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多分、そこまで考えていないと思うよ 〜腐敗した貴族はなぜ民を苦しめてまで贅沢をするのか〜

作者: 六戸行部

 最初に宣言します。 今回はネタ寄りの謎考察です。


 なんだこれという感じではありますが、お時間のある方はお付き合いくださると私が喜びます。


 さて、今回のテーマは腐敗した貴族はなぜ民を苦しめてまで贅沢をするのかです。


 悪い貴族といえば、という代名詞とも呼べるのが民衆からの搾取ですが、その金を何に使うのかといえば贅沢です。


 毎日パーティーをしてみたり、豪華なドレスを何着も買ってみたりという光景はまさに多くの人がイメージする悪い貴族そのものではないでしょうか?



 では、何のためにそれらをするのでしょうか?


 ただ贅沢をしたいからというのもあるでしょうが、体面を保つためというのも大きな理由の一つでしょう。


 そんなことを言い出すと高潔な騎士あたりに反乱を起こされそうな感じですが、実のところ結構大切だったりします。


 なぜかというとこれだけの贅沢ができるならそれを武器などに注ぎ込めばどれだけの兵器が揃えられるだろうかという抑止力になるんですね。


 それは潜在的な敵対者に攻め込ませないようにという意味合いもありますし味方に切り捨てられないようにするとためにも大切です。


 しかしそんなことをいうと民衆が苦しい中で絞り出していたりそもそも借金だったりで贅沢をしていることが抑止力になるとは思えないという反論が出てくるかと思います。


 しかし、よく考えてみてください。 そのような状況でsnsなどが十分に発展しているということは考えにくいです。


 同じくジャーナリストなどが領内を取材して民衆の苦境を発信するというのも期待薄です。


 その一方で、貴族が開くパーティーには多くの知識人が訪れ、記録が残されるでしょう。


 結果として実は無理をしていたとしてもそれは伝わらず、表面的な繁栄のみが広がるということになるのです。


 つまり贅沢をする貴族たちは民衆から搾取し・苦しめているように見えても実は侵略者の虐殺から守っている場合があるということです。



 では、書きたいこともあらかた終わったのでそろそろ締めに入りたいと思います。


『貴族連中そこまで考えてないと思うよ』



 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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