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序章という名の兄の日記の最初のページ
本日は晴天なり。今日というこの日は特に何もなく穏やかな一日だった。
…いや、やはり嘘はよくないな。日記というものをつけるのだから、ちゃんとその日にあったことを、思ったことをきちんと書くべきだな。だとすればこれは、日記という名を借りた、俺と妹の壮絶な戦いの一部を切り取った、いわゆる戦記のようなものになるのだろう……。
あ、ついでに今日は晴れというより曇りだった。布団が干せなくて悲しい。
ここ最近曇り続きだから晶嘉が布団を黴びさせてないか心配だ…。
某日、兄の日記の最初のページより抜粋。
はい、始まりました新連載。こちらでオリジナルの連載を投稿するのは初めてですね。
二次創作時代からの方も、今回はじめましての方もよろしくお願いします。
