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18 テスト結果は、、?

 今私は、すごく神様にお願いしたいことがある。それは、ハルロッド殿下が、、馬鹿であることだ。馬鹿でなくてもいい、でも、ほんのすこーーし私より学力が低いと嬉しい。



 __そう、思っていた。




「ベリンダちゃん。一緒に結果を見に行くよ。」


 決定事項であるように言ってくるのはハルロッド殿下だ。私も特に抵抗する理由もないので一緒に廊下まで見に行く。


「えーー、語学は3位でした。」


「僕は1位。とりあえず、僕の勝ちね!」


 んな、、1位って、、、頭いい系なんですね?サイアク、、。因みに2位はウィリアム殿下でした。王子様って、頭いいんですかね。


「まあ、語学は苦手な部類なんで?理科は1位でしたよ?」


「うわ、、理科2位だ。98点か。どこ間違えたんだろ。」


 まじか、いや。まあ、まだ数学あるし。数学で、ハルロッド殿下がめっちゃ低かったら、勝てるかもだし。


「数学も1位でした。ミンゼン殿下はどうでしたか?」


 低くあれ!!そんな私の願いも届かなかったようだ。


「4位。うーーん。微妙?」


 これは、負けたかも。多分私、歴史めっちゃ低いから。。


「歴史は、10位でした。。。」


「2位、、。僕の勝ち?」


「総合は6位ですので。私の負けですね。2位でしょう?」


「うん。じゃあ、ベリンダちゃん。アレよろしくね??」


 サイアク。ほんとサイアク。だけど、どうせ今も目立ってるし、はあ。


「ミ、、ハルロッド殿下?」


 あーー、自意識過剰かもだけど周りからの視線が痛いです。


「あの、ハルロッド殿下?ちょっと、、、呼ばせておいて無視は私がかわいそうだと思いませんか?」


「あ、ああ。ごめんね?すぐ慣れるから。大丈夫。」


「ええ、はい。わかりました?」


 本当は、何もわかってないです。すみません!


「あと、ベリンダちゃんにお馬鹿さんとか言ったけど、撤回するよ。」


「!!はい。私もハルロッド殿下がバカかもしれないとか、バカだったらいいなとか思っててすみませんでした!撤回します。」


「何?そんなこと思ってたの?思ってただけなら、言わなきゃ気づかれないのに、、。」


 え、あ、確かに、、。つい、ハルロッド殿下が撤回するとか言ってくれたから、言っちゃったんだけど。


「、、、、スミマセン。」


「あはは、撤回を撤回。やっぱりベリンダちゃんはお馬鹿さんだね。」


 うっ、ハルロッド殿下のあほタンク!!





°✧˖°✧˖˖°








「ベラは何位だったんだ?」


 寮に戻り、ラウンジで本を読んでいるとジルお兄様がやってきた。手には本と紅茶の入ったカップを2つもっている。気が利く人だ。


「私は6位でした。う~ん、、歴史が無ければもっと良かったと思うんですけどねー。お兄様は?」


「そうか。数学と理科が1位だというのは、パトリック殿下が言っていたな。私は1位だった。」


 えっ、なんで生徒会長が?ハルロッド殿下がなんか言ったのかな、、?やっぱ、ジルお兄様は1位だよね。流石ってところだ。


「数学と理科は得意っぽいです。それにしても、ジルお兄様はさすがですね。私も鼻が高いですよ!」


「、、、、妹が、かわいすぎる。」


 ジルお兄様が何か呟いたが、人が多いこのラウンジではよく聞こえなかった。


「今、なんて?」


「いや、なんでもない。大丈夫だ。」


 なんでもないとは言っているものの大丈夫じゃなさそうな気がする、、。


「しっかり休んでくださいね??」


 ああとだけ返事をしてジルお兄様は、持ってきていた本を読み始めた。そのまま私も本を読み、気が付けばかなりの時間がたっていた。

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― 新着の感想 ―
ベリンダちゃんのちょっと抜けてるところがとても可愛いし面白かったです。 最高です!
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