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メモリー  作者: 胡桃の御霊
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胡桃の御霊です。この度、メモリーを連載されていただきます。

私は現在、高校2年生で将来は世界史教師をしたいと思っています。

そんな私が歴史を勉強する際に思う事があります。それは国同士の歴史解釈のズレです。歴史は国によって伝え方が違うということです。

もし、戦地で歴史を作る者がいるなら、そして歴史を教えているとしたら、その者の生き様が見てみたい。と思い執筆しました。

なぜ、人は生きるのだろうか?この世界に違和感を感じたのは何時だろうか?

僕の心はいつも騒ぐ。この世界の真理を突こうとすると.....



2046年8月6日午後7時39分、この世界に3度目の衝撃が走った。ユーラシア大陸の中央部バルハシ湖畔、100年余りの沈黙の果てに再び、大ロシア帝国が南下政策を始めたのだ。1世紀ほど前まで続いていた大ロシア帝国の目的であった不凍港の獲得ではなく、今世紀の目的はモスクワで勢力を拡大している新興宗教 ロット教の布教であった。大ロシア帝国はジハードと称し行進を始めた。7世紀の正統カリフ時代に始まったジハードとは主旨は大きく違い改宗をしない者は女、子供関係なく即処刑された。その勢力を抑えるためイギリス公国が赴いた。

こうして、第3次世界大戦が勃発したのである

こうした現実?を生徒たちに教えている事が私の仕事だ。



世界史教師, ローリッチ ヘンブリーは授業後、いつものように質問を受ける。「ローリッチ先生! モスクワで勢力を拡大したロット教はなぜ、ロシア国民に受け入れられたのでしょうか?」 と尋ねる常連はサム ミーハ,イギリス公国第一高校の生徒である。サムにいつものように教え、私は教室を後にした。

ローリッチ ヘンブリーには2つの顔があった。一つは世界史教師という顔、もう一つが戦場記録員と言う顔だ。


戦場記録員は戦地での記録をとり、自国の歴史書の製作に携わる職で大変名誉な職であるが、戦地での壮絶な体験による精神病になる者や、戦地であるため巻き込まれ死亡するケースも多い職である。


2070年現在でもその存在を知る者は少なく、国も存在を公認していない


この物語はローリッチ ヘンブリーの物語

歴史を作り、教える者の苦悩を描いた物語である





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