投稿者:カササギ(考察)
商品:犬缶400g 犬くびったけ
レビュー評価: ★★☆☆☆
タイトル:無味無臭
本文:犬を飼い始めました。名前はオヤツです。ワイマラナーという珍しい犬です。「どうしてこいつ?」と訊かれたので「美味しそうだから」と答えて彼氏に笑われました。変なことは言ってないんだけどなあ。
商品: フォトアルバム 360枚収納 思い出 記念
レビュー評価: ★★☆☆☆
タイトル:結婚しました。
本文:すごく気があって彼も食べることが好きで、同棲して半月くらいで結婚することになりました。ただアルバムは必要ないと思ったのですが頼まれたので買いました。
カササギさんは迷い猫の飼い主との関係を急速に発展させ、あっという間に結婚に結びつけてしまった様です。
ただ彼はカササギさんという女性がどういう人物であるのかを理解されていない様にも伺えます。
カササギさん本人は別段、御自身の本性、その本質を隠しているわけではないかもしれません。
少なくともこのmamasonレビューという半ばプライベートな空間においては忌憚なくレポをしていたのではないかとレビュー履歴を読み返して思うのです。
寧ろ彼女は自らの本質について『理解されたがっていた』という洞察は穿ちすぎでしょうか。
少なくとも彼女自身は自らが異質な存在であると理解しています。カササギというユーザーネームをわざわざつけたのもそれを踏まえてのことかもしれません。
ただ恐らくですが、我々とあまりにその価値観が、その生き方が異質過ぎるが故に、彼を始め周囲もまたその異質さに気づかなかったかもしれません。
さて最後にご紹介するのは、彼女が最後に残したレビューです。そこにある言葉こそこれまでのレビューの答え合わせであり、断片的に散らばったピースの全体像、すなわち彼女の本質であるといえるでしょう。
但し現在のmamasonのページで確認することはできません。おそらくは商品レビューとは関係ないと判断されて削除されたのだと思います。
削除される前に記事として掲載できたのは単なる偶然、ウォッチャーとして彼女を追跡していたからにほかありません。
商品: 焼肉のタレ 極み塩ダレ味(2000ml/業務用)
レビュー評価: ★★★★★
タイトル:ご馳走様でした
本文:野鳥のなかにはわざと石を飲み込んで胃のなかに溜め込み、食物を磨り潰して消化の助けとして使っているものがいるそうです。これを胃石と呼ぶそうです。
私は子供の頃から好奇心旺盛で何でも口にいれては両親を心配させていたそうです。ブロック。石。ビールの王冠。でもそれでお腹を壊すことはありませんでした。
一度お医者さんに調べてもらったことがありました。胃カメラなどで確認した結果、異物は胃のなかで胃石として活用されつつゆっくりと消化していたそうです。
このなんでも口に入れたがる癖は大人になってからもなくなりませんでした。
栄養価の無いものを無性に食べたくなる症候を異食症、ピカというらしいです(ピカとは何でも口にするカササギのことをいうそうでレビュー名はここからきています)。
ですが多くの場合それらの原因はストレスや栄養失調が由来となるそう。私は普通に御飯も美味しく食べることができます。
だとすれば私のこれは何でしょうか。少なくとも病気の類ではないことになります。
これまでに様々なものを口にしてきました。
法に触れるが故に、道徳的に良しとしないせいで、有毒であるが為に、単純に危険物だから、人が口にしてはいけないものを胃のなかに落とし続けました。
ですがそれで身体を壊すことは一度もありませんでした。会社の健康診断ではオールA評価しかありません。
多分そういう人間なのだと思います。
欲しくて欲しくてたまらないたとえとして『喉から手が出そう』という慣用句があります。その言葉を実感するような瞬間が確かにありました。
ニシキヘビは子牛を生きたまま丸呑みにして二週間という時間をかけてゆっくりと消化していくそうです。その話を子供の頃に聞いた時、恍惚としたのを覚えています。
熊は何ヶ月も冬眠するそうです。秋の間にたくさんの栄養を腹に蓄え、厳しい冬をまどろみのなかで過ごすそうです。私はいつもそのことを考えながら夜眠りについています。
メスのカマキリは交尾中にパートナーを殺して食べる習慣があるそうです。最近の研究で栄養素であるアミノ酸をカマキリの赤ちゃんへと引き継ぐ為だと分かっています。
私はそれを愛だと思います。
何故なら今、仄かに残る塩だれを口内に感じるこの瞬間、とても安らかで幸せな気持ちで満たされているからです。
ご馳走様でした。
他者と異なることは孤独を意味します。なにより気の合うパートナーを見つけたとしても彼女の場合、決して孤独は癒えることはないのでしょう。
その本質がより孤独へと駆り立てるからです。
そういう文脈を用いることで彼女が最後にあげたレビューの、告白の意図が伝わってくるような気がします。
カササギさんは最後に幸せだと言っています。安らかで満たされていると。ですが一般的な常識を当てはめて考えるとすると人間とは明らかに違う食性を宿し、それ故にパートナーに手をかけてしまう行為は悲劇以外の何ものでもありません。
本当にその言葉が真実なのかは彼女自身にしか分からないことです。
ただ思うのはカササギさんの食性によって、その身体に宿された新しい命がただのアミノ酸として、彼女自身に還元されることがないことを祈るばかりです。
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花███子という人物には一切の心当たりがありません!
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