15 打ち合わせ
教室に戻ると、まだカーナさんとハリン君は帰っていなかった。
「ロダンさん、サヌイト君。ちょっと今時間あるかな?さっき生徒会会議ででた件について2人と一緒に考えたいことがあるんだ。」
ハルロッド殿下の問に2人は頷いた。どうやら時間はあるらしい。
「早速ですが、魔術体育祭に関してです。例年、系列カラー、、えー、私たちは白です。その色のリボンをつけているらしいのですが、それをどこにつけるか3つほど候補を出して頂きたいです。」
「わかりましたわ!わたくし、リボン交換をしたいと思っているの。だから、頭とかのように汗が染みやすい場所は避けたいですわ。」
リボン交換は、自分で刺繡を施したリボンを友達や好きな人と交換することだ。確かに汗まみれになったのは渡したくないよね、、、。考えていなかった。
「それなら、杖とかにつけるとかですかね?あとは、ネクタイみたいに制服と一緒につけてしまうとかなら汗は染みないと思います。」
これはハリン君の案だ。リボン交換をするなら、そうした方がいいだろうな。
「僕は、手首につけるのとかいいと思う。手首なら汗もかかないし、交換をするつもりがない人はそれで汗を拭いちゃってもいいわけだから。」
汗を拭くって、、リストバンド変わりみたいな感じかな???ハルロッド殿下の意見は個人的にはすごくいいと思う。だってさ、みんな交換してる中1人でいても汗を拭いてしまったからできない~~とか言えるわけだし。
「私はミンゼン殿下の案がいいと思いました。交換する人がいないのではなく、できないだけだと言えますしね!!」
「ぶはっ、やっぱベリンダちゃん面白いや。しかもそれ、断るときにも使えるね。」
んな!思ったことを言っただけで笑われるのは腑に落ちない。。。
「私もいいと思いました。それなら断りずらい立場の人相手でも断れますね。」
ハリン君は苦笑しながらそう言った。
「じゃあ、手首が第1候補で杖、ネクタイ風が第2,3候補でいいかな?」
「ええ!もちろんですわ!!!それなら交換もできますものね。」
カーナさんがそう言ったことで決定となった。話し合いも終わったので帰る支度をみんなが始める。
「あの、、ベリンダさんって呼んでもいいかしら?わたくしのことも是非カーナって呼んでほしいですわ。」
!!!支度を終えたカーナさんがそう話しかけてくれた。私の友達はまだ、リリーちゃんだけだったのでとても嬉しい!
「もちろんよ!!私もカーナさんって呼びます!!同じクラスのメンバーとして仲良くしてくださるとうれしいです。」
「こちらこそですわ。ベリンダさん、その、、これからも仲良くしてくださいな、?」
ちょっと照れ気味で言うカーナちゃん、ツンデレ属性ですか、、、?最高!!大歓迎!!やったー!
「はい!ぜひ!!」
私のクラス生活もいいものになりそうだ!
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