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メモリー  作者: 胡桃の御霊
3/3

2070年 7/3 イギリス公国第一高校 社会科講談室 ローリッチは中間考査の試験問題を作成している。年配の教師たちはすべての問題を私に作成しろ。という難題を私に突きつけてきた。しかもあの名門プルート大学の入試問題程度のレベルで

私はブラックコーヒーサプリメントを流し込むように飲み、問題作成に移った。

コンコンという音がする。訪問者がやって来たようだ ドアを開けるとそこには常連がいた。「ここは現在、入室禁止なんだ。サム 悪いがいつもの質問なら考査後にしてくれ」と言い放ちドアを閉めようとしたところ、「ローリッチ先生!校内で密かに噂になっているんですが...先生は戦場記録員なのでしょうか?」と突拍子もない事をサムが言う。「何を言っているんだ! そんな嘘を信じるなんて君には失望したよ」と真顔で言い返しドアを閉めた。

なぜ、そんな噂が流れているのだ? 私は心を誰かに撫で回せれているような不快な気分に陥り、この日仕事は遅々ととして進まなかった


宿舎に戻りアンドロイド犬のキースと戯れながら、なぜ、サムが戦場記録員の事を噂に聞いたのかを考えた。しかし、疲れもピークに達していたからであろうか。ローリッチはあれこれ考えるうちに眠り、朝を迎えた。

ローリッチは出社し社会科講談室に着くと


サムが神妙な顔をしてそこに立っていた。




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