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ポッキーの日 ~家重と忠光の日常~

ほのぼのとしたBL(笑)

―――11月11日はポッキーの日


その日、大岡忠光はいつものように仕事を片付けていた。


「gyjwmbd~」

訳:≪忠光~≫


あ、殿が私を呼んでおられる、何かあったのでしょうか?


「どうされました?」

≪ポッキー食べよ~≫


振り向くと殿がポッキーを口にくわえながらそうおっしゃってきた。


≪父上から1本しかもらえなかったから、半分コだよ≫


ええええええっ!!??


「え、あー、ええっとー...」

≪忠光...ポッキー嫌い...?美味しいから一緒に食べたかったんだけど...。≫


殿がショックを受けたような顔をされているが私はそれどころではなかった。


大殿ナイスです!!!殿、可愛すぎる...っ!!!

早まるな、私。とりあえず落ち着け、落ち着くんだ大岡忠光。

あ~~~!!!ダメだ、煩悩よ消えろっ!!!今このポッキーを食べると、そのままポッキー以外も食べてしまうことになる...っ!!!

それだけは阻止しなければ!!!!


ふと気が付いて殿の顔を顔を見てみると殿が泣きそうな顔をしているではないか!

殿の思いは無下には出来ない...


「喜んで食べさせていただきます...。」

≪本当?よかった...≫


そう言うと殿は嬉しそうな顔をされた。


≪じゃあ、はい。忠光はポッキーのこっち側をくわえて?僕はその反対側から食べるから≫

「はい、分かりました...っ」




私たちはそういう会話をした後、端と端を一人ずつくわえながらポッキーを食べた。

どちらがポッキーの最後の部分を食べたかは秘密である。





 ~家重side~

今日は、ポッキーの日だったから父上にポッキーを1本もらった。

おいしそうだけど、やっぱりこれは忠光と一緒に食べた方がもっと美味しいはず。

そう思って忠光に言ったら黙っちゃった...。もしかして、ポッキーが嫌いなのかな?

思わず悲しくて泣きそうだったけど食べてくれるってすぐに言ってくれたからほっとしちゃった。

その後二人で食べ合いっこしたけど、やっぱり二人で食べた方が美味しいね。


でも、忠光の顔真っ赤だった。風邪ひいちゃったのかな?



何となく書いてみました。


これの元は友人の「氷水ひょうすい凍雅とうが」さんのイラストから出来た物です。


はっきり言ってこれの中では家重と忠光は相思相愛という設定です。

ただ、家重が鈍くて忠光たちがいつも苦労しているという(笑)


頑張れ忠光(^◇^)


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