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疫病神と呼ばれてますが、バレないように影で活躍中!!  作者: 矢斗刃
第二章 ユーグ男爵領vs大野盗団
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チートのお時間

「あうあうあー。」さぁ始めようか。チートのお時間だ!


たぶん。きっと。できる。はず?とネガティブだった。

だって二千対十くらいだぞ!


だが俺の目下の敵はこの娘だ!


名前はルン。まぁ可愛い娘だ。

しかし、今はただの強敵だ。


奴は俺を・・・抱いているのだから俺は逃げられない!


「テト、ルンお姉ちゃんだぞ!」と喜んでいた。

「あうあう。」ルンよ放してくれまいか?

「うん、もっと可愛がるよ!」とあやしてくる。

「あいうえあうい。」ダメじゃん!なんか弱点ないの?親父さん!


「・・・」

「あうあう。」え、なにと俺は聞き返す


「俺はお前の親父になった覚えはない!ルンはやらんぞ絶対!」

「あーあ、あういうう。」そう言うのいいんで、えーとイーツでいいのか?


「なに!娘が可愛くないだと!」

「あうあいう。」そうは言ってないだろう。

まったく娘を溺愛するなら死ぬなよな。と文句を言う。


「うむ娘の弱点か、教えると思うか?」

「ああーいうおー。」教えてくれないなら、適当に魔法を使って眠らせるか?

「むむ、それはそれで困る。ふむ、私から言って聞かせよう。」


「あうちゃー。」お願いしやーす。

「なんか軽いな。」


ルンちゃんはさっきのお父さんの会話聞こえていたみたいだ。

しかし・・・

「やだ、ルンはテトのお姉ちゃんなんだから!」と断った。

「それはそれ、これはこれ。」イーツ説得下手だな。とちょっと呆れた。


「ああうう。」俺の言ったとおりに話すんだ!とイーツに言う。

「はぁー。」とたぶん父親の自分に説得出来ないんだ。

お前に説得出来んのかって言いたいんだろう?


「あうあうああー。」赤ん坊はは少し一人になりたいと言っている。

「へ?」

「あうあ。」さぁ言え!

「あのいいんですか?」

「あうあー。」かまわん!


「はぁー赤ん坊は少し休みたいみたいで一人になりたいようだ。」と言うイーツ。

「お父さん、赤ちゃんの言葉わかるの?」とパーッと明るい顔になる。


「え、ああ、もちろんだとも。」黄金の火の玉が調子に乗り出した。

「じゃあ、じゃあルンお姉ちゃんのこと、どう思っているか聞いてくれない?」


黄金の火の玉に雷が走った。

「まさか赤ん坊のころから、たらしとはいい度胸ではないか。」と気持ち火が強くなったような気がするぞ!


「ああ、ええーーあうあうあー。」ルンお姉ちゃんはお姉ちゃんとして尊敬してますよ!と答えた。

「あうあうあー。」ほら伝えろ!

「はー尊敬しているそうだ!後、娘はやらん!」

「え、それって!私と結婚してくれるってこと!」と目を輝かせて俺を見てくる。

火の玉はさらに火の勢いを加速させて言ったようだ。


「この恨み、晴らさずにおくべきか!」

「あうああうー。」恐い!少し落ち着け、年齢差もあるだろう。

「むむむ。絶対に認めん!」

「あうああうー。」知らん!ルンは顔を赤らめている。


「あうああういええおあうーあうあーあー。」

イーツの発言で誤解させたからな!ちゃんと誤解だって言っておけよ!


「あうあうあー。」俺はベットで眠たいって言ってくれ。


「むむ、ルン赤ちゃんはベットで寝たいそうだ。」

「わかった。一緒に寝ようね!」と俺をおいて準備に入る。


「あ、うあうああー。」あ、これはヤバい!


黄金の玉の後ろに般若が見える。

「あうあうあああー。」ちょっと待て早まるな!そうだ!俺に手を出せばルンに嫌われるぞ。

「安心してくれ。お前を殺して俺も死ぬ!」


「あやーーーー。」いやーーーー。

「何やっているの?」とこの状況を見て言う。

「お父さんなんて、嫌い!テト行きましょう。」

俺はイーツが崩れ落ちる所を見守るしかなかった。


合掌。


「死んでないからな!いや死んでるけど!」



さて俺はこの娘に抱かれ寝ているのだけど、抱き枕にされている。

何とかこれを抜け出し。

「ふう。」とおでこを腕で拭う。


さてと。

「あうあうあー。」スライムいる?

ちょっと時間を開けて言う。

「あうあうあー。」スライムいる?

はい父上!

「あうあうあー。」なんかもう喋るのめんどくさくなってきたぞ!

まぁ今はいいか・・・


「あうあうああ。」お前、俺になれるか?


可能です!


「あうあうあ。」よしでは交代だ!


はい!と変身していく!俺そっくりって、服を着せ替えしないとな。

「ああうああー。」あれ、お前?おんなのこ?


そうですが?なにか?


「いや、なんでもない。」

まさか自分の女の子バージョンと会うことになろうとは・・・


恐るべし異世界!


俺はふわふわ浮いていた。

この間の神界でマスターしたのだ。

しかし、くるくる回る俺。まだ少し制御不足だが止む負えまい。


「あうああーあうーう。」そうだ。お前の名前はルルにしよう。

「ルル、それがわたしのなまえ!」

うん?うん?

「あうあう。」お前今、喋らなかったか?

「はい!しゃべれます。」あーあと頭を抱える。


「あうあーああー。」とりあえず〝あ〟しか喋るなよ!やってみろ。

「あああああああああああああああああああああああ。」ちょっと恐い。

「あああうあ。」喋りすぎだ!思わずツッコむ。

「あう。」

「ああ、ああういうええおあおう。」

ああ今の感じな、まぁ頑張れ。なんかあっても頑張れ!と親指を立てる。


「ああう。」そろそろちゃんと喋れる練習した方がいいかもしれんな。

「父上!。何かあったら念話しますから。」

「ああなあ。」うん、念話!

わたしがいましゃべっているのが念話。


おおう、もしかしてこれきこえる?

ちちうえー。

ああ、こんどからお兄さんな。

ちちうえー。

だからおにいさんな?

おにいちゃん。

まぁそんなもんか。


これであうあう会話はしなくてよさそうだ。


「ぐふ。」黄金の火の玉が笑っている。

お前もしかして最初から知っていたな!


「まさかそんなことはありませんよ。」

どうだかな?


ではルル言ってくる。

「はい、どうかご無事で!」

ルンと宿屋のみんなをまもってやってくれ!

「行ってらっしゃいお兄ちゃん。」


俺は浮かび上がりながら窓の外に出る。もちろん隠密スキルを発揮している。

黄金の火の玉も一緒についてきた。



俺たちは現在森の中にいた。

ここら辺でいいか。

「どうしましたか?」

ああ、ちょっとな。


「うーん。」


考えるにチートとはいくらか種類がある。

普通に王道を行くとすれば主人公最強だ。

最強のスキルを駆使し、凄まじい剣技。

大きな魔法の連発しても大丈夫なMP。

皆が皆好きなタイプだ。


しかし、今回これは使えない。

赤ちゃんが無双してしまえば、それだけで異端として全世界に指名手配されてしまうのが目に見えている。

変身機能を使えばいいというかもしれないが、あれは元に戻った後のフィードバックがヤバい。痛い。もう体験したくない。


あと内政系も、これはまぁ少しやるが、後のことだ今は置いておこう。

戦闘のことではない。今回は戦闘のことだ。


となると、もう一つの方法しかない。

強い仲間をつくり育成して鍛え、そのものに無双してもらう。

俺が大人になるまではその大人の後ろに隠れて護ってもらわなければならない。


問題は誰が信用できるかだ。

トッテ達でもいいが、正体がバレやすい。

勇者パーティーからは護ってもらえないな。


ふむ、俺が今考えていることができるなら、大量とは言わないが、兵が獲得できる。

そして俺自身もその最後の戦いには姿を見せなければならない。


なぜか・・・それは物語の最後は見逃せないからだ。

もう、あんな思いはこりごりだからな。

辺境伯領で起こった出来事では始めに脱落してしまうという。

あるまじき失態を演じてしまった。


俺は魔法を唱える。

「あうあうあー。」クリエイトゴーレムと。

それは土から形作られ、人型のゴーレムが出来た。しかし動かない。

そりゃそうか!今回はちゃんと魂が入る器として作ったのだから・・・


目鼻口、耳、髪はいるか?

まぁほどほどに、顔から下は簡易に頑丈に、良し、これにある程度の色を塗っていく。

人型に近づいてきたか?

よし、お前はゴーレム一号だ!

イーツ、お前これに取り付けるか?


「はい?」と戸惑う声を出す。

やって見ろ、ある程度イーツの魂の波長と合わせている。

出来れば御の字、出来なくても改良して合わせる。


イーツは意を決したようにそれに憑りついた。


こ、これは身体が動く。

よ、良かった。成功みたいだね。


あ、ダメだ。眠い。ちょっと護衛任せた。俺は地面に転がって寝始めてしまった。


「そうかまだ子供だったのだな。二人ともこれを見たか?」ゴーレムの腕が動いている、

「ああ。」蒼い火の玉。

「まさかこんなことになるなんて。」淡い火の玉。


「後で領主様達の分も作ってもらいましょう。」

「そうか。」

「そうね。」とこの三人は俺の方を見ていたのだ。


それは可愛い寝顔だった。

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