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ボディビル関連のエッセイ集。

『私のエッセイ~第百七十二弾:『ボディビルディング』のトレーニングの進め方

 ・・・皆さん、こんばんは!


 私ですね、かなり以前に、ボディビルについての総合的なエッセイを書いたことがあるのですが・・・


 今回は、ボディビル・・・特に「筋肥大」「筋量維持」としての観点から、お話してみたいと思います。


 ボディビルディングというものは、主として筋肉を鍛え、大きくするのが目的なんですが・・・


 似たようなスポーツに、『ウエイトリフティング』『パワーリフティング』がございます。


 前者は、最大筋力・・・すなわち、一回あたりで持ち上げられるリフティング専用のバーベルの挙上きょじょう重量の数値を競うもの。


 細かくは、『ジャーク』と『スナッチ』の2種目があって、その挙上重量の合計数値で、競い合います。


 後者は、「ベンチプレス」「デッドリフト」「スクワット」の三種目の最大挙上重量の数値の合計点を競うもの・・・といったところですね。


 いまは、ボディビル・・・あるいは、ウエイトトレーニングというスポーツは、かなり一般の方にも浸透しておりまして、あまり抵抗感というのがありませんが・・・昔は、マッチョな男は、「気持ち悪い」「性格的にもおかしいんじゃないか」などと敬遠されていました。


 でもね、筋肉を大きくすることは、かなりいいことが目白押しなんですヨ♪


 筋肉というものは、脂肪の『最大の燃焼工場』ですから、筋肉の大きさ(= 業界用語で「バルク」といいます)・・・筋量がある人は、そうでない人よりも、「太りにくい体質になっている」といえると思います。


 ただ・・・残念なことに、「脂肪を落とす」ということと、「筋肉を増やす」ということは、水と油のような関係にあり、両者、相容あいいれないところがあります。


 つまりですね、ぶっちゃけた話、筋肉をつけようと思えば脂肪がどうしてもつくし、脂肪を落とそうと思えば、どうしても筋肉を失います(=エネルギーとして分解して燃やし、失ってしまいます)。


 減量・・・ダイエットを、無理に、短期間に強行しますと・・・筋肉が大量に燃やされ失われ、次にリバウンドしたときに、筋肉よりも脂肪の割合が増えてしまい、減量を繰り返すたんびに、見た目にも「脂肪質」の外観になってきます・・・。


 たとえ、体重の数値が同じでも、中身の質が悪くなっていく・・・そんな感じですかね。

 

 だから、脂肪の量が多い人ほど、ゆっくりと期間を設け、極力無駄に筋肉を失わないように、長いスパンで丁寧に減量してあげるハメになります。


 ・・・ほんとうに根気が要る作業です。


 逆に、筋肉を増やす場合、なるべく脂肪をつけないように、ゆっくりと「増量」することになります。


 これは、ベテランビルダーの『廣田俊彦先生』もおっしゃってることなんですが・・・


 ボディビルディングのバルクアップ期間中・・・つまり、筋肉を増やそうとがんばっておる時期ですね。


 そのときには、体重が増えたからといって、安易に喜ばず、ときどき体脂肪率を体重計などでマメに量りながら、慎重に進める必要があります。


 腕などが太くなってくると・・・ややもすれば、脂肪は筋繊維の奥にも入り込んできますので、筋肉が大きくなってると勘違いしてしまいます。


 だから、普段から脂肪はなるべくつけないようにすべきなんです。


 ついでに言いますと・・・筋繊維が、脂肪の入っていないクリアな状態ですとね、「パンプアップ」といって、トレーニング中に筋肉の中の血管が、血液中のたんぱく質と反応した結果を受けて、まるで内側から膨らんで充血したかのように、押し広げられて、皮膚を突き破ってしまうような独特の快感を得ることが、とても容易になる傾向があります。


 ・・・つまりは筋肉が、エクササイズに敏感に反応しやすくなってくれる・・・反応が良くなるんですね♪


 ボディビルをこれからやられる予定の、脂肪がかなり乗った方は・・・しばらくは、はじめの段階で、まず全身の脂肪を、筋肉を多少失っても良いので(あとでゆっくり取り戻せばよい)、きれいにいったん落としたら、今度は脂肪をつけないように、慎重にバルクアップしてゆく・・・これが一番の近道であり、確実な王道だと思います。


 ・・・ちなみに、もうご存じかとは思いますが、燃焼しやすいのは、「皮下脂肪」よりも「内臓脂肪」です。


 その昔は、まったくの真逆だと考えられていましたが。


 減量で特に大きくモノをいうのは、「寝る前の食事」ですので、夜は、野菜やたんぱく質をやや多めに摂り、炭水化物・間食を控えましょう。(炭水化物は、低血糖にならない程度に極力カット!!)


 プロテインはホエイだろうがソイだろうが、意外とカロリーがあり、ヘタに併用すると減量の邪魔になることもあります。


 「メチオニン含有量」が少なく、プロテインスコアが心配な大豆食品ですが・・・なにも高価な牛肉でなくとも、豆腐や納豆でも「ある程度の」筋量維持はできます。


 卵や牛乳も、その強力な味方ですね。


 ・・・ヘタに、そういうサプリメントには頼らない方がよろしい。


 金もかかるし。


 「だって、体重1キロあたり、最低3~6グラムのたんぱく質をと、どこでも言ってるし・・・」となげく貴方・・・


 あまり気にせず、「筋肉痛の入り具合」と見た目で「筋肉が落ちていないか」の方を気にしてください。


 体重計の数値は、あくまでも「目安」にすぎませんからね・・・。


 夕飯の内容をちょいと見直すだけでも、人によってはガーーーンと面白いように脂肪が取れていきますゾ。


 その調子、その調子♪


 それとですね・・・ジムに通ったりできず、また、自宅にボディビル用のバーベルやダンベルが無いからトレーニングできんわい!! ・・・とおっしゃる貴方。


 そんなことはありませんよ。


 腕なんか、極端なハナシ、水を入れた2リットルのペットボトルなんかでも鍛えられますし、胸だって、格安の『プッシュアップバー』で、充分鍛えられます。


 やり方によっては、ただの「腕立て伏せ」や、二つ椅子を使っての腕立て伏せでも、大胸筋や三角筋前部は充分鍛えられます。


 ただね・・・ここは誤解しないんでいただきたんですが、このあと紹介する動画で、北島先生がおっしゃっているように、本当に見た目の筋肉を、ボディビルダーのように、これから大きく発達させたいのなら、本格的なウエイトトレーニングやプロイテインサプリメント、ビタミンサプリメントなどは必須なんです。


 『現在の筋肉量をなるべく保持・維持できる練習法』として、話をさせていただきました。


 あとは、ボディビルのコンテストビルダーがやるような、気合の入った『ポージング』も、かなり有効です。


 ポーズをして、ターゲットの筋肉を、「ぎゅっと」収縮させるんですよ。


 私なんぞは、筋肉が付きやすい(= でも太りやすい)体質なので、腕なんかは、ときどきポーズをするだけで、いつも太いまんまですよ♪


 あとね・・・「腹筋のバルク」をきれいに人様に見せるためには・・・腹筋自体のバルクアップも重要ですが、それよりも、腹筋をしぶとく覆っている邪魔な脂肪を取り除いていくことが、なによりも肝要かんようです。


 あとね・・・腹筋運動だけで「脂肪は減りません」。


 それをやったからといって、おなか周りの脂肪は取れないんです。


 脂肪燃焼というものは、言ってみれば「全身的な反応・現象」なので、顔を含めた全身の脂肪を、時間を掛けて、じっくりと落とすことを考えましょう♪


 筋肉を増やせば、だんだんと「リバウンド自体が」しにくい体になっていく・・・このようなうれしいメリットもあります。


 では最後に、またおなじみのYouTube動画を紹介して、今回のエッセイを閉じたいと思います。


 ここまでお付き合い下さいまして、ありがとうございました。


 m(_ _)m


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 1.『【勘違いシリーズ】全身万遍なくトレーニングする必要はありません!好きな部位のみ鍛えて下さい 北島達也』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 2.『なぜ、ベンチプレスが必要なのか?大胸筋を大きくすることでカッコイイ体をデザインする』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 3.『ベンチプレスが最強の筋トレである理由』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 4.『大胸筋を極限までデカくする胸トレ【3選】』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 5.『アメリカ人が求める理想の体型と日本人のボディービルダーとの違い』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 6.『カッコいい体にならない理由。ただ重いウエイトをあげるだけでは意味がない』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。~ コレ、かなり重要な情報です!! なかなか北島先生がおっしゃってくれているような、『セパレーション』・・・つまりは、筋肉と筋肉の『さかい目』の付け方を教えてくれるところって、ないんですよ。私も、改めて勉強になっております♪

 つまり、こういうことです。ワークアウト中は、ターゲットのどの筋肉部位に刺激を今与えるべきなのかをリアルタイムで理解し、その筋肉を細かく意識すること・・・脳と筋肉の『マインドコネクション』・・・つまり、脳と発達させたい筋肉の部位が、ちゃんとダイレクトに連絡を取り合ってくれているのか・・・きちんとそこに『刺激』が入ってくれているのか・・・そして、中途半端な『可動域かどういき』でやらず、きちんと『可動域いっぱいのフルレインジで行なえているのか』・・・こういうことなんです♪


 7.『ウエイトトレーニングをしなくてもカッコいい体は作れるのか?』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 8.『本当にカッコいい体系とは?どの部位を鍛えるとカッコいい体が作れるのか?』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 9.『なぜ、腹筋が割れないのか?腹筋のメカニズムを知れ!』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 10.『腹筋が割れない原因について ポイントを押さえて解説』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。


 11.『【腹筋への誤解】ボディビルダーはなぜ、腹筋を鍛えないのか?』

→ UP主様は、「【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル」様。

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