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1 ベリンダ・二コラは悪役令嬢

初めまして!学園もの、恋愛ものを書きたいなと思い今回連載に至りました。毎日コツコツ投稿していくので、楽しんで読んでいただけたら幸いです。

7話あたりから学園入る予定です。

 ベリンダ・二コラ、彼女は「公爵令嬢」「王太子の筆頭婚約者候補」「孤高のバラ姫」そして、「悪役令嬢」であり「転生者」だ_____



°✧˖°✧˖˖°


 夏の暑さのせいだろうか。思い通りに魔術が使えないことに私はイライラしていた。


「....もういいわ。セリウム、お父様には今日も魔術の練習をさぼらずやっていたと言いなさいね?」


「ダメです。私は旦那様に雇われているのでお嬢様の言葉でも聞けません。」


 そう答えるのは、わたくしの執事兼護衛のセリウムだ。この屋敷で唯一わたくしに歯向かってくる生意気なやつ。


「うるさいわね、、、!!こんな暑い日に外に出なくてはならないなんて最悪よ!それに、学園への入学まであと1週間もあるのよ?私は天才魔術師のベリンダ様よ!急ぐ必要なんてないのよ??1日くらい大丈夫なんだから!!」


 そう言って足早に屋敷の中に入ったわたくしは、部屋に戻るために階段をのぼっていた。踊り場に足を踏み入れた時、窓からの強い日差しでわたくしは足元が見えなくなり階段から落ちてしまった。




_____頭が、いたい。情報が一気に流れ込んでくるみたい。誰かに、呼ばれている??


「お嬢様!良かったです、、、幸いケガはないそうなので本当に、、。私が居ながらベリンダ様を助けられなくて申し訳ありません。」


 ああ、全部思い出した。そう、私はベリンダ・二コラ。前世の私がやっていた乙女ゲームの悪役令嬢、、。

 この世界は魔術があって、舞台は中世のヨーロッパ。男爵令嬢であるヒロインが魔術学園に通って攻略対象と結ばれるストーリー、、。それを邪魔する悪役令嬢が私。最後は断罪されるのよね~ルート次第ではS級魔物に食べれるとかいうおぞましい結末で。


(((それは避けなければ!)))


 とりあえずは学園卒業まででS級魔物を倒せるようにしよう!!!!!断罪は15歳で、今は12歳。あと三年ってとこね。いけるかな、、


「お嬢様?どうしたんですか???」


 セリウムからの再度の呼びかけで、ようやく重たい体を起こす。


「考え事をしていたの。それに、セリウムを置いて行ったのだからあなたのせいじゃないよ。」


「そうですか、、そうですよね。でも旦那様からの叱りは避けられませんね、、。」


 何だこいつ、、私のこと心配してなくない?まあいいけど、、。


「ところで、今日の私のスケジュールは?今、何時なの?」


「今は18時ですね。そろそろ旦那様が戻ってくるのでそれまでに着替えましょう。」


 晩餐では家族そろうのがこの二コラ公爵家の決まりだ。つまり、攻略対象である私の超美形お兄様、激甘な超美形お父様、ちょっと厳しめの超美形お母様という豪華メンバーがそろうのだ。かくいう私も、ハイスペックな悪役令嬢なので自分で言うのもなんだが、見た目は、いい。いや、お母様とお父様から産まれたのだから悪い訳はないのだ。でも、


「お父様とお母様とお兄様に囲まれたら、顔面偏差値高すぎて私、雑草になる気がするのだけど、、。」


「そうなりますね。」


 何だこいつ、、。

 しばらく睨んでいると、セリウムはちょっと笑って


「冗談です。お嬢様は孤高のバラ姫でしょう?」


「~~~~~!その恥ずかしい呼び方やめてよ!!!」


 セリウムはどこか楽しそうにはいはいと言って私のザ・悪役令嬢な縦巻ロールを整え始めた。かわいいけどさ、限度ってものがあるよね。入学までに崩そう。

ベリンダ

 金髪にエメラルドグリーンの目

セリウム

 茶髪に青い目



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