表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

親離れ

作者: 善行 望


  空を見上げて


  雲が重たそうに抱える


  雨の子たちを手離し


  落ちてくるのを


  足下まで見届けた


  目線で


  自然の成り行きに


  頷いた


 

  悲しみや辛いことも


  すべて私の可愛い子供


  親離れするまで大切に育て


  もう抱きかかえる子も


  いない両の手に きっと


  傘をさす少しの自由がある



  わたしが見上げた空に


  降り続く冷たさが


  命を育む恵みの雨と


  初めて知った



















*********

*********

*********

*********

*********

*********





 

読んでくださりありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ