たつ君に
君よ、裁つ君よ
今、なにを思う
保身か
革新か
または中立か
なんでもいい。
君が望むのなら
君よ、旅立つ君よ
今、なにを抱く
恐怖か
希望か
または憧れか
なんでもいい。
君が負うのなら
君よ、岐路に立つ君よ
今をどう感じる
なんでもいい。
ただ、忘れないでほしい。
君を慕う者
信頼する者
尊敬する者がいることを
春に降る靄のような
夏に注ぐ太陽のような
秋を照らす落葉のような
冬を濡らす霧雨のような
普遍と相反の想いを
君が持っているのか
どうでもいい。
君のゆく道に幸多からんことを
私はそれを考えながら
水面に映るゆらめく青空をみていた
お初にお目にかかります。
もうそろそろ別れの季節。
旅立つ人やその地に残る人を想って書いた詩です。
初心者ですので、色々と至らない部分もあると思いますが、何かあればコメントして頂けると幸いです。
今後、この詩を元に何か一作品を創ることができればいいなと思っております。
読んで頂き、ありがとうございました。