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第67話 エスコルヌ女子爵に誘われて・・・

 そして充実した会談の後。


 俺はエスコルヌ女子爵にお屋敷でのディナーに誘われ、ご当地食材をふんだんに使った温かいもてなしを受けると。


 そのままエスコルヌ女子爵に誘われて、部屋のベッドに半裸で横になっていた。


 華美ではないが品格のある部屋には、少し甘さを感じるキャンドルアルマが炊かれ、照明は薄明かりといったレベルに調整されている。


 部屋の温度はかなり暖かめで、半裸で寝そべっていても寒さは感じない。


 ベッドで横たわる俺の脇には、薄着になったエスコルヌ女子爵が寄り添うように座っており、


「フィブレ様、ここはどうでしょうか?」


 エスコルヌ女子爵の手がさわさわと、柔らかい手つきで慈しむように、俺の身体をさすり上げていった。


 さわさわ、さわさわ。


 そのたびに俺の身体はビクビクと過剰に反応してしまい、


「あっ、くぁっ! うっ、き、気持ちいいです……」


 敏感なところに触れるたびに、俺の口からは普段は絶対にあげない情けない声がこぼれ落ちてしまっていた。


「ですわよね。ガチガチに固まっておりますもの。ふふっ、こんなに硬くしてしまって。わたくしがじっくりと解きほぐして差し上げますわ」


 さわさわ、さわさわ。


「あぅっ、くぅ……っ!」


「可愛い声ですわよフィブレ様。無法の暴れドラゴンを倒した英雄様も、こんな声をおあげになるのですね」


 さわさわと柔らかいフェザータッチで俺の下半身をまさぐり、絶妙な刺激を与え続けながら、エスコルヌ女子爵がクスクスと笑った。


「俺としたことが、面目ありません……くあっ」


「仕方ありませんわよ。この状況なら、誰だってそうなりますもの。恥じる必要なんてありませんわ。むしろ誇るべきでしょう」


 さわさわ、さわさわ。


「あぁぁ、うう……っ」


 エスコルヌ女子爵のテクニックの前に、俺の口はもう快楽のうめき声をあげるのを止められなかった。


 さわさわ、さわさわ。

 ピクピク、ビクン!


 繰り返される甘美な刺激に、俺の身体はベッドの上で何度も小さく跳ねた。


「では準備はこれくらいにして。ここからは、少し強く致しましょうか」


 さわさわと優しいフェザータッチだったエスコルヌ女子爵の手が、少しずつ力を帯び始めた。


 ぐいぐい、ぐいぐい。


 強い刺激が俺の身体にダイレクトに伝わってくる。


「うぁっ、あっ、うぅっ……!」


 くっ、これはこれで気持ちいいぞ……!


「フィブレ様。さっきから少々、身体に力が入っておりますわ。もう少しリラックスして、わたくしに全てを預けてくださいまし」


「そうは言っても、くっ! 身体が勝手に反応してしまって、ううっ!」


「ふふっ、可愛いフィブレ様。普段は凛々しいフィブレ様がこんな可愛らしい声をあげるだなんて、わたくしなんだかゾクゾクしてきちゃいました」


「勘弁してください……あぁぁ……」


「いえいえ、もっとお声を聞きたいですもの。勘弁はいたしませんの」


「あっ、う――っ」

「ふふふ……ふふふふふ……」


「あの、もしかして楽しんでいませんか?」

「いえいえ、まさか、そんな! わたくしはいたって真面目ですわ」


 そう言うエスコルヌ女子爵だが、その声は妙に弾んでいた。

 どうやら俺を使って楽しんでいるらしい。


 え?

 さっきから何をしているかって?


 そりゃあもちろん、マッサージとリンパ流しだけど?


 薄暗い部屋でアロマを炊いてリラックスしながら半裸で横たわっている俺に、エスコルヌ女子爵が施術してくれてるんだが?


 それ以外に何かあるか?


 なんでもエスコルヌ女子爵は昔から、前ノースランド領主であるお父さんの肩を揉んだり、マッサージしてあげたりしていたのだそう。


 本人もその道のプロからいろいろと学ぶなどしており、最近の移転のあれやこれやで披露が溜まりに溜まっていた俺に、その自慢のテクニックを披露してくれたというわけだ。


 あまりの気持ちよさに、俺はよだれを堪えるのに必死だったね。


 最近はかなり気心が知れた間柄なのもあって、こういった半分裸のお付き合いまでしちゃう俺とエスコルヌ女子爵だった。


 ただそれだけのことである。

 はて、それがなにか?

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