2 ベリンダと愉快な家族
しばらくすると、お父様が馬車に乗って帰ってきた。
急いでエントランスまで行くと、戻ってきたばかりのお父様が走ってきて私を抱きしめる。ロベルトお父様は金髪緑目の私と同じカラーだ。宰相をやっている。
「ベラ!!!!!!大丈夫だったかい?ケガは本当にないのだね?」
流石お父様の溺愛っぷり、、苦しい、よ?
「うう、、全然大丈夫なので、そろそろ放してもらえると、、、息が出来ないから、」
「すまない、、」
ちょっと名残惜しそうに私を離したお父様は、、少しかわいいかも。。
「お父様がそんなかわいい顔をすると、かわいい担当のわたくしは居場所がなくなるのですが!?」
後ろから笑い声が聞こえてくる。
「ベラは、かわいいと思うが?」
そう言ったのは、お兄様だ。ルジルトお兄様は私の2歳年上だ。母譲りのルビーのような赤い瞳に私と同じ金髪。そしてクール枠の攻略対象、、つまり私を断罪する。
「ジルお兄様に、言われても信用できないよ?」
お兄様の横にいた銀髪に赤い目お母様が
「ふふ。ベラちゃんは本当に可愛いわよ~!私の子供ですもの!」
お母様、、反論できないよーー!お母様だからこそ言えることね、、。
「まあ、それは置いといてご飯にしよう!」
後ろで、お兄様がベラが始めた話だとかなんか言ってたけど気にしない。お兄様をを無視してホールに向かう。
°✧˖°✧˖˖°
ホールに着き、席に座るとすぐに料理が運ばれてきた。ステーキだ。すでに美味しそう。今までのベリンダとしての記憶でもこの世界の料理は美味しいんだよね~。
「では、頂こうか。」
お父様の言葉を合図にみんなが食べ始めた。
「!!とても美味しいですね。やっぱりうちの料理人は一番ですね、、。」
お肉も野菜も全部美味しい。さすが公爵家。
「それは料理人も嬉しいだろうね。」
お父様はが優しく微笑む。あー、眼福だわ。
食器が下げられ、みんなが退出する。私も気分がルンルンのままそれに続く。
部屋に戻ると、侍女のミリーにせかされてお風呂に入らされた。侍女のミリーとセリウムと私は同い年で半年後に学園に一緒に入学することになっている。貴族の令嬢や子息は侍女と護衛を一人ずつ学園に連れていく決まりがあるのだ。それぞれ侍女コース、護衛コース、一般コースに分かれて授業が行われる。学園に連れて行った侍女、護衛は将来他家に嫁ぐ際に連れていくことができる。
お風呂からあがってミリーに髪を乾かしてもらう。
「お嬢様のまっすぐで綺麗な金髪はほんと羨ましい限りです。」
ちょっと嬉しい。家族に言われるのとミリーに言われるのとではちょっと違う気がするのだ。
「ミリーーー!私もあなたのふわふわしているミルクティーみたいな髪の毛大好き!天使すぎるよ天使!!」
ミリーが顔を赤く染めるのだから本当にかわいい。髪を乾かしてもらったら明日の予定を確認しベッドに入る。前世の記憶を思い出した初日はとても楽しかった。
ルジルトお兄様
金髪に赤い目
ロベルトお父様
金髪に緑の目
レゼダお母様
銀髪に赤い目
ミリー
茶髪に茶色い目
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