表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

危険予知メガネ

「よし、ついに完成したぞ」


 発明家は自分の作った眼鏡型の機械を前にして満足そうに頷いた。それはかけるだけで視界の中にある危険を知らせてくれる便利なものだった。


「これがあれば事故も減るだろう」


 そう言って実証実験としてその眼鏡をかけてみた発明家は、しかしすぐに顔をしかめて眼鏡を外してしまった。

 そうしてがっかりした表情でため息を吐くと独り言を呟いた。


「世の中にはこんなに危険が多いのか。これでは視界が塞がって危なくて仕方がない」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
一番の危険が造った眼鏡だとは……皮肉なもんだね~
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ