1章 普通すぎるキャラクター紹介の陣
はい、キャラ紹介のコーナー!
──やぁ、どうも。
もうこの段階においてあの子を引き取ったのはこの世界にうっかり魔王とか生み出した2千年前とおなじレベルで後悔しているともっぱら噂の──はい、神です。
えーと、僕が登場人物の紹介をしていくと。まぁそう言う事だよ、うん。
と言うわけで、短い間ですが私が司会進行を務めさせていただきます。
はい、ぱちぱちー。
じゃあ、まず始めにこの世界について少しだけ説明を入れておこうと思う。ここは地球人からすれば異世界であるウェンストヘミア、そして舞台はエレアスラルド王国の王都クルトール。
暦に関しては現世界とほぼほぼ同様と考え頂いて構わない。まぁ私はここの管轄しか持ってはいないんだが、基本的に神の想像する世界とは似通った形式を流用しているパターンが多い為、世界の作りに関してだけはどうしても共通してしまうんだなぁ。まぁ、神にも異動とかあるからさ、異動先の仕組みが根底から変わってると引き継ぎに困るでしょ?そう言う事だよ。ちなみに今は4月だね。
《リリィ・ステアフィール》
年齢:0歳6ヶ月
容姿:金髪 蒼翠瞳 容姿ランク:推定SSS+
誕生日:10月11日
誕生花:ユリ
身長:65センチ
特技:平均値を叩き出す事
好きなもの:普通
嫌いなもの:アン普通 ノット普通
本編の主人公こと少女Aの転生後だね。転生システムは出生してすぐは普通の赤子として成長させ、母親に不信感を抱かせないように2ヶ月のスリープ期間を設けている為、例に漏れず少女Aも意識を持ったのは2ヶ月後になるんだ。
前世では、生を受けたその瞬間から普通に目醒め、己に関するあらゆる事象を自力で普通な物へと導いたかなりヤバい少女。その特殊性故に色々ありましてちょっと2回目の人生では普通をやめていただくことになったが、本人は懲りずに普通を目指しているそうだね。まぁでも幸いにも素養ガチャで文句なしのSSRを引いてくれたおかげで彼女の思惑とは裏腹に元々のポテンシャルが非凡すぎる故にはたから見ればあきらかに普通ではない行動を繰り返すイカれたベイビーへと成り下がったようだ。あくまでも彼女はそれを普通だと言い張るが。
では本人から一言。
『普通の普通による普通の為の普通ですよ?』
意味わかんねぇ。
《ルティス・グランデ》(ルティス、ルティ)
年齢:0歳8ヶ月
容姿:薄蒼髪 橙瞳 容姿ランク:推定A ?
誕生日:8月1日
誕生花:アサガオ
身長:70センチ
特技:無我の境地
好きなもの:リリィとのお遊戯、エミリー
嫌いなもの:キュウリ
リリィの母親の侍女であるエミリーの一人息子だよ。垂れ目がちな瞳にだらしなく開いた口がなんとも無防備で危なっかしいと言いたくなる雰囲気を醸し出した放心状態である事の多い赤子。この子もこの子でかなり変わった子だけれど、リリィと違って純粋な赤子である、これ大事。
『…………う?』
すくすく育ちなさい。
《アリシア・ステアフィール》(ママさん、アリシア)
年齢:20歳
容姿:金髪 蒼瞳 容姿ランク:推定SSS+
誕生日:5月2日
誕生花:スズラン
身長:158センチ
特技:編み物
好きなもの:家族、甘いもの
嫌いなもの:辛いもの
この若さにして2児の母という驚異的な人だ。かなりの美人、いやぱっと見では16程度にしか見えないので美少女でも当たり前に通用する美貌の持ち主。基本的に長めの髪をハーフアップにしている。エミリーとの主従関係は無いに等しい。今の所彼女達の関係は不明。
『うーん、マフラー縫いすぎちゃった……?」
《エミリー・グランデ》(エミリー、お世話さん)
年齢:19歳
容姿:蒼髪 茶瞳 容姿ランク:推定SS
誕生日:6月26日
誕生花:アジサイ
身長:150センチ
特技:家事全般
好きなもの:家族、仕事
嫌いなもの:特別扱い
幼い頃からアリシアの侍女として一緒に育ってきたらしく、彼女達の間に主従関係はほぼ無いに等しい。侍女になった経緯も彼女達の関係性も今の所は不明。この仕事が好きでアリシアの家の家事全般を手伝っているが、はたから見れば仲良く同居している姉妹にしかみえぬという始末。
『ふんふーん♪──ひゃあっ!?……あれ?い、いまリリィちゃんがタップダンスしてた気が………』
気にせいじゃないよ、いかれてんだよあいつ。
《アルス・ステアフィール》(アルス、アル)
年齢:3歳
容姿:薄緑髪 蒼翠瞳 容姿ランク:推定SS+
誕生日:4月5日
誕生花:カイドウ
身長:90センチ
特技:かけっこ
好きなもの:家族、騎士ごっこ
嫌いなもの:トマト
アリシアの息子、リリィの兄。普段は幼稚園に通っている為かあまり本編に出てこない可哀想な兄。初めての兄妹にあたふたしながらもリリィの可愛さに現時点でメロメロになりつつあり、このままではシスコン路線を一直線に行きかねないやばい兄。現状は純粋に可愛いと思っているだけなので救いがないわけではないが、たぶん無理。
『リリィ可愛いねぇー、なでなでー!』
まともに育ってくれ、頼む。
《キース・ステアフィール》(キース、パパ)
年齢:20歳
容姿:緑髪 翠瞳 容姿ランク:推定S+
誕生日:8月25日
誕生花:ヒオウギ
身長:178センチ
特技:剣術
好きなもの:家族、稽古
嫌いなもの:師匠
リリィ、アルスの父親。王城に勤める現役の騎士であり、エミリーの夫であるヴェルスは同僚でもあり幼馴染でもある。ようやく登場させてもらえたかと思えば我が娘との絡みは完全にカットされ、挙げ句の果てにはやばいコネを持ってた義父に騙され帰省さえも共にできぬという仕打ちを受ける。本人は噂になるような事をした覚えはないというが、秀でた容姿と確かな実力からもヴェルスと共に女性人気が高かったり、隊長に腕を認められていたりとやる事はやっていたりする。
『娘の顔が見たい………』
そんなにいいもんでもないよ。
《ヴェルス・グランデ》(ヴェルス、ヴェル、ルティスパパ)
年齢:20歳
容姿:薄紫髪 橙瞳 容姿ランク:推定S+
誕生日:9月30日
誕生花:スギ
身長:180センチ
特技:槍術
好きなもの:家族、稽古
嫌いなもの:師匠
ルティスの父親。キースと共に宮廷に勤める現役の騎士。キース同様不遇な扱いを受けた哀しい人達と言える。頼れる縁の下の力持ちタイプで、表立って皆を引っ張り上げるタイプのキースをいつも横で支えてやっているただのいい奴らしいね。これからの活躍に期待しよう。
『あぁ……ルティスに会いたい………あぁ……』
一番の被害者かもね。
ーーーーー
まぁ、一先ずはこんな感じだろうね。まだまだリリィの人生は始まったばかりだ、これからもどんどん彼女の周りには人が増えていく事だろうが、その時はまぁまた僕が出張る事になるんだろうね。正直に言うと本当にめんどくさいんだけど、まぁ一度引き受けた以上とことん付き合うとしようか。
───それではまた会おう。




