表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/20

3 ハイスペックな悪役令嬢

 目が覚めるとやっぱりここは異世界で、私は転生して悪役令嬢ベリンダ・二コラ。今日から3年後の断罪に向けて魔術を磨きます。


「おはようございます。本日のスケジュールは、座学、マナー講座、魔術の練習です。」


 セリウムが入って来て私のスケジュールを告げる。


「わかった。」


 ミリーに着替えを手伝ってもらいながら座学のレベルを思い出す。昨日までは難しいと思っていたが、内容に関しては前世でいう小学校レベルの問題だ。余裕、なのでは?




°✧˖°✧˖˖°




「まあ!!!!ベリンダ様どうなさいましたの??正直昨日までは生意気な小娘だと思っていましたの。評価を変えますわ!あなたは天才よ!!!!」


 そう興奮した様子で私の手を握りながら熱弁するのはセドラ先生。正直やりすぎたかな~?って思ってはいたけど、すごいほめてもらえるもんだから、、やっちゃった。。


「勉強は得意なんです。おほほほほ~。」


「あら?でも歴史はダメダメね。」


 ギクッ、今まで全然勉強してなかったし、歴史は全く違うし?


「私ったら今を生きているのね!!!」


 やばい、、セドラ先生からすごく怖いオーラが、、。


「ベリンダ様?冗談を言うだなんて。今後はもっと厳しくしないといけないようね。」


 やってしまった、、。墓穴を掘っただけだったっぽい。うぐ、、セドラ先生には変なことを言わないようにしよう。


 そんなこんなで今日の座学の授業は終わり、軽く昼食をとってからマナー講座に向かった。


「ベラちゃん。今日はお母様とお茶会の練習をしましょう。」


 マナーは令嬢の鏡ともいわれたお母様に教わっている。


「はい!!お母様とのお茶会は久しぶりなので嬉しいです!」


「あらあら!ベラちゃんは本当にかわいいわね~~!」


 これでも私は公爵令嬢として12年間生きてきたのだ。マナーに関しては申し分ないだろう。お母様からの合格も出たため早めに切り上げて魔術の練習をしに行く。前世では魔術を使うことができない世界だったからとてもわくわくしているのだ。




°✧˖°✧˖˖°



「お嬢様が昨日暑すぎて調子が悪い。とわがままを言った挙句階段から落ちてしまったので本日は室内で行います。」


 そう笑顔で言ってくるセリウムはちょー怖い。


「すみません、、。」


「全然気にしてませんよ。今日はどこか行く時必ず私に言ってくださいね。」


 セリウムは笑顔で言うものだからちょっとびっくり、、。それよりも、早く魔術が使いたい!私って魔術得意だったよね!?ファンタジーを楽しみたい!!!!


「わかった!だから早くやろう???」


 主に魔術は「火」「水」「風」「光」そしてそれらを合わせた混合魔術だ。セリウムに教わりながら私の得意属性である水の初級魔術を使ってみる。この世界では初級魔術は無詠唱の人が一定数いる。私も無詠唱だ。でも頭の中での想像は大切になってくる。

 中級魔術や上級魔術になると話が変わってくる。複雑な作業になるため杖が必要になる。杖は入学する際に魔力測定をして自分に合う杖を受け取ることになっている。

 結構楽しいな、コレ。初級魔法は主に「生成」「変形」だ。試しに水以外の風や火も使ってみたが、普通にできる。


「流石天才魔術師ベリンダ様ですね。水はもちろん、今まで挑戦しようともしなかった他属性の魔術も使いこなすなんて。」


 嬉しいんだけどさ、変な呼び方で呼ばれるとむず痒い。


「その天才魔術師ベリンダ様に魔術を教えている超天才魔術師セリウム様の方が素晴らしいと思うよーー???」


 セリウムがお嬢様ったらなんてぼやいてたら笑い声が聞こえてきた。お兄様だ。この人いつも笑ってるな、、。

ブックマーク、感想、評価 励みになります。面白いなと思っていただけたら是非に。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ