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無題  作者: コザクラオカメ
序章
9/17

独白





『ねえノーヴィス。

 私は後悔したくないの、例えそれが善くないことでも。わかってくれる?』


遥か遠い過去に言われたセリフがフラッシュバックする。


『人は最善を選べない、だからせめて後悔のない選択を』


嫌な言葉だ。私にとっては呪いの台詞と言ってもいい。

眼前の少年の吐いた呪い(言葉)に目眩を覚える。


人は最善を選べない、

人は誤った道を進み続けるしかない、

その過ち()を知りながら歩み続けるほかにない。


では、

最善を悟りながら人は最善を選ばないことがあるのだろうか。あるいはだからこそ『最善を選べない』のか。

だが、それはあまりに罪深い。


正しきを為し、過ちを正す。

それこそが人の正道。忘れてはならぬ常道。


なればこそ私は────……







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