7 入学式
はい!!学園!です!
今日は学園の入学の日だ!!!!早速私たち3人とお兄様とその侍女マラ、護衛のウィンの3人で馬車にのる。
「お兄様、、いよいよですね。」
「ああ、そうだな。1つ、いいか?学園には兄弟を持つものも沢山いる。だから、私のことはこれからその、、」
ん?お兄様がもじもじしている、、。レアだな。
「ジルお兄様って呼びます!!!」
「ああ。」
お兄様が破顔していうものだからドキッとしてしまった。うっ、、不覚。
時間も差し迫ってきたところで、お父様とお母様に見送られながら学園へと馬車が進みだした。
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2時間ほどで学園に着いた。学園はお城のように豪華なつくりになっている。白い学園の壁は太陽の光を反射させてキラキラしている。開けた場所に生い茂る草木も青々としている。
「何というか、、さすがです。お金かかってるんでしょうね。」
素直に思ったことを口にする。
「そうだな。2つの国の貴族が通うからな。手を抜くわけにはいかないだろう。それぞれの国の寮もかなりのものだぞ。私たち、サンフィア国の寮も気に入るだろう。」
「今から楽しみになってきました!今度案内してください!!」
「ああ。もちろんだ。」
そんな話をしていたら、入学式を行うホールについていた。ホールはピアノの音がこだまし、生徒の話し声があちこちから聞こえてくる。学年ごとに席がわかれていて、私は1年生なので1列目だ。ジルお兄様は今日から3年生なので3列目だった。
「では、私たちは新入生なのでジルお兄様とはここでお別れですね。」
「歓迎会のエスコートは私がするから、また後で迎えに行く。」
私がうなずくとお兄様は去っていった。
私たちは席に座り、入学式が始まるのを待つだけだ。緊張してきた。
ピアノの音が止まると周りで話していた声も止み、静寂な空気に包まれる。式が始まり、生徒会長のあいさつだ。今期の生徒会長は最高学年の4年生になった隣国、ミンゼン国の第1王子パトリック・ミンゼン様だ。
パトリック様は攻略対象ではないけれど、相当イケメンだな、、。周りの女子もちらほら頬を染めているほど、、。う~ん。関わらない方がよさそうだね。
「それでは、杖の選定を始める。名前を呼ばれたものは前に。」
キタ!メインイベント!!めっちゃわくわくする!!!
「ベリンダ・二コラ。前へ。」
わくわくして待っていると私の番になった。渡されたカードに魔力を込める。そのカードはみるみる黒くなった。
「ふむ。全属性か。得意属性は水だな。それに、魔力量も非常に高い。学年でも上位には入るだろう。では、この杖を。」
そう言って渡されたのは金色の杖だった。やった!杖ゲット!!!
セリウムは水属性で銀色。ミリーは光で銅色。攻略対象達は、まず同じ1年生は3人いる。1人目の第1皇子ウィリアム・サンフィア様は、火属性で金色。2人目のセオドア・リーフ様は全属性で金色。さすが、大魔術師様の息子で公爵令息ってところだ。3人目のハルロッド・ミンゼン様は、ミンゼン国の第2王子だ。彼は、風属性で金色。
次に、2年生のガリウル・シエス様はミンゼン国の伯爵令息で騎士団長の息子だ。彼は水属性の銀色。そして、3年生のジルお兄様は全属性で金色だ。
最後、ヒロインのリリア・ソールは全属性で金色。
豪華だな。うん。すごく豪華。ジルお兄様以外にはパトリック王子同様近づかないようにしよう。
そんな感じで入学式は終わった。
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