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第四八話 仕事の予習(バナール球、建設手順、道具、頭痛)

前話は、第四七話 SRB点火(船舶、地球事情、運動)です。

 出発後二時間で昼勤の二班から仕事を引き継いだ夜勤の三班は、現在当直監視任務(ワッチキープ)を行っていた。


一七三〇(ヒトナナサンマル)、右舷異常なし」

「了解、一七三〇(ヒトナナサンマル)、左舷異常なし」

「了解」


 サルバとグーンの声が操縦室(コックピット)と繋がった乗務員室(キャビン)に響くが、聞いているのは船のフライトレコーダーだけだ。あまりにも当たり前な報告なので、クルーの誰も異常なしの声音に注意を払わなかったからだ。


 ソフィとエリスは、先ほど一緒にとった第五食の後片付けをしていた。とは言っても、トレイを食器洗浄機にかけるだけなので、エリスだけで充分な仕事だ。

 片付けしつつ、エリスは質問をした。


「そういえばソフィさん、今回予定の仕事も、前回の遠征での仕事も、足場組みでしたよね」

「そうだね」

「何もない空間に足場だけ組んでて、私は何か混乱してたんですけど、あれってどういう意味の作業だったんですか?」

「あれ、説明してなかったっけか。足場って言ってたけど、使われ方は型枠だよ」


 型枠。例えば鉄筋コンクリート造りの柱を作るなどの場所にある、中にコンクリートを流し込んで固めて柱にするための、外側の枠のことである。本来それを作るのは型枠工であり、鳶のような別職種がやる仕事ではない。

 しかし今回のような仕事で言えば、これは鉱山炉建設のための外枠フレーム構築だ。これは材料の小惑星を太陽光パネルで溶かし鋳込む型枠であり、同時にその躯体(くたい)の引っ張り強度を受け持つフレームであり、型枠工がシリコンファブリックを敷く時の足がかりになる足場でもあるので、あながち間違ってはいない。


「ああ、ついでだグーン。アンタもおいで」

「ウッス、先輩、後オナシャス」

「おう」


 グーンは副操縦席から抜け出してソフィの元へ流れていった。ハードスーツ着用のうえで呼ばれてから一分というタイムは、入社二か月の新人にしてはなかなかのものだ。

 ソフィはその間に壁に掛けてある汎用モニターパネルを剥がして、テーブルの上に置いた。そしてちょいちょいと操作をして、今回の仕事の概要と完成予想図の画面を表示していた。


「ホラ、これが完成予想図だよ」

「へー」


 その出来上がり完成予想図は、北極と南極に集光パネルユニットが生えた、直径五〇〇メートルの真球の岩石質小惑星だ。見る人が見ればそれは、バナール球型のスペースコロニーそのものだとわかる。

 建設手順はこうだ。


一、自転軸や自転量を調整した集成材または天然小惑星に、貫通シャフトを通す【基礎パイル工】

二、貫通シャフトに太陽光反射炉を取り付ける【設備配線】

三、同時に、小惑星の重心から半径二五〇メートルの距離で、赤道上空に足場を作る【鳶】

四、太陽光反射炉の制御船を繋ぎ、配線、制御プログラム、調整を行う【設備配線】

五、同時に、赤道にできた足場リングを中心に正三角形をいくつも作り、球形になるような足場を組んでいく【鳶】

六、同時に、球状の足場の内側に外網と内張りを張り、水パイプを張り巡らす【型枠工、水回り工】

七、内部の小惑星を太陽光反射炉であぶり、溶けた岩を遠心力で飛ばして足場内張りに固着させ、既定の厚みになるまで繰り返す【設備配線、コンクリート工】

八、同時に、南北極のフタとなる直径二〇〇メートルの足場を作る【鳶】

九、同時に、南北極フタ足場の内側に、外網と内張りを張る【型枠工】

十、南北極フタ内張りに土嚢を積み、太陽光反射炉であぶり、融着する【設備配線、コンクリート工】

十一、フタをかぶせて制御船を南北極どちらかに着陸させ、管理施設として稼働させて落成。


「今回のメリ建の担当はこのうち、三、五だね。八は別だそうだよ」

「貫通シャフトと接していない浮き足場から作るんですね。貫通シャフトを基準にして端から作っていくほうが楽で正確だと思うんですけど、そうしないのは何故ですか? 面倒な方法だと思うんですけど」


 新人の頭脳担当エリスは、先ほどの説明で作業手順を理解し、質問まで飛ばしていた。


「平行作業をする中で、太陽光反射炉の設置作業にちょっとでも干渉すると、余計面倒だからだよ」

「?」

「ああ、面倒って言っても、別に会社や業種でケンカしてる訳じゃないよ。ただ、反射炉のキャリブレーションには振動が厳禁でさ、それ以外にもアイツら環境にうるさくてね。でも鳶の仕事にゃ振動は付き物だろ?」

「ああー」

「だからお互いあんまり触らないで済むような、作業手順とか設計とかになってるわけ」

「設計にまで影響を及ぼしちゃうんですか、よっぽどうるさいんですね」

「工期を考えるとね、そのほうが時間効率がいいんだとさ」


 ソフィはそこで言葉を区切って、グーンに向いて仕事に戻る許可を与えた。


「仕事中に呼び出して悪かったね、グーン。次の仕事のイメージはなんとなく掴めたかい?」

「アザッシタ、ソフィ姐さん。そッスね、今度の足場組みは完全無重力の中での作業だってことは理解したッス」

「あ、そっか、小惑星の周回軌道上だから」


 新人の体力担当グーンは、構造はともかく自らの仕事環境の心配をしていた。

 エリスは、そこに初めて気が付いたような声を上げていた。


「となると、推進剤いっぱい用意しないといけないッスけど、補給が来るまでは節約モードで仕事するんスよね」

「補給が来たとしても、推進剤はそんなに使わないと思うよ」

「え、重力ないから静止したら推進剤ないと動けないッスよ」

「んー、そっか、使ってなかったもんな、手鉤棒」

「手鉤棒?」


 グーンもエリスも首を傾げた。

 手鉤棒とは、棒の先に(かぎ)の付いた、手で握る道具だ。

 例えばテレビ番組で、マグロ漁師が魚を引き上げるときや、卸売市場で発泡スチロール箱を手早く引き寄せるときなど、この道具を使っているシーンを見かけたことはないだろうか。このように、基本的にはモノに鉤を引っかけて引き寄せるための道具だ。

 この手鉤棒は、魚にまつわる仕事特有の専用道具ではなく、色々な職業で使う可能性のある汎用道具なので、例えば町火消の長手鉤、(きこり)(とび)など、中世の頃にはよく使われていた。

 ところが宇宙時代のメインベルトには、天然の魚も漁師も卸売市場もない上、動画などのメディアで紹介されることもないので、グーンとエリスも手鉤棒を見たことがなかった。

 ソフィは、グーンの当直監視任務(ワッチキープ)の邪魔にならない程度に、手早く説明をした。


「ちゃんとアンタたちのぶんの手鉤棒も持って来てあるから、安心しな」

「アザッス、使い方教えていただくの、楽しみにしとくッス」

「ああ」


 そしてグーンは副操縦席に戻り、サルバに礼を言って仕事に復帰した。

 ソフィとエリスは一九〇〇(ヒトキューマルマル)までは勉強をして、その後は体操、人力リアクションホイールの運動を三十分、音を立てないロリピストンを十分行っていた。

 その後調理室(ギャレー)に引っ込んだ二人が再び顔を見せたのは、二〇一〇(フタマルヒトマル)頃のことだった。エリスの手には四人分の保存食があった。


「お、珍しいッスね、これ」


 食卓でグーンが喜んだそれは、前回の遠征では積まれていなかった献立の、ハンバーガーだった。女性にはちょっと多め、男性には物足りない、二〇〇グラムのハンバーグが挟まった一品だった。グーンはエリスから四分の一ほど分けてもらい、ニコニコ顔でパクついていた。


 食事のあとは、また当直だ。いや、着座訓練の合間に当直というのが正しい。とにかく立って座っての繰り返しだ。それだけではヒマなので、サルバとおしゃべりを重ねていた。そうでもしないと、単純作業の繰り返しで心が擦り切れそうになるのだ。

 その間ソフィとエリスは勉強をしていた。


 時刻は二二〇〇(フタフタマルマル)となり、朝勤の一班が起床し、昼勤の二班は就寝する時刻となった。ソフィは船長を起こし、エリスはロリエを起こしていた。船長は起き抜けのチューをソフィに要求して殴られていた。一方ロリエはあまりよく眠れなかった様子で、気分の悪そうな顔つきをしていた。ソフィに声をかけて一緒にギャレーに向かい、しばらく出てこなかったが、何かあったのだろうか。そんなことをグーンは、立ったり座ったりの合間に考えていた。


 そんなこんなで時刻は〇〇〇〇(マルマルマルマル)となって、夜勤と朝勤が交代する時間となった。本来は夜勤の勤務時間はもう一時間あるのだが、固いことは言いっこなしということで遠慮なく業務引継ぎを行った。なにしろメリ建にはタイムカードがなく、日報による自己申告と上司の承認で勤怠が判断されるからだ。これは遠征が多い職種ならではのことなのだろう。交代時に一緒にとった第一食は、タラのムニエルとフランスパンだった。


 先ほどの固いことは言いっこなしという言葉の裏には、交代後もやっていることはどうせ業務時間とさほど変わらないから、という理由があった。サルバもグーンも鳶技能資格試験を控えているため、〇四〇〇(マルヨンマルマル)の第二食まではひたすら勉強を行う予定だったが、二人の眠気はもう限界だった。とても勉強にはならないので、途中からはひたすら人力リアクションホイールでトレーニングをした。半分寝ながらのそれは、古代ローマで滑車の取っ手を延々と押す奴隷のような印象を、見る者に与えた。

 第二食も何を食べたか覚えていない状態で、苦笑した船長がもう寝ていいぞと言ってくれた。サルバはロリエの寝袋に入り、グーンはハードスーツを脱ぐ手間も惜しんでそのまま床で寝た。


 たっぷり眠ったサルバとグーンは、一四〇〇(ヒトヨンマルマル)の起床時間を待たずにパカッと目を覚ました。サルバはまだ寝ているのに何故、と思ったらエリスに謝られた。


「ごめんなさい、グーン、つまづいちゃった」

「ああ、いッスよエリっさん、オザッス」

「あ、うん、おはよう……ホント起こしてごめんね?」

「気にしてねんスけどねぇ。んー、それにしても腹減ったッス」


 今何時なのかが気になり、壁のモニターを見ると一三一〇(ヒトサンヒトマル)だった。第五食の一六〇〇(ヒトロクマルマル)前後まで時間が空いている。というより第四食を食べたばかりの時間帯だ。

 あと三時間も我慢すんのかぁ、とグーンが悲しそうな顔をしていると、エリスなりのお詫びなのか、正操縦席のソフィに許可をとってくれた。


「ソフィさん、グーンに第四食を食べてもらっていいですか?」

「ああいいよ。サルバにバレないうちに食べちゃいな」

「了解ッス、エリっさん、姐さん、アザッス」


 ニコニコ顔で保存食を頬張るグーンを、起きている三人は微笑ましいものを見るような目で見つめていた。ロリエだけは我関せずだった。


「グーン、初めてハードスーツのまま寝た割りにゃ元気そうだな」

「船長オザッス。そういえばそッスね、身体なんともないッス」

「普通は身体冷やして筋肉痛ってパターンなんだがな。若ぇからなぁ」


 食事のあとは自主勉強をしてサルバの起床を待ち、第五食を食べてから一六〇〇(ヒトロクマルマル)に業務交代をした。グーンは順調に着座訓練を重ね、二〇〇〇(フタマルマルマル)の推進ベクトル変更を大過なく過ごし、終わってから第六食を食べた。その後も特に問題は起こらず、〇〇〇〇(マルマルマルマル)に朝勤の一班と業務交代を行った。


 その後も第一食、勉強、第二食、運動、就寝、起床、第五食、業務交代、着座訓練、第六食、着座訓練、業務交代、第一食……とルーチンワークを重ねていった。

 ルーチンワークを重ねていたのは三班だけではなく、一班も二班もだったのだが。


 そして三日目の二三〇〇(フタサンマルマル)、つまり到着まで残り三時間を残すというタイミングでのことだった。


二三〇〇(フタサンマルマル)、右舷異常なし」

「了解、二三〇〇(フタサンマルマル)、左舷遠方に船舶反応三」

「あん?」

「距離と速度を測定しとくッスか?」

「いや、十五号に問い合わせる……ああ、向こうから通信来たわ」


 サルバのその返答から間を置かず、通信が入った。


『メリ建総員、こちら十五号船。左舷遠方の三つの船舶反応は、問い合わせた結果、同じ目的地に向かう別業者の船と判明した。警戒を解き、引き続き船務にあたられたし。通信おわり』


 コバヤシ監督の声が聞こえてきた。

 グーンにとって、別の船との宇宙での邂逅(かいこう)など初めてだ。今回は目的地が一緒だから、出会うこともあると理解はできるが、普通は時間まで被ったりはしない。正直グーンは海賊かと思っていたくらいだ。向こうの船も珍しいことと驚いていることだろう。

 そして〇〇〇〇(マルマルマルマル)には一班と業務を交代する予定だったが、三班は引き続き業務を行った。

 なにしろ〇一〇〇(マルヒトマルマル)にもまた、固体()ロケット()ブースター()を点火するからだ。出発時は十五、十六、十七号船のものを使ったので、到着時は十八、十九、二十号船のものを使う。


「SRB推進中は、俺とグーンで操縦を担当する。席での大重力も経験しとけ」

「了解ッス船長」

「いいんすか、船長?」

「サルバはロリエと体操してろ」


 このブースター点火を楽しみにしているのが一人いるので、どうせなら楽しんで貰おうという計らいだ。ロリエがサルバと一緒で楽しめるかはともかく。


 ブースター点火の前に、ソフィとエリスを一時的に起こした。彼女らが寝ていたのは天井に貼りついた寝袋(シュラフ)だったので、減速時の慣性力で床に激突しかねないからだ。寝付いて三時間で起こされるのも辛いだろうなぁとグーンは思っていたが、ソフィもエリスもそれほど苦にしているそぶりはなかった。


「みんな、あと六〇秒で減速開始だ。耐減速姿勢、用意」


 船長とグーン以外の四人は床に座り込み、点火を待った。グーンはシートに最もハードスーツがフィットする位置を探して、もぞもぞと身じろぎしていた。


「五、四、三、二、一、ナウ」


 ドスン。


 連結装置を通してブースターの噴射音は聞こえるが、十七号船のブースターを使っているわけではないので、音の伝わりは限定的だった。そのかわり船のフレームや自らのスーツのギシギシ軋む音が大きく響き、より恐怖を掻き立てた。

 噴射開始から五秒と経たず、グーンは頭に血が集中する感覚を覚えていた。徐々に赤くなる視界を感じ、せめて膝よりも高い位置に頭を持っていけばレッドアウトは防げると思って腹筋に力を入れた。しかし上体は持ち上がらない。


「船長、レッドアウト、寸前ッス、どう、対処すりゃ、いいッスか」

「頭の血圧が上がりきる前に、首の後ろで手ぇ組んで、腹筋で耐えろ」


 この態勢で残り百秒をガマンッスか! グーンはそう弱音を吐きたかったが、出発時はエリスも失神せずに堪えたのだ。だったら俺に耐えらんないハズねぇだろ! グーンは歯を食いしばって腹筋に力を入れ、ぷるぷると震えながら耐えた。

 残り二十秒の声を聴いた時点で、グーンの腹筋はガクガクと痙攣(けいれん)していた。しかし力は緩められない。三、二、一、ナウ。

 減速はほんの少しの余韻を持って終了したが、ナウと同時にグーンは力を抜いてしまったため、血が頭に少し上ってしまったようだ。


「ふうー、ロリエ、乗務員室(キャビン)人員のチェック」

「四人全員異常なし」

「こっちも……あー、グーンが鼻血を出した。ロリエ、代わってやってくれ」

「了解」


 副操縦席を譲って乗務員室の床に降りたグーンは、ぐったりと座り込んでいた。


「鼻血はともかく、頭痛がひどいッス。コーヒー飲みたいッス」


 グーンの目は血走り、額には血管が浮き出し、顔中汗まみれだった。

 エリスがオロオロしている間にもサルバはササっと動き、グーンに温めたコーヒーが手渡された。ソフィはタオルを渡していた。


「アザッス姐さん、あー痛ぇ」

「ほれコーヒー。薬とか持ってねぇのか?」

「アザッス先輩。薬の用意はねぇッスねぇ」


 しかし薬というキーワードのおかげで、以前エリスの付き添いで行った病院で出会った、綺麗な女性に教えて貰った方法が、グーンの脳裏に蘇ってきた。


「ガマンするのに使っていた筋肉を逆方向に動かすんだっけか……」


 つい今しがたまでガマンで力を入れていたのだ。どこに力を入れていたのかは、なんとなくわかった。


「おお?」


 目の奥の筋肉を緩めると、少し頭の重さがスッと楽になった。同時にこめかみの筋肉も緩めると、さらに楽になっていった。上あごと鼻腔の間も緩めると、脳に集中していた血圧が散って、だいぶ楽になった。完全に痛みは引いていないが、コーヒーのカフェインが効けば良くなるだろう。


「そうか、こうやるのかぁ」

「何の話?」

「いや独り言ッス、ご心配おかけしました」


 グーンは心配して顔を覗き込んだサルバにお礼を言った。右の鼻に突っ込んだティッシュも、たぶん十分ほどで取れるだろう。

 案の定コーヒーを飲んで五分後には、頭痛は収まっていた。


「やー、大重力はしばらくコリゴリっす」

「なんでだよ、楽しいじゃん」


 副操縦席からチャチャを入れるロリエに、グーンは言い返した。


「ロリエ先輩みたく超人じゃねんッス!」

「充分に超人のくせして」


 グーンの反論にさらにチャチャを入れたエリスの声に、グーンはキョトンとした顔を返し、それに吹き出したエリスを中心に笑いが広がった。


 目的地小惑星の周回軌道到着は、もうすぐだった。


次話は、第四九話 仕事の準備(ニッター、建設手順、手鉤棒、作業テント)です。

※誤字を修正しました。

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