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召喚士の嗜み【本編完結済み】  作者: 江村朋恵
【1st】 Dream of seeing @ center of restart
15/180

(015)召喚?ヤマシタミラノ(2)

(2)

 ころころしたうさぎの手で双眼鏡をネフィリムに返した。双眼鏡ではワイバーンのサイズまではわからなかったが、姿かたちについては把握した。

 あんなものと、この世界の人々は戦っていたのだなと、ミラノは静かに思った。

 もしワイバーンの“嫌な所”が自分の居た“異界”と同じならば、あのギザギザの長い尾には猛毒がある事だろう。とはいえ、“うさぎのぬいぐるみ”でしかない自分にはどうしようも無い、見守るだけだ。



 それから30分余り。黒く空を覆うものが、モンスターであり、ワイバーンであると肉眼でもわかりはじめる。

 刻々と時が過ぎる度、戦々恐々と待ち構えるしかない。

 ネフィリムはフェニックスのそばに移動している。

 ミラノは、“うさぎのぬいぐるみ”の身長では柵の上に頭が出せないので、隙間から空を眺めていた。どたばたと忙しくなっていて、皆それぞれ自分の事で手一杯。うさぎが柵にかじりついている事を気にする者はいなかった。

 趣味が読書であるミラノにとってある意味ありがちな、“異世界トリップ”をこの歳になって経験してしまって、しかもこの事態。

 緑の木々の上をばさりばさりと飛ぶあの小汚いモンスター達の姿が、はっきりと確認できるようになってきた。

「──やれやれ、ね」

 恐怖というものは、ある。

 それでも、それを身の内に置いてその上で周囲を見渡す。非現実的な事態だがそういう時こそ現実的に、地に足付けて物事を考えなくてはならないと、ミラノは思う。思っていて実行出来るか否かは別だが──別だとしても、ここで“イヤー”だの“キャー”だの“帰るー! お家に帰してー!”などと泣き叫ぶのはミラノの美学らしきものに反する。

 ミラノを召喚したパールフェリカは還す事が出来なかった──“返還術が成功しなかった”──と、言っていた。駄々をこねるのは馬鹿馬鹿しく、無駄で鬱陶しい。自分であまりに許しがたい。

 結論として、自分は何も出来ない。せいぜい邪魔にならぬよう、時が来たら“ぬいぐるみのフリ”でもしておこうと考えていた。

 そして、先ほどまで式典を見守っていた人々で埋め尽くされていた広場に揃いの鎧を纏った者達がマントを閃かせ、ざくざくと行進をするように現れ始めている。一体あれだけの人数がどこに居たのか。多すぎて数えられない。

 6割が歩兵。その6割の内半数、それぞれの傍らに大小様々の大きさ、色とりどりの獣が付き従っている。残りの半数の頭上辺りには人よりは小さい鳥のようなものから獅子に翼の生えたものなどが居る。

 4割は馬のようなものに騎乗している。これらの獣もきっと、召喚獣なのだろう。

 飛ぶことの出来ない歩兵・騎兵隊は多いようだ。彼らはぞろぞろと移動し、街中へと散って行く。

 一際輝く存在が、広場の中央に舞い上がる。

 さながら旗印ででもあるかのように。

 白く光を反射して、まるで自ら発光しているかのような、竜──ティアマトだ。

 大きさは先ほど空中演舞で見た時より一回り以上大きくなっている。ミラノの感覚で言うならば、空中演舞の時はゴテゴテした大型バイク、今は2tトラックの大きさだ──そう表現してしまうと身も蓋も無いのだが。背には、大きさを支えるだけの翼が生えていて左右に広がる。

 敵が500来ていると報告してくれたアルフォリスが戻るまでに、ネフィリムに召喚獣に関する話をミラノは少しだけ聞いた。その話によると召喚獣は、召喚士の能力次第で大きさを自在に操れるのだそうだ。飛ぶもので、人よりも大きく出来、その背に乗れたなら飛翔系召喚獣に分類する事が出来るようになるとか。

 白銀に見えるそのドラゴン、ティアマトは空中演舞の時と違い、横っ腹にランスが2本、弓と矢、ジャベリン(投げ槍)が取り付けてある。そして、騎乗するシュナヴィッツの装備も先ほどよりかさが増している。背には大きな盾が背負われている。右手で刀を抜き放ち、配置が済んだ兵達に向けて何か叫んでいる。シュナヴィッツの後方となる巨城エストルクの屋上、10階部分にミラノは居るので、それがよくは聞き取れない。勇ましく、雄雄しく声をあげ、呼応して方々から咆哮が響く。

 ティアマトの周囲にはドラゴンやヒポグリフ、ペガサスなどが集う。全部で50程の飛翔部隊、とでも言うべきか。相手が飛翔するものなので、これが主力だろう。

 ふとその中に青いペガサスが見えた──紺色の鎧だ。あれは、パールフェリカの護衛だと言っていた、リディクディだろうか。かろうじて見えていた目元も、今はゴーグルでわからない。ミラノがこの世界に降り立ったばかりの時、初対面の折り、名を聞いて少し挙動不審になっていた彼の姿を、思い出した。よくよく考えればそれは“さっき”と言っても支障の無い、ほんの数時間前の話だ。

 彼もワイバーンに立ち向かうのか。赤のヒポグリフの姿は無い。ではエステリオは、今パールフェリカのそばに居るのだろうか。

 親しいわけではないが、見知った人がやいば携え、戦うのだという──その感覚が、ミラノにはまだわからなかった。



 そして、王都の端までティアマトが飛翔部隊を先導する。かかった時間は100秒以下。

 ──かなり近い──。

 森の木々の上、ワイバーンとの激突が始まった。

 “うさぎのぬいぐるみ”はとととっとネフィリムのそばへ行き、再び双眼鏡を借りて元の場所に戻ると、再び柵にしがみ付いて双眼鏡を構えた。

 二つのレンズから見る。

 ワイバーンの大きさは、ティアマトらとの比較でようやっとわかった。体のベースが大型バスの大きさで、それに巨大な翼が2枚ばさりばさりと広がる、1匹1匹が大きい。──これが400匹?

 ミラノはネフィリムを振り返る。彼はフェニックスに両手を掲げ目を閉じてじっとしている。何をしているかはわからない。

 再び闘いの火蓋が切って落とされた前線を見る。

 ──“大概、酷い”? “目も当てられない”?

 ネフィリムの言っていた通りすぎて、ミラノは急に落ち着かなくなった。

 それでも、ワイバーンの攻撃そのものは、一撃一撃の間隔が大きく、一方で飛翔部隊は細かい動きでのろいワイバーンを翻弄しつつ、矢を放っている。

 こちらの主砲というべきは、ドラゴンのブレスのようだ。その口から巨大な炎が放たれる。が、ワイバーンも同じく炎を吐くようで、相殺している節がある。

「あ──」

 炎の光を照り返し、オレンジに輝くのはティアマトだ、鏡のように周りの色を吸い込んでは、光を発する。

 一度体を大きく仰け反らせ、その口から吐き出すのは、白い霞のようなブレス。

 そのまま首を巡らせ、4、5匹のワイバーンに吹きかけた。霞をもろに食らったワイバーンの翼がコキコキと青白く固まる。ティアマトは吹雪を吐き出したようだ。

 動きの止まったワイバーンに飛翔部隊のヒポグリフやらが集り、長いランスを突き立てトドメをさしている。

 誰もがそれらをぼうっと見ているわけではない。

 他のワイバーンが炎を吐き出す。対してティアマトが吐き出したのは、それを上回る爆炎で、ワイバーンの炎を押しのけ、また4,5匹に誘爆する。その爆発でワイバーンのぬめった表皮が飛び散り、翼の張りが失われて落下していく。木々の下には歩兵隊が既に走っているだろう。

 炎が木々に移ったものは、ティアマトがその口から吹雪を吐き出して消し止めていた。部分的に見れば善戦しているように見える。だが。

 数が違いすぎる。

 ──50のガミカ飛翔系召喚獣の部隊は囲まれ、じわじわと400のワイバーンに、王都側へ押しやられていた。



 30分、固唾を飲んで見守っていたが、城内からは悲鳴が聞こえ始めていた。ここまで攻め込まれたという事は、今まで無いのだろう。既に、城下町上空、広場上空での戦闘に持ち込まれ始めていた。



 フェニックスのそばに居たネフィリムが隣にやって来た。ミラノはもう双眼鏡を横に置いて肉眼で戦いを見ている。

「近づいて来ませんね」

 ワイバーンらはこの屋上からだけは離れている。

「……まず、こちらの騎兵を薙ぎ払うつもりなのだろうね。飛翔系でない、地上で戦える召喚獣なら沢山居る。まずこちらの空の軍を薙ぎ倒し、空を制してから、地上部隊が手出し出来ない射程外から一気に潰しにくるつもりなのだろう。ここに近づいて来ないのは──」

 そう言ってネフィリムは目を細める。

「私の“炎帝”が居るから。簡単には手を出せないだろうよ。こちらが本気にさえなればあの程度……ねぇ?」

 そして見る者を凍えあがらせるような冷たい笑みをこぼしたのだった。

 きっとわざとだ。

 変な言い方ともなるが、その冷たい笑みで和ませようとでもしたように思われた。だが、その“本気”とは先ほど言っていた“炎帝で焼く”という周りを省みない方法。敵は警戒してくれているようだが、彼はきっとしない。しないから、そういう事を平気で言うのだろう。ミラノは少しずつ、ネフィリムの性格が見え始めた気がした。

 怒号や鬨の声、そしてワイバーンの低く大きな唸り声が響き渡る。ワイバーンの声がする度、あちこちから火炎がまき上がる。ティアマトはそれの消火にも飛び回っているので、敵の数がなかなか減らなくなっている。地上からもワイバーンに歩兵隊が抵抗するが、いいようにやられて炎を撒かれ、けが人が増えているだけのようだ。

「今、あなたの“炎帝”はどうにもできないのですか?」

「聖火は維持しなくてはならない。“炎帝”はこの大きさを変えられない。文字通り、火力が大きすぎて、手が出せないんだ」

 表情が無い、冷たい顔でネフィリムは言った。感情をきっと、殺している。ミラノはそう感じた。



 それは、本当に、ふと。

 ──呼ばれるように。

 柵の間から3階、式典の時にパールフェリカの座っていた辺りを見下ろした。

 ミラノは柵をがっちり掴んで顔を下へ向けた。顔の両脇からたるーんと耳が垂れた。

「ミラノ? ……パール!?」

 ネフィリムの声。ミラノの行動に気付いて下を見たのだ。3階のバルコニーにパールフェリカが飛び出して来ていた。フェニックスを警戒しているとはいえ、その高度辺りにはワイバーンが飛び交っているというのに。

 ミラノは見た。パールフェリカはこちらを見上げ必死の形相で叫んでいる──タスケテ!

 両手をこちらに掲げ、その蒼い瞳からはぽろぽろと涙が飛び散る。

 ──みんなを助けて!!

 目があった瞬間。

 ミラノは白く輝く魔法陣に照らされ、瞬時に“うさぎのぬいぐるみ”から“人”の姿に変じていた。

 ヤマシタミラノが、召喚されたのだ。

「え……」

 人型になったミラノはスーツ姿でネフィリムを振り返った。

 ネフィリムからは言葉が出ない。彼は顎を引いて、息を詰めたようにこちらを見返しているだけだ。ついとミラノは目線を逸らした。

「いえ、パール。私を“人”にしてくれても……」

 ミラノは静かに思った事を──独り言を、つい、言葉にして言った。

 “人”にしてくれたって、ミラノに出来るのは事務仕事で、得意はタイピングだ。タイピングはインターネットゲーム中のチャットで覚えた。

 そうインターネットゲームでの戦闘は展開が速い。その隙間に味方に意思疎通する為、敵を挑発する為の既定文マクロをマッハで入力をしている内に身に着けた。右手の人差し指と中指で打ち込む“m9”(※1)は一瞬でエンターまで押せる自分がちょっと問題ありだとは思う。言葉を打ち、チャットモードと操作モードを高速で切り替え、WASDキーをメインとした移動キーを左手で、右手は、視点切り替えと様々な攻撃アクション武器、アイテムを割り当てあられたキーを、チャットモードの時とは全角半角を切り替えつつ次々と打ち込む。いや、そんな事しか出来ないんだ。現実では、ただの指の動きだけがキモ早い人なのだ。ミラノの家のパソコンのキーボードに印字されたWとAキーはほとんど見えないほど掠れ、SとDキーは完全に真っ白なのだ。

 ミラノは空を見上げた。辺りを見渡しす。

 空中演舞の際見たティアマト、ドラゴン、それ以外のものも多数飛び交い、悲鳴と絶叫と鋼のぶつかる音、火炎の吐き出される音があちこちから響いてくる。

「この状況下、こんな私に出来る事なんて、何もないのですが」

 召喚主の願いを、一体どうやって叶えろと。心臓だけがばくばくと鳴り、体が揺れているようだった。冷静になれと、何度も自分に命じた。

 やれやれと、思いながら、必死でどうにかしなければと考える一方で、ミラノの脳はあっさりと現実を捨てつつある──現代社会の生活で、一生懸命ではあるが、手の抜き方を心得てしまった行動パターンが、ストレスからの回避運動を取り始めてしまったのだ。

 小説やゲームの世界へ逃げ込むのも、得意と言えば得意であり、趣味だ。

 そう、例えばだ、この屋上へ来るまでに建築建材があった。あれをここに“召喚”なんて出来たら面白くないだろうか。しかもそれを遠隔操作だ──考えて、ミラノはもう一度やれやれと思った。いくらここの世界観がファンタジーの定番で埋め尽くされていた所で、そんな事が出来るはずない。そもそもこの世界の人々の“召喚術”とやらも、ただぶつぶつと呟いているだけで、何のこっちゃさっぱりわからないのだ。頭の中ではそんなどうでもいい事を考えながら、立ち方はそつ無く、スーツを際立たせるモデル立ちをしている。

 細い両足を組んだ状態で立っている。両腕は胸の下で組むような形だったが、右手を胸の下から引き抜いて、顎の下に置いた。甲に顎を乗せている形だ。

 もし、自分が“召喚術”を使えたなら。

 そう、この屋上へ来る際に見かけた建築資材置き場にあった、先の尖った丸太でも呼び出すだろう。そうそう、大きな鋼の板もあった、あれは炎を避けるのに使えそうだ。

 などと考えている後ろで、ネフィリムの声がした。

「ミ……ミラノ……君は……」

 姿勢をそのままに後ろを振り返ってぎょっとした。

 自分の周囲に、城下町に対して垂直の黒い魔法陣が、いくつも浮かび上がっていたのだ。ざっと数えても20や30はある。何枚ものマンホールみたいなものが、立ち上がり宙に浮いている、そんな感じだ。ふと上を見上げた、20、30ではなかった。その3倍の黒い魔法陣が頭上あちらこちらに浮かび上がっている。

 ネフィリムにじっと見つめられていた。問われたところで答えようが無い。

 多数の魔法陣が一斉にぎゅるっと回転した。その中から、まるでSF映画かアニメの宇宙戦艦のワープアウトかの如く、先の尖った丸太やら、鋼の板が現れる。半分現実逃避している脳内では某ロボットシミュレーションRPGゲームなんかの熱い曲が流れ出して、ミラノはそれを慌てて振り払う。

 ミラノはネフィリムから目を逸らして、周囲を見回す。

 ──何だこれ。

 でも、もしさっきの妄想の産物ならば……ミラノは自分の頭の左右すぐににょっきりと現れていた先の尖った丸太2本それぞれに目線を配った。

 ──いけ……。

 気弱な心の声。

 だが、その声と裏腹に、丸太はぎゅおっと風を唸らせ前方に飛び出した、ミサイル発射のように。髪とスカートが乱れる。ミラノは驚きつつ、眉間にぐいっと皺を寄せた。

 ──これじゃ味方にぶつかる……!

 考えた通り、思った通りに操作できるか。

 2本の丸太の今後の軌跡を同時に空に思い描く。すると、その通りに、いわゆる慣性の法則だとかを無視した動きをする。曲がるのにそのままの速度でガクンと。

 ──何だこれ。

 ふと、悲鳴が聞こえた。ミラノは慌てて柵から身を乗り出す。ぐったりとしたパールフェリカをその腕に抱えたエステリオがヒポグリフに乗って刃を抜き、バルコニーの正面で羽を広げる1匹のワイバーンと対峙している。

 ミラノは状況に戸惑いながらも、自分の周囲に“召喚”された丸太10本をパールフェリカらの方へ飛ばしてみた。そして、パールフェリカらにいざ襲い掛からんとしていたワイバーンは、突然現れた初めて見る現象に驚いたのか、後ろへ羽ばたき逃げ出す。ミラノは落下していた丸太を途中でがくんと捻じ曲げ、動かし、そのワイバーンをひたすら追い掛け回してみた。基礎移動の練習だ。

「──ほう……」

 ミラノは小さく呟いていた。まるで、新しいゲームの操作感覚を確認している時のように。

 柵から手を離し、再び姿勢を正した。

 3本の丸太で1匹のワイバーンを追い掛け回し、その移動先に鋼の板を先回りさせ、足を止めさせ──グシャリ。

 それを、冷静な目で見つめた。

 丸太を、緑色の体液らしきものが伝い、地上へボタボタとこぼれていった。

 3本の丸太の内、2本が尖った先端でワイバーンの翼を一枚ずつ貫き、1本がその下っ腹から後頭部までを突き破った。力を失ったワイバーンは、重力のまま、落下する。丸太はそのままなので、その翼は破れ、腹から上は裂かれ、千切れながら。

「……そう──」

 相槌を打つようにミラノは呟いた。顎に置いていた右手で自分の頬を二度緩く撫ぜ、一度息を吐き、また顎に戻した。

「そうなるのね」

 ──敵が、人の形をしていなくて良かった……。

 そういう溜息だった。

 ミラノは伊達眼鏡を外して、スーツの上着、胸ポケットに挟んだ。大空に対して、眼鏡のフレームが邪魔だったのだ。

 そして、左右、頭上にあった丸太を全てモンスターの溢れる大空へと、ミラノは意識を投じて、放つ。



※1:“m9”=顔文字「m9(^Д^)プギャー」の略。意味:嘲笑

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