[完結]あなたの愛人になった記憶ありませんが？！皇帝に溺愛されて困っています

修道院で息子と共に、平和な生活を送っていたエスメラルダ。
ある日突然皇帝がやってきて、奇妙な手違いから息子とエスメラルダを宮殿に連れていってしまう。なんと「離れている間、お前のことを忘れたことはなかった」と言うほどの溺愛ぶりだ。どうやら皇帝は昔の恋人と勘違いしているみたい。
さらにエスメラルダを妃にむかえようとする。誤解を解こうとするが、話は余計にこじれるばかりだ。
崖っぷち状態になったエスメラルダは、皇帝をドン引きさせて、別れるための計画を次々に考え出す。しかし、それも期待はずれの反応ばっかりされて……。一方、皇帝の身にも腹違いの兄ベネディクトの陰謀で危険が迫っていた……
華やかな宮廷生活の中で、皇帝の溺愛にも、陰謀にも巻き込まれまいとするエスメラルダの奮闘ぶりをご覧あれ！