第一章 簡単解説
これを読めば第一章の内容が淡々と理解出来ます。
普通に読みたいという方は次の話から第一章をご覧ください!
イブルという名の人間へと転生を果たしたディアゴ。
彼を待っていたのは、母親の尻に敷かれる毎日だった。
おまけに十個の呪いが彼の体を蝕み、彼は全盛期の力をほぼ出せなくなっており再起は絶望的だ。
だが、彼は魔王へ返り咲き、ナーザへ復讐をする事を諦めていない。
そんな中で、彼は目標を定めた。
一つ、冥域の者達に対抗すべく仲間を最低十人は集める事。
二つ、自身に掛けられた呪いを解呪する事。
こうしてイブルの人間生活が始まったのだ。
◇
六歳
ある日彼は、母親からお使いを頼まれる。
渋々と了承し、買い物に向かうイブル。
そこで彼は興味深いマナの波動を感じ取る。
その発生源は、貴族に虐げられていたネスティという貧民だった。
イブルは彼女を一人目の幹部にするため貴族たちを追っ払い、自分の家に招いた。
ネスティは両親を失っており、貧民の自分に生きる意味はあるのかと考えていたが、イブルによって諭され彼に忠誠を誓う事になる。
◇
十六歳
十年後、見事にネスティを忠義ある幹部に育て上げたイブルだったが少し育て方を間違えた。
全裸でベッドに入って来たり、事ある事に理由を付けてはボディタッチが多い。
おまけにイブルの食事は全てネスティが食べさせるという始末。
イブルはそろそろ計画を次の段階へ進ませる事を決める。
それに対し、ネスティは王都にある勇者学院へ行くのはどうかと提案する。
そこであればイブルのお眼鏡に叶う幹部候補も、呪いを解呪できる呪術師もいるかもしれない。
イブルはすぐに勇者学院行きを決意。
しかしそれには受験料のための金が必要だった。
そこでイブル達は町に張り出されている賞金ありの魔獣討伐で一攫千金、見事に受験のための資金を手にした。
そして入学試験当日、エヴァという謎の少女に遭遇したりしたが今回は割愛。
第一試験のマナ測定ではまさかのゼロ点を叩き出したイブルだったが、第二試験の『岩壊』では見事に『可』を勝ち取り勇者学院へ合格(補欠)した。
当然ネスティも合格。
こうして二人の新たな舞台は王都の勇者学院へと移り変わるのだった。
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