【ぷれぷれアクト】 メイキング・オブ・”憎しみの花”
―――その日。
ゲームサークル『グリップダイス』に所属する私―――下げ友が住む街に初雪が舞った。
ちょっとマジで寒かった。
どのくらい寒かったかと言うと、道を歩く女子高生とかが、
「ねーねー! ちょー寒いよね!」
「マジで、めっちゃ寒い!」
とか言い出しそうなくらいである。
しかし―――。
そんな寒さなど、この背筋が凍るような申し出に比べれば、まるで大したことではない、と断言できるほどの出来事が、私こと下げ友の身に起こったのだった。
それは、我が『グリップダイス』主宰者である劇辛党と電話により定期連絡をしている時であった―――。
劇辛党:なあなあ。
下げ友:なにー?
劇辛党:連載している『トーキョーN◎VAリプレイ―――グリップダイス的日常』なんだけど。
しばらく更新してないよねー。
下げ友:そうだねー。
劇辛党:「なろう」だと、2ヶ月間とか更新していないと、「この作品は2ヶ月以上更新されていません」とか表示されるんだよ?
下げ友:へー。
劇辛党:前回、『ぐるのばっ』を連載してから結構経ってるから、そういう表示がされてるんだよー。
下げ友:そうなんだー。
何か、マズイの?
劇辛党:マズイと言えばマズイかな?
だって、作品を完結させてないんだからさ。
ほら、やっぱ、信用問題?
下げ友:じゃあ、完結させればいいじゃん。
劇辛党:どうやって完結させるのさ?
完結させるためには、原稿をアップしなきゃいけないんだよ!?
下げ友:ほー。
じゃあ、原稿をアップすればいいんじゃない?
劇辛党:―――そこで、本題だ。(キリッ)
前回の『ぐるのばっ』は、誰がリプレイを書いた?
下げ友:え?
アイツでしょ?
腹黒演劇乙女。
劇辛党:そう。
……と、言うことは?
下げ友:……と、言うことは?
劇辛党:次の『憎しみの花』は、お前の番じゃないのかぁーーー!?
下げ友:……いーーーやーーーあぁーーー!
劇辛党:…………。
下げ友:……イヤ、冗談だ。
フッ!
原稿はすでにできているぅッッ!
って言うか、前に一回、見せたよね?
ま、あれから校正はしていないけどねー。
ほら、俺って多忙? だから?
劇辛党:―――わかった。
じゃあ、それを至急、連載形式に直して提出してよー。
一話が長いと読みづらいからねー。
それで、『トーキョーN◎VA』に興味があるけど、やったことがない人のために、それなりに解説も入れて欲しいな。
下げ友:え。それって結構大変なんじゃ……。
劇辛党:『トーキョーN◎VA』の良さを……、全国のみなさんにわかってもらう気はないのかぁッッ!?(力説)
下げ友:いや、あるよ?
あるけどー……。
他のメンバーのさー、時間をかける少女とか、寝落ちリア充とかにも書かせようよー。
っていうか、そもそも劇辛党が書いたことないじゃん! 書けよ!
劇辛党:いやぁー、いろいろと多忙なのよねー。(上の空)
下げ友:……俺がヒマだとでも?
劇辛党:しかし、今はその話じゃない!
やるのか、書くのか、直すのか?
下げ友:どれも同じじゃん!
……直すよー(しぶしぶ)。
劇辛党:(渋い声で)……じゃあ、俺の方からも注文がある。
下げ友:……何すか?
ってゆーか、俺の方の頼みは一切聞いてもらえてないけど、ねー。
劇辛党:RLをもう少し……感じ良く書いてくれ。(キメ顔←推定)
下げ友:何だよ、もう!
それが一番難しい注文だよ!!
一応、最後の部分について補足しておくと、劇辛党のマスタリングは、本人曰く、「俺ってゲキ甘だよね?」ということなので、本当は超いい感じです!
ホントだよ?
ということで、これから、『トーキョーN◎VAリプレイ―――グリップダイス的日常』の中で、連載された『ぐるのばっ』の続きを連載します!
タイトルは『憎しみの花』!
えーと、内容は、
①カワイイ女の子が登場するよ!
②サイコな野郎が活躍するよ!
③童女が2人以上出るよ!(最重要)
です!
話自体は、それぞれの話で完結してるから、読めるハズ!
……だと思う。(弱)
あ!
登場するキャストの紹介も、それぞれのオープニングの後に改めて載せておくので、良かったら見て下さーーーーーい!
っていうか、ぜひ見てね!(強)