵のことでは対抗出来ないが、同じゴッドプレシャスならばそれも可能なはずだ。


「ボクのことはともかく、学園長もそのつもりで送り出したんだろうね」


「僕達ならばきっとコバルトラビリンスでの異変を解決してくれるってね」


そして自分達はその貴重な存在に既に二つ出会っているため、いわばその道の専門家であるため、このクエストに抜擢されたのも納得とも言える。


「それに先に調査に向かったマリナル王国の冒険者が行方不明になっているのも気掛かりだ。どっちみち看過は出来ないよ」


「尚更ボク達にしか出来ないからこその指名だったんだろうね」


マリナル王国も黙って指を咥えているだけではなかったが多くの行方不明者を出しているため、その報せを重く見た学園長も何とかしようとしたのだろう。


だからこそかつて学園長が保有していた賢者の書を受け継ぎ弟子となったルアーネはもちろん、学園内でも破竹の勢いでBランクまで駆け上がった期待の星とも言えるスザク達を共に送り出したのだろう。


「つまり、どうあっても海底にあるダンジョンを調べるためにアーマービキニを着る必要があると言うことじゃな」


「まあ、そうなるね」


自分達の目的を確認したところで、あの下着姿のような装備をして海底に向かわねばならない事実も確認するのだった。


「まあまあ、私が可愛いのを見繕(みつくろ)ってあげるから!」


「何か生き生きしてんなミエナ」


「スザクちゃんも素材がとっても良いんだからスゴく可愛くしてあげるよ!」


オシャレには目がないミエナは例え下着姿のようなアーマービキニでも妥協しない様子を見せ、さすがのスザクも思わず目を丸くしていた。


「いらっしゃいま…わあっ!可愛いお客さん達ですね〜!」


早速、専門店に向かったところ出迎えたのは帯のような形状のアーマービキニをしたショートカットに口紅をした大人びたモデルのような女性だが、ミエナ達を見るなり興奮した様子で詰め寄ってくる。


「これまでにも多くの女の子のアーマービキニは仕立てたけど…あなた達は逸材だわ!」


「そ…そうですか?ありがとうございます…」


食い気味に近寄ってくる女性店員の胸元には『リラ』と書いてある名札があって、彼女はルアーネ達をまるで宝石の原石でも見るかのように褒め称えた。


「ここはアーマービキニ専門店『南国の華』!グラマラスでスタイル抜群の女の子から小振りで愛らしい女の子まで幅広く扱ってるわよ!」


「…とにかく男の人でなくて良かったね。僕はあっちで選んでるよ」


食い入るように店の自己紹介もし、隙あらば彼女達の身体のサイズを頭のてっぺんから爪先まで測る様子にメイナスは気を利かせて一人でアーマービキニを選び始める。


「ではまずはあなたから!」


「あたしからか?」


最初に指名したのは呆然としているレイラだった。リラはレイラの同意も聞かずに試着室に連れ込むのだった。


「おおっ…!あなたは引き締まったボディラインと大きな胸がありますねぇ〜!」


「ひゃあ!?何すんだよ!?無理やり服を…って、下着も引っ剥がすなぁー?!」


「中で何が…?」


やっぱり女の子が好きだったらしくリラは試着室のカーテンの先でレイラに変な声を出させるため、同性であっても中で何が起きているか気になって…いや、他人事ではなくいずれ自分達も同じように連れ込まれるのだから気が気でなかった。


「あれ、下着も脱ぐの?」


「あ、言わなかったっけ?」


「つまりアーマービキニとは一度裸になって着ると言うことなのか?」


「恥ずかしいです…」


会話を聞いて思い返してみるとアーマービキニが下着姿も同然ならば、その下に何か衣類を着て着膨れしているようにも見えなかった。そのため装備するには一度裸になるしかないと言うことは確かだった。


「あたなには…こう言うのがよろしいかと!」


「うわ…本当に下着みたいだな…」


カーテンが開けられると、街中でも多く見受けられた胸と股間を覆うタイプの黒いアーマービキニを着用したレイラが頬を染めながら姿を披露される。


「わあ…!レイラ姉さん、カッコいい!とっても似合うよ!」


「あのなぁ…似合うって言ってくれるのは嬉しいが、これで街中で出るんだぞ?複雑な気持ちだぜ…」


どっちにしてもこの格好で街中を歩くのだから褒められて嬉しい半面やはり恥ずかしかった。


「ボーイッシュでスレンダーだけど、女の子らしい内面をアピールするのもありよ!」


「こんな格好で出歩くのかい…?」


次に試着室から出てきたのはルアーネだ。下がハーフパンツ型でボーイッシュな服装をしている彼女にはピッタリであったが、括れのあるボディラインも見えていて女の子らしさがアピールされていた。


「あなた達みたいなワガママボディはそれをしっかりアピールするタイプが一番だわ!」


「へぇ〜、これも可愛くて良いわね!」


今度はミエナとスザクが試着室に連れ込まれ、レイラと同じくビキニタイプの物を試着していた。ミエナのにはフリルがあしらわれていて可愛らしさが出ていた。


「気のせいかスザクちゃんのは何だかミエナちゃんのより色っぽいような…」


「確かにミエナとは何か違うな」


前述の通りスザクもビキニなのだが、少し布面積が小さい三角ビキニで赤と白のストライプとセクシーさが強調されておりアメジスはドキドキしていた。


「あなたにはワンピースタイプの方が似合うわね!」


「ほぉ〜、アメジスも似合うじゃないか」


「ありがとう!」


アメジスは花柄のワンピースタイプのアーマービキニを着用していた。こちらも所々にフリルがあしらわれていて雰囲気と相まって似合っていた。


「あの…私のこれは?」


「それは古いタイプのワンピースタイプのアーマービキニだけど、あなたにピッタリだわ!」


ニナが着用しているのはアメジスと同じくワンピースタイプのアーマービキニだが、フリルなどの装飾はなく色も紺色とシンプルなデザインでどう見てもスクール水着であった。


「さて、あなた達にはどうしようかしら?」


(わし)はサラシと(ふんどし)かのう?」


「ダメよ!あなたはせっかくの可愛らしいスタイルをアーマービキニで見せれば輝くんだから、そんな古臭過ぎるのはダメよ!」


残っているのはリュクウとユウキュウだけなのだが、良い仕事をしたと言う顔のリラはユウキュウのトンデモ発言を聞いて勿体ないと反論する。


「そうねぇ、あなたなら…これはどうかしら?」


「…何じゃ、やたらに子供っぽいのう」


「何言ってんだよ。年相応だろうが」


ビキニタイプではあるが白地に青の水玉模様にフリルとデザインもサイズも子供に合わせたアーマービキニにユウキュウは少し不服そうにしていた。


「後はあなただけだけど…」


「その子は人魚族なんですけど、必要なんですか?」


最後にリュクウのアーマービキニを選ぼうとするが、彼女は水中で生活する人魚族であるため必要なのかと問いかけるとリラは驚いたような顔を浮かべる。


「人魚族の子?珍しいわね、まだこの辺にいたのね」


「ん、それどう言うことだよ?」


この国には人魚族の住処であるコバルトラビリンスがあると言うのに、まるでここからいなくなってしまったみたいな言い方だった。


「あ、皆、中々似合ってるね…って、どうしたの?」


「それがね…」


アロハシャツにトランクスタイプのアーマービキニを着用したメイナスが合流しリラから気になる情報を耳にするのだった。


「確かにマリナル王国には人魚族が住んでたんだけど、もう二十年前から徐々に姿を消してるんだ。今では見かけることはほとんどないんだよ」


「二十年前から?」


「私がこの子と同じぐらいの歳までは見られたんだけど、何か重大な出来事が起きて以降はめっきりね…」


今から二十年前まではマリナル王国には人魚族がたくさんいて、リラはもちろん誰でも優雅に泳ぐ姿を見られたのだが、ある時を境に徐々に数を減らし、もはや誰も見かけることはなくなったのだと言う。


「何が原因なの?」


「人魚族は子孫繁栄のために若い人魚達だけで海遊することがあるけど、その内の何人かは帰巣本能で元の海域に戻って来ることがあるんだ。だから一人もいなくなるなんておかしいんだ」


基本的には人魚族は生まれた海域からいなくなることはない。もしもあるとすれば若い人魚達による新婚旅行(ハネムーン)に出かけるぐらいだ。


「いなくなる理由としては強いモンスターや人間に住処を追われたか、住んでいる海域が汚染されたか…いずれにしても海に何かしらの異変が起きたためにいなくなったんだろうね」


「けど、マリナル王国は海と共に生きる国なのよ。海の美化には人一倍気を遣っているわ」


考えられるとしたら人魚族の住む海域が汚染されたか、危険なモンスターが住み着いたかによって追いやられた可能性もあるが少なくとも汚染が原因ではないようだ。


「まあ、あるとしたらモンスターの可能性があるわね。二十年前にもモンスターがヤケに攻撃的になってて冒険者が大勢駆り出されたのを覚えてるわ。そう言えばちょうど、今みたいに異常気象が観測されていたかしら?」


「二十年前と同じことが起きているのなら、ボクらがここへ来た要因はその強力なモンスターのせいなのかな?」


まるでリラの話を再現するかのように二十年前の出来事が次々と起きているのなら、今回のクエストは人魚族がこの国から去った理由を探ると言うことにもなるだろう。


「どっちにしてもコバルトラビリンスに何かが起きていることは確かだろうね」


「まさかコバルトラビリンスに行くのかい?だったら止めておいた方が良いよ。二十年前もだけど今回の騒ぎの中心だし、多くの冒険者が消息を絶ってるんだよ」


ダンジョン名を聞いてせっかくの逸材である可愛い女の子達を危険な目に遭わせたくない一心でリラは警告するように引き止めてくる。


「それに最奥には古竜が住み着いているって伝承があってね、もしも騒ぎの原因がその古竜だったら…」


「古竜?」


「長寿とされるドラゴンの中でも最古…つまり長生きしたドラゴンのことで、長く生きた分そのレベルは並大抵のドラゴンを上回ると言われているんだ」


驚いたことにコバルトラビリンスには生きている内に見られるかどうか分からないとされる古竜が住み着いているかもしれないと言うのだ。


「Sランクなんて当たり前で、天候や大地などを気分次第で容易に変化させることも出来るんだ。言ってみればゴッドプレシャスとも同様とも言えるかな」


自分の気分だけで自然を思いのままに変化させるなんて、まるでフェニックスの不老不死やイグドラシルの賢者の書のようなゴッドプレシャスにも引けを取らない程の絶大な力だ。


(まるでパンドラの森でスザクちゃんと出会った時みたい…)


そのゴッドプレシャスを持つ最古のドラゴンがダンジョン内にいると聞いて、アメジスはスザクの孵化に立ち会った時のことを思い出していた。


「あくまでも僕らの仕事は異変の調査だよ。もしも古竜の討伐となれば多くの国を挙げて挑まないとならないことになるよ」


「単なる調査かと思えば、最悪の場合は戦の火種を垣間(かいま)見ることになるのう」


ただのドラゴンでも国の軍やベテラン冒険者が動くことが多いのに、ゴッドプレシャスそのものとも言える古竜がもしも荒ぶれば…いや、場合によっては移動するだけでも甚大な被害をもたらすとされるため、動き出すだけでも国が非常事態宣言を出すこととなる。


最悪古竜と戦うこととなれば、その絶大な力を遺憾(いかん)無く発揮して敵対するあらゆるものを蹂躙(じゅうりん)するため、国は存亡を懸けて大規模な戦争に発展するだろう。


今回のクエストの内容はダンジョンの異変が戦争の火種に繋がるか繋がらないかどうかが鍵となってくるだろう。


「あの〜…真剣なお話中に失礼なのですが、結局私達はこの格好で外に出るんですか?」


「あ…そう言えば…」


思わぬ情報を手に入れ真剣な話をして忘れていたが、コバルトラビリンスに向かうにしてもまずは街中を通り抜ける必要があるのだが、それにはアーマービキニの姿で出歩かなければならないのだ。


「可愛いけど、恥ずかしいわね…」


「マジで行くのか…?」


「ふふふっ…そんなあなた達にこの言葉を贈るわ」


恥ずかしさも一時は忘れられていたが思い出した分、より一層恥ずかしく感じる中でリラはある賛辞を贈る。


「確かに下着姿なら恥ずかしい!けど、それはアーマービキニ!()()()()()()から恥ずかしくない!」


下着なら恥ずかしいのは当然だが、アーマービキニはその部類じゃないから恥ずかしがる理由はないとリラは大声で自信満々で告げたのだ。


「種類とか名称とかの問題なのか!?」


「下着みたいな姿だから恥ずかしいの!」


「つべこべ言わずに外に出んかーい!」


「お客さんに向かって!?」


枠組みが違っても下着にしか見えないから同じことだと反論するも、リラはもはや問答無用と言わんばかりにアーマービキニの代金を受け取った後にアメジス達を店の外に蹴り飛ばす。


「ううっ…恥ずかしいです…」


「何か…ジロジロ見られてる…?」


外に追い出されたニナ達は胸や股間を手で必死に隠し、モジモジしながら人の視線を気にしていた。


「僕はそうでもないけど…」


「お前のは格好が下着姿と言うよりもラフな格好っぽいからだろ!」


「あたしは…何かジロジロ見られると…身体の内側からゾクゾクしてぇ…♡ちょっと癖になりそう…♡」


「お前は変な扉を開くなよ!」


下着姿とは言えない姿のメイナスと、人の視線を受け続けることで未知の感覚を味わい別の意味でモジモジするスザクだけは例外だった。


「…なるほど、確かにこの格好も良いね」


「慣れって怖いけど、言わばこれも習慣って奴だね」


しかしながら最初は恥ずかしがっていたものの、周りの人々が堂々としているのを見たり、アーマービキニを着続けたことで次第に慣れてしまうのだった。

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