表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

不死者シリーズ

女神の様な者の日記?

作者: レリスタン

思いつきです

私が発生してから長い年月が経過している


私はその間、対応した者の一生を書き記している 


何かノートのような物に残しているわけではなく、これは私の記憶のようなものだ


まぁ、堅苦しく話そうとしたが私にはやっぱり無理 ということで・・・


こんにちわ~ 人間でいうところの転生女神のような仕事をしていまーす 名前はあるにはあるのですが教えるのも面倒なので女神ということでここはひとつ


ここでお話するのは私が個人的な趣味で覚えていたことを読み返していくものです


ただ仕事をするだけでは退屈で退屈で仕方がないのですよ 仕事仲間はそれこそ無数に存在するんですけどなかなか接点がないんですよね~


私は時折、読み返している?思い返している?といった行動をたびたび行っています 今回は、それを文字に起こしてみようかと思いましてこんなものを作りました~


暇つぶしにどうぞ良しなに~




===========================================



事例:勇者召喚 

結果:途中死亡により失敗 魔族により支配され人類は大きく数を減らすことになる。


彼が授かった能力に尖ったものはなかった。万遍なく無難な能力を複数選んだ。ユニークスキルとして絶対防御、貫通の二つを獲得する。


召喚当初は非常に浮かれていた様子。ちやほやされる中、勇者に課せられた訓練課程を修了し仲間を連れて魔王討伐に踏み出る。道中も特に問題なく魔王軍からの刺客に対処し侵攻していく。最終盤では、一人二人と仲間が欠けていったが魔王の午前まで突き進み無事魔王を討伐した。


討伐後彼はハニートラップに引っかかり無事死ぬことになる。勇者を殺したのは召喚した国。召喚当初から浮かれており、力をつけることでさらに増長、王国の手に負える存在ではなくなり暗殺を決行。彼は増長していることもあり何の疑いも持たずに泥酔し永遠の眠りに着いた。


その後、魔国からの報復行動にあい、王国は滅亡することになる。上層部の貴族階級身分は軒並み戦死することになった。



事例:魔王降臨

結果:役目をはたし無事、元の世界に帰還となる。国が興され分母を増やすことになる。


彼女は能力を選ばなかった。自身で選べると説明したがそれでも私が選んだ方が確実と判断したようだ。今回の目標に合わせて私から能力を選択、必須能力を習得してもらい余りは彼女自身が選ぶことになる。全体的に戦闘技能は少なく自身を強化補助する能力を中心に習得。彼女が選んだのは他者を強化する能力、召喚術や使役術、指導術を習得した。


召喚当初から逃亡戦が始まる。残り少なに魔族の前に現れ、移民のように拠点を転々としながら散りじりとなった同朋を集めることになる。何度も敗北と撤退を繰り返し一つのダンジョンに到達する。そこから先は早かった。彼の授かった能力を駆使して最難関の防衛要塞となるように取り組んでいく。


人類にとって攻略不可能の最難関ダンジョンが誕生する。まず、ダンジョンの入り口が強力な魔物の存在する山のどこかにランダムで存在するため到達が困難。よしんばたどり着けたとしても少数では攻略不可能。中には様々な種族の混合部隊が存在し弱点を補うような形で徹底防衛を行うため全滅することとなる。


彼女がまだ調整を行っている頃は第一層の森林型ダンジョンを攻略できる者すらいなかった。彼女は人類が手をこまねいている間に着々と強化補強を繰り返す。最終的に全十層の防衛拠点、裏階層十層の居住拠点を作り上げ人類に滅亡されそうになっていた種族、魔族や妖族、亜人族、獣人族、精霊族、様々な魔物の安住の地を作り上げた。一部、彼女の側近などは直接指導を賜り大きくその能力を強化する。


彼女は全てのことをやり遂げ、後のことを側近に任せる形で元の世界に帰還となった。その後、彼女の生活がどうなったかは私の視野外なのでわからない。



事例:異世界転生

結果:天寿を全うし輪廻転生の流れの中に戻ることになる。


彼は、誰かに召喚された訳ではなくココにたどり着く。死因は事故死、本人は自殺と話しているが過去の状況から見て事故死で間違いない。彼には生きる気力がなかった。能力の何にするか問うが回答がない。私は、面白半分で彼の思いと真逆となる能力を授け世界に送り出した。能力は生産系統の能力各種、余ったモノは彼自身の基礎強化に回し身体を頑強にした。


彼は都市の真ん中で目を覚ますことになる。言語は通じるように能力を付与したため不自由はなかった様子。しばらくは当てもなく彷徨っていた。貧民街迷い込んだり貴族街に迷い込んだり、職人街に迷い込んだ時はその者がお人よしなのか感がいいのか保護されることになる。そこから彼の人生は一変する。


職人街の様々な職人に可愛いがらられ心境に変化があったのか環境に溶け込んでいった。様々な技能を習得しあっちへ行きこっちへ行きと様々な物を作ることとなる。彼の作品は最高品質にまで昇りつめることはなかったが多くの人が利用した。家族を作り、子供を作り、孫が生まれ、弟子に自身の全てのことを教え切った晩年、最高傑作となる意思を持つ髪飾りを孫娘に授け多くの者に見守られる中息を引き取った。


霊体彼に話を聞いたところとても感謝された。










・・・・・・・・・・個々から先にも事例が続いている。



ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ