短歌03
あの時は 意味不明と 言われたが
今ならわかる あなたの気持ち
君のため できることを 探していた
君を抱きしめ 空を仰いだ
寄りかかり 離れることも 考えず
依存だと知り 溺れていった
君が訊く 今までの日々 どちらだった
ガラクタだよね 宝石だよね
連れって 飛んでいく鳥 自由さに
我が身を 顧みるのだろうか
悲しみに 幸せを混ぜて 前を向く
明るい朝陽 見つめるために
滑稽な 笑い話を しましょうか
ご覧ください これのことです
二人きり 誰彼時に 笑う合う
沈みゆくだけの 陽が見ていた
彼方から 来る者がいる 待ち人だ
きっと答えを くれるはずだよ
青春を 振り返って 思い出す
爽やかだけど 愛と憎しみ
寄り添って 君の心に 雨宿り
出て行く時は 傘を畳んで
この次は 逢えないだろ 知っていて
言葉ばかりを 重ねていたよ
「気ままな言葉紡ぎ(俳句・短歌) 24年度版」
これにて、今年度の発表は終わりです。
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ここまでご閲覧、ありがとうございました。
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