自分の力で手に入れたからこそ価値があるのよ
オレたちは、魔王の手がかりを探すために花畑まで来ていた。
「このお花可愛いわ。」
「由里、遊んでない?」
「ん?気のせいよ。」
そのとき、由里の後ろに巨大な花の怪物が見えた。
「由里!後ろ!」
「後ろ?」
由里が振り向くと、怪物はたおれていた。
「何これ?」
由里が触った瞬間にそれは消えて、由里の手に箱があった。
「開けていいの?」
「開けてみよう!」
箱の中には、手紙が入っていた。
「手紙読むわね。えっと、『よくもアタシのフラワーモンスターをたおしてくれたな。でも、お前ごときじゃフラワースターはたおせねぇぜ。花子』だってよ。」
名前雑すぎるだろ。もうちょっと考えてあげなよ。
「あのさ、指輪またついちゃってるんだけど。」
由里の右手のくすりゆびに指輪がついていた。
「あと、ハートが黒くなってるわ。」
「本当だ。」
オレが指輪に触ると、オレたちは森に落下した。
「いった。今度は何よ。」
「大丈夫!?」
「ありがとう、もう大丈夫よ。健人は大丈夫?」
「オレも大丈夫だ。」
「アタシをムシすんなー!!」
少女だと思われる声が聞こえた。どこにいるの?
「へ?誰?」
「オレだって分かんねぇって。」
どこ?無視って?マジで全く分からない。
「アタシの森に勝手に入って、アタシをそんなにバカにして、許されると思うなよっ!!」
少女の姿がやっと見つかった。由里も見つけたようだ。
「覚悟しろっ!!」
その少女は、よく分からない怪物を大量に召喚していった…が、由里が近づくだけですべて消えていった。由里、実は超強いんじゃね?
「アタシの最強モンスターがっ!!ぐぬぬ、まあ、そんなのたおしたくらいでいい気になんなよなっ!そいつらは最弱のモンスターなんだからっ!」
「弱いってレベルじゃなくない?私何もしてないわよ。」
てか、最初に最強モンスターて言っちゃってるし。
「細かいこと気にしてんじゃねぇっ!」
そう言いながら、さらに大量の怪物を召喚していった。無限わきか!?
「もうっなんなのよっ!」
由里の声でみんな消えてしまったがな。
「よくもっ!!ゼッテー許さねぇぞ!!」
少女は走り去ってしまった。
「健人、追っかけてみよっ。」
「ああ、そうだな。」
オレたちも少女が走って行った方向へ走って行った。




