混沌とした日常は
家重と忠光は本当に可愛いと思う
まあ、私が考えたわけではありませんが。
そして次の最新も亀になるのでしょう
――ある日の出来事
≪asdfghjkー≫
訳:忠光ー
(あ、殿が呼んでる)
クルッ(振り返る音)
「どうされました 殿ォオオオオオオッ!!??何をなされているんですか!?また、大殿ですか!?」
振り返ると女性物の美しい着物と髪飾りを付けた殿がいた
≪大奥に行ったら着させられたー≫
~回想~
「家重様にはこれが似合いますわ」ハアハア言いながら着物を持つ女性
「いえ、上様にはこちらのお着物を......」
≪??≫
着替え終了
「キャー!!!何と愛らしい!」
「とても可愛いですわ、上様」
≪???≫
訳も分からず首をかしげる家重
「大岡様にお見せになられては?
お喜びになられますよ、きっと!」
≪wertgyhjkー≫
訳:わかったー
~回想終了~
≪似合う......?≫
そう言って上目ずかいで不安そうな顔でこちらを見てくる殿
(似合うかと?むしろ......
似合いすぎて困りますッ!!!!)
「ええっ!!!とてもよくお似合いですっ!!!」ボタボタ
≪忠光...鼻血...≫
殿に心配されてしまいましたが我慢が出来ず、鼻血が自然に出てきてしまった
≪父上に見せてくるー♪≫
私の似合う発言により殿は上機嫌で爆弾発言をした
「!?!?ダメですっ!!!お待ちくださいッ!!!」
ブハッ
あまりの驚きに鼻血が噴き出してしまった
慌てて殿を引きとめようとしましたが、鼻血の処理をしているうちに殿の姿は見えなくなってしまいました
「そこの女中、すみませんが処理を頼みます!」
偶然傍に居た女中の一人にそう言い、慌てて殿の後を追った
ガラッ(ふすまを開ける音)
≪qwsdrtghuikl~≫
訳:父上~
「?どうした家重」
振り向く大殿
!!??
急いで大殿の部屋へ来た
(間に合った......)
「名は何と申す?俺の側室にならないか
とりま、今晩空いてる?」
キリッとした表情で殿を口説く大殿とそれに対しておろおろする殿
大殿の部屋は混沌と化していた
(うわぁ......
自分の息子を本気で口説く父親、初めて見た......。)
軽く引いた
が、慌ててそんなことを考えてる状態ではないのを思いだし殿を背中にかばう様にして立ち両手を広げる
「お待ちください大殿っ
こちらは女中ではなく家重様ですっ!!!口説かないで下されっ!!」
「忠光っ!!?」
≪忠光……≫
「え、これ家重なの?」
≪??≫
「そうにございますっ!!」
「俺の息子がこんなに可愛いわけがない(キリッ)」
「将来、人気になるであろうアニメの題名パクらないでくださいっ!!」
そんなこんなで忠光は憂鬱な気分になりそうになるのだった
やっとおわった……
はあ、本当に次の最新はいつになることやら。