心霊動画投稿者
昨夜優里ちゃんと仲良くなれたおかげでその日は優里ちゃんも皆で遊ぶのに参加してくれた。夜になり皆で談笑していると少し離れたところから男達の声が聞こえてきた。
「到着しました〜!ここがA山荘。遭難した霊や白装束の女性の霊が出るなんていう噂があります。今日はここを調査していきたいと思いま〜す。」
声のするほうを見ると六人の男達がカメラを持って歩いてきた。
「佐藤くん子供達を連れて山荘のどこかに隠れてて。」
お年寄り達は曇った表情でそう言った。
「分かりました!皆着いてきてね。」
俺は怯えた子供たちの手を引きながら山荘の奥の部屋に隠れた。山荘の中は男達の声が響き渡っており。いつもの静かな山荘が嘘のようだった。
「こんばんはー。誰か一緒お話しませんかー。」
男達が歩いて来ているようで声が近づいてくる。
「そんなに怯えなくても大丈夫だよ。あいつらには見えないんだから目を瞑ってればいなくなってくれるから。」
怯える子供達が少しでも落ち着けるように声をかける。子供達を怖がらせ。俺たちの静かな山荘で大騒ぎしているこいつらに徐々に俺も腹が立ってきた。
「失礼しま〜す。誰かいたらお話しませんか〜、」
二人の男が俺たちのいる部屋に入ってきた。子供達に小さい声で目を瞑って耳を塞ぐようにいい子供達が怖くないように覆いかぶさった。
「うわ〜この部屋生活感あって怖え〜。」
男達は部屋を漁り始めた。子供達がこんなに怖がっているのにお年寄り達は今一体何をしているんだろう。
「キャーーーーーー」
そんなことを考えていると男の足が優里ちゃんに触れてしまったようで優里ちゃんが大きな悲鳴をあげた。
「やばいやばいやばい。出た!出た!」
男達が持っていた無線機のような物から優里ちゃんの放った悲鳴が聞こえたかと思うと男達は驚いて悲鳴をあげながら逃げていった。
「優里ちゃん大丈夫?もういなくなったから大丈夫だよ。」
震える優里ちゃんを子供達と一緒に落ち着けるよう声をかけた。
「皆さん何してたんですか?」
男達が去って静かになった山荘で子供達を置いてお年寄り達が何をしていたのか問いただした。
「一緒にいてやれなくてすまなかった。ああいう奴らがまた来ると困るから他の霊に何とかしてもらえないか頼んできたんだ。」




