投稿者:DIY
〜総合オンライストア mamasonより抜粋〜
《プロフィール》
投稿者: DIY
一言:現場一筋。シャイな職人気質です。主に現場仕事で使ってる小道具についてちょこっとレビューさせてもらいます!
こんにちは。
レビューウォッチャーの殺人ピエロです。
このコンテンツ『殺人ピエロの週替わりcreepyレビューウォッチング』、ではオンラインショップmamasonさんで見つけた面白おかしいレビュー、レビュワーさんを御紹介しております。
さて今回の動画でご紹介するレビュアーDIYさんは精力的にレビュー活動をされている方です。
その数はなんと千件以上。自己紹介にある通り取り扱う商品は御自分の仕事で活用している工具や器材などになっています。
評価は概ね甘め。よほど品質が悪くない限りは星3より下の評価をつけることはしないようです。
レビューはすこし独特な言い回しを使われるところも見受けられますが基本的には実直な、悪く言えば当たり障りがなく面白味に欠ける文章。
ですがむしろそれが逆に仕事一筋なその人柄を伺わせるようで好感が持てます。
この方のレビューを見つけた時、そのまま素通りにしようと思ったその手を何故、止めたのか。アカウント名をクリックしてその履歴を見ようと思ったのかは僕は未だに思い出せません。
ただ何となくライターとしての勘というか喉に引っかかった小骨のような違和感を感じたのだと思います。
《レビュー履歴》
商品: パーカー(プルオーバー・メンズ)
レビュー評価: ★★★★☆
タイトル:私服としても活躍
本文:
どうも。今回はこのパーカーについて語りたいと思います。その普通すぎる外見が、私には最適なんです。
例えば街を歩いていても会いたくない人っていますよね。そんな時はフードを被ると顔を隠せるので目立たないように行動できます。気分はまるで透明人間。私のように人目をものすごく気にするたちの人にはマストなアイテムですよね。
ただ、視界がやや狭くなるのがやや難点かな。うっかり大事なものを見逃すこともありますから。
後は生地がすこし肌に合わなかったかも。肌が弱いのですぐ被れる性質です。そこで、星をひとつ減らさせていただきました。すいません。
商品: ネイルハンマー/金槌(225g)
レビュー評価: ★★★★★
タイトル:頼れる相棒
本文:職業柄、現場で施錠されたままのドアや、釘打ちされた窓なんかに遭遇することがあるんです。でもこれがあれば一振りで解決します。まあ一振りは大袈裟ですけど大抵は何とかなってますね。
ただし、その力強さ故に、自分の指を打つと大変なので取り扱いには注意が必要です。同業の方からはたまにうっかりさんて呼ばれてます。
商品: ガムテープ 50mm×25m巻
レビュー評価: ★★★★☆
タイトル:仕事に欠かせない一品です。
本文:強力な粘着力で、現場の荷物をしっかりと固定、運搬できます。使い捨てできるからロープよりも使い勝手がいいです。
あとこれ豆知識なんですが応急処置にも使えるってご存知でしたか。切り傷の際の止血や骨折時の固定ができるんです。災害時に救急隊の方が使う方法だそうですね。現場でも予期せぬトラブルがよく起きるので重宝してます。
『現場』という表現。はっきりと感じた最初の違和感がそれです。
頻出するその言葉がDIYさんのお仕事を意味しているのは間違いないわけですが、実際に彼がどのような職に就いているのかはレビュー上では名言はされていません。勿論、自らの個人情報について差し控えることはネットで活動する上で当然の自衛手段です。
ただ千件以上もの仕事道具にまつわるレビューを読んでも尚、僕はDIYさんが携わるその職種、業態がまったく掴めずそれを不可解に感じたのです。
商品: 雑巾(吸水・速乾・学校家庭用)
レビュー評価: ★★★★☆
タイトル:後始末って大変
本文:DIYです。今回はこの雑巾について。なんの変哲もない雑巾ですが後片付けの掃除の主戦力です。
まずその吸収力。水分をしっかりと吸い取ります。そして、一度使った後は燃やせば、あっという間に消えてなくなります。後始末がこれほど簡単なアイテムは他にありませんね。
商品: 業務用ハイパワー洗剤(3種混合)
レビュー評価: ★★★★★
タイトル:後始末って大変その2
本文:DIYです。洗濯って大変ですよね。仕事着に頑固なシミが残ることがあるんですがとても哀しい気持ちになります。今回手に入れたのはこの業務用洗剤。何を洗うにもこれ一本、というくらいの万能ぶりに感嘆しています。
最大の特徴は強力なアルカリ性。これがあらゆる汚れを残さず洗い流します。赤ワインをうっかりこぼして床を汚しちゃったって時にも大変役立ちます。
ただこの洗剤の力強さ故に手荒れは避けられません。ゴム手袋は必須ですよ。
商品: 金槌
レビュー評価: ★★★★★
タイトル:頼れる相棒その2
本文:DIYです。現場で資材を撤去する際に必ずといって良いほどつきまとうのが残留物の問題。産廃としてゴミに出すにしてもきちんと分別しなくてはいけませんし大きさも決められています。三十cm立方体以上のものが粗大ごみって知ってました?
そんな時、困った私を救ってくれるのはいつだって金槌です。その力強さはあらゆる問題を容易く粉々にします。そう粉々にしてしまえばいいんです。粉にしてしまえば燃えるゴミとして捨てても咎められることもなく簡単に処分できるんです。
ただしその力強さ故に注意が必要です。誤って自分の指を打つと大変ですから、取り扱いには十分注意しましょう。
それにしても、この金槌、仕事の後始末までこなしてくれるなんて、まさに万能なパートナーです!
DIYさんの『現場』とは何か。
レビューから分かる少ない手掛かりは以下です。主に個人で仕事をされている。怪我をすることがある。施錠や釘打ちされた窓やドアを破壊することもある。また片付けや掃除を行うことがある。
この辺りから推測できそうな仕事は廃屋などの解体業作業でしょうか。
第二の違和感はパーカーのレビューです。
DIYさんのレビューは仕事道具が専門です。休日に寛ぐためのワインやゲームなど私生活を伺わせるようなアイテムをレビューすることは一切ありません。その理屈からするとパーカーは仕事着として活用しているのでしょう。彼はフードを被って顔が隠せることに着目しています。顔を隠す方が都合がいい現場仕事とは一体何んでしょう。
商品: 金槌ネイルハンマー/金槌(220g)
レビュー評価: ★★★★☆
タイトル:頼れる相棒その3
本文:先日、購入しました。
まず驚いたのは、その持ち運びの容易さ。コンパクトで重さも適度、まるで手袋のように手にフィットします。一振りしただけで、ある種の満足感が得られますし、その振り下ろした瞬間のショック吸収も良好。まるでボクシングのグローブのようです。
ただ、使用後の始末が少々厄介。衝撃で飛び散ったものを始末するのには、苦労します。特に、カーペットの上では注意が必要です。
それでも、この金槌の"打つ"快感は他のツールとは一線を画します。強くおすすめします。
商品: 肉切り包丁
レビュー評価: ★★★☆☆
タイトル:主戦力とはいきませんが
本文:知ってましたか。野菜は押して、肉は引いて切るんだそうです。でもどうしても肉を押して切らなきゃいけないって時もありますよね。これだけの刃渡りなら押してよし引いてよし。ザックザクに切れること請け合いです。
また、持ち運び時の安全性についても言及しておきたい。刃物ですから、取り扱いには十分な注意が必要ですね。別売りの専用のケースを購入すると良いでしょう。
※使用後は必ず洗ってからしまいましょう。
商品: エンジン式チェンソ―(ガイドバー300mm)
レビュー評価: ★★★☆☆
タイトル:試行錯誤は失敗?
本文:今回はこのチェーンソーについて。
そのパワーは圧倒的。木材を切るように、ある程度の硬さを持つものでも容易に切断できます。しかし問題はその騒音! 静かに作業を進めたい方には向きません。かくいう私も静かに仕事がしたいたちなのでこの一点で現場の導入は断念しました。
また、持ち運びについては、重さと大きさから考えるとかなり厳しいですね。この手のツールは、大きな仕事をする際には有効ですが日常的な使用にはあまり向きません。それでも、その切断力とパワーは確かですけど。ということで星みっつです。
また以上の三件についてもどことなく物騒な雰囲気があります。包丁のレビューは料理について言及しているようですが他のレビューを見ても彼が飲食業の関係者でないことは明らか。だとすれば一体どんな用途で?
そして第三の違和感。
これは決定的なものでありながら誰にも気づかれない不協和音です。DIYさんのレビューを読破した者でなければ分からないでしょう。
前述しておりますがDIYさんのレビューには二つの特徴があります。ひとつは仕事道具が専門であること。そしてもうひとつは星3より下の評価をつけないこと。
ですが実はこれらの条件から逸脱するレビューがひとつだけ存在します。
唯一の星一。
そして凡そ現場仕事に関係するとは思えないアイテム。
この例外こそが次に紹介する雑誌。幻影社から出版されている『実録シリーズ未解決ファイル編』です。
商品: 実録シリーズ未解決ファイル:昭和シリアルキラー烈伝 (ルポタージュ (紙))
レビュー評価: ★☆☆☆☆
タイトル:低俗なゴシップ雑誌です。
本文:興味本位で買ってみましたががっかりです。
あと科学的検証に基づいた記事とか書いてありますけど根拠のない絵空事ばかりが書いてあって壁に叩きつけたくなりました。
特にハンマー男のくだり。男ではないです。
補足させて頂くとこの『実録シリーズ』は事件や事故、裏社会、性風俗などを中心とした取材記事を取り扱う実話系情報誌『ステゴロ』から派生した別冊誌で、現実に存在するとされている昭和史に登場するシリアルキラーを題材にしております。
メイン記事として扱われているのは留守番児童連続殺人事件の真相になっています。これは昭和中期に起こった最も悲惨な猟奇殺人事件で、犯人は三年前に死刑が執行されましたが結果、黙秘を続けていたそうです。
レビューで言及されているハンマー男は未だに逮捕されていない殺人鬼の通称。
この人物は1980年頃から現在も活動を続けている裏社会の住人で俗にいうヒットマン。復讐代行、政敵の排除など金次第で殺しを行うことで有名ですが依頼人ですらその姿を見た者はいないそうです。
ターゲットは骨ひとつ残さず消し炭にされ、現場には殆ど痕跡を残さない。ただ唯一愛用する金槌の痕跡だけは残していく為、ハンマー男というついたニックネームがついたのだとか。
1980年からとなるとどれだけ若くとも既に還暦を過ぎているのではないでしょうか。それとも名前だけを代々受け継いでいるとか。いろいろ憶測できそうです。
一体、仕事一筋の彼がどういう心境でこの商品を購入し、レビューとして取り上げコメントしたのかは分かりません。
ただこの雑誌にこそ彼(あるいは彼女)の『現場』についてのヒントが隠されているのかもしれません。
追記:先日、差出人不明の方から当動画の取り下げを迫るような警告文を頂きました。またコメント欄でも「匿名」というユーザーネームの方から繰り返し誹謗中傷を受けております。
当チャンネルはいかなる脅迫にも屈することなく掲載を続けていく所存です。
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