第14話 生物の配置
・家畜・家禽小屋には、食用の生き物たちを入れた。
(役牛などは保留している)
・養蜂と養蚕・綿畑と菜種畑は ふさわしい季節が来たら自動的に開始するようにセットした。
というのも この土地の季節感がいまいちよくわからないから。
(ここの土地では、暦は1月なのに 気温は春っぽい。
もしかして 防御バリアか何かの影響なんだろうか??
まだこっちに来て1日しかたっていないし、
そのほとんどを室内で過ごしていたから 何とも言えないのだけど)
◇
・畑や果樹園に苗を植えようとして気が付いた。
昨日作ったベランダ菜園や温室にも、コントロールルームからお世話ロボットに指示を出して植え付けや、収穫はできる。
今日設置した畑や果樹園は、ある程度四季に影響されるが、収穫などはオート管理である。
それに比べ ベランダ菜園・ベランダ温室・水耕栽培ルームでは、
初回特典がない代わりに、
植え付けに季節は関係なく、
一度植えれば、建物が存在する限り、毎日収穫できる(半永久的に!)
もっとも 水と肥料が不足したら、実りが悪くなるらしいが。
(この点に関しては お世話ロボットの稼働状況をチェックする必要がある)
ちなみに ベランダ菜園とベランダ温室・水耕栽培ルームは 別枠なので、畑や果樹園などの初回特典に影響は出ない。
また、もともとの庭に生えていた果樹類で、建物の拡張などによりセット袋へ収納されてしまっていたものは、ベランダ菜園に取り出すと、
自動的に 鉢物に転換されて、ベランダ菜園の特典を受けられるらしい。
そして 元の家のベランダにあった鉢物も、家屋拡張の際に、セット袋の中に移動していたことに、今 気が付いた。
いやぁ、すっかり忘れていたわ。(;'∀')
◇
というわけで、まずは 3階の物干し場に、元の庭のベランダに置いていた鉢物を取り出して並べた。
それらの中の、トマト・ミニトマト・きゅうり・オクラ・なすびの鉢を、ベランダ菜園に移した。
残りの観葉植物の鉢は、キッチンにほど近い側に移した。
(東側のベランダは長いので、南側の物干しスペースに鉢を置かなくても、
北側、キッチンの前あたりに観葉植物を置けば、物干しスペースが広々と使えるだけのゆとりがあったのだ。)
これら観葉植物の大部分は、 元100均の出ながら、
半年ほどは我が家の室内で過ごし、ミニ鉢におさまらないほど成長したら ベランダや窓際の花台にひっこして、立派に根を張り、花を時々咲かすようになったなじみ深い子たちなのだ。
アロエ君の赤い花、カロライナと呼ばれる多肉植物の黄色い花、それぞれ最初につぼみをつけ開花したときの ワクワク感は良き思い出である。
◇
ところでサボテン類はどうしよう?
これらは 窓辺で育てていたのだが、同じく拡張時に収納されてしまっていたのだが。
事典君に尋ねると、温室推奨とあった。
たいていのサボテン、特に花の咲くタイプのトゲは 毛よりも細く短く、運が悪いと「かすった」自覚もないままに
手や衣服についたトゲにやられることがあるので、
食料生産や物干しとは無関係な、2階の温室に置くことにした。
株分けができれるようになれば、一部を室内観葉にしてもよいのだが。
(サボテンの中には 水をせっせとやると、どんどん新芽を出すものがある。それらは、挿し芽するとたいてい根がでて新株となる)
◇
たいていの観葉植物は 充分な水と光があれば 増殖する。
購入時についてくる「育て方」に書かれた「水やり頻度」では、
根グレされタイプでない限りは、
購入時の株の大きさを維持する(つまり増殖させない)育て方をする場合の基準であると、
10年以上育てていて気が付いた。
だから ホームセンター等では いつも100円前後で観葉植物を大量に販売できるのである。
(観葉植物は、値段が安いものほど 増殖しやすいw
そして つい最近まで100均に置かれていた、多様な観葉植物、中でも珍しい品種の大株というのは、
ホームセンターなどでの売れ残り品なのか?、温度には敏感だが、室内で管理する分には非常に丈夫なタイプで、加湿を嫌い乾燥に強いタイプが多い、と気づいた!
もっとも 最近はそういう品を狙う人が増えたのか、高値がつくようになったので、私とのご縁がなくなった。だって、適切な季節に園芸専門店で購入した方が、同じ値段で高品質だから。
おかげさまで 我が家には、多様な観葉植物が 置き場に困るほどあったわけです)
◇
「菜園セット」からは、プチトマトを一株取り出して植えた。
トマトの実の大きさは、ミニ<プチ<普通のトマト
の順らしい。
また、元の敷地に生えていて、拡張魔法の影響で セット袋の中に自動収納されてしまった
「南高梅・イチジク・サクランボの木や レモン・ゆず・アーモンドの木」も、ベランダ菜園に取り出した。
3m近く伸びていた梅の木や 1畳くらいに広がっていたイチジクの木も
コンパクトな鉢物になって出てきた。
しかし それら果樹類を ベランダ菜園区画に置くと・・
あらあら不思議、目の前で 実がなりました。
それも大粒の完熟の実が!実りの季節とは関係なく!
(さっそく イチジクを収穫していただきました。
おいしい! 甘さが身に染みる。
完熟イチジクの甘さは、あんこ以上。しかもさわやかでジューシー!
あんこと違って、お茶無しでイチジクだけで食べて満足♡ 大満足!)
あ、そういえば茶の木も植えなくちゃ!
調べてみると、「茶畑セットを推奨! 栽培から焙煎までの設備付き!」と出てきた。
なので、あわてて、魔力確認してから、「茶畑セット」等を同時展開して増設し、茶の木を植えた!
良かった、最初に使った魔力セットの効力がまだ利いていて。
◇
それから、庭の果樹と一緒に収納されていた、かつて庭で生い茂っていた そして転移後なぜか復活していたハーブ類も取り出した。
どれも 大鉢に入って 青々と茂っていた。
生育条件の違うこれらのハーブ類を 一律にベランダ菜園に置いてもよいのか迷ったが、
事典君によれば、
「大丈夫! ちゃんと 株分けできるくらいに茂るよ!
株分けした一部を庭や普通のベランダに移植した場合は
移植先の環境に合わせて栄枯盛衰するから」
とのことだったので、ベランダ菜園担当のロボットをよんで、それらを移動した。
香りよく、生育環境に適合するハーブは株分けして、いずれ 物干し場の隅に置こう。
朝に夕にとベランダに出るたびに漂う香りを楽しみながら
干したり・といれたりという作業は 憩いのひと時にもなるから。
◇
ちなみに、葉物野菜は 水耕栽培ルーム対象で、
イチゴ(リアルではハウス内で水耕栽培されていたように記憶している)は、ベランダ菜園対象品だった。
なので、イチゴの株もベランダ菜園へ。
要は ベランダ菜園というのは、実物の鉢育ての場所の様です。
あれ? だけど、なぜ ハーブはOKなんだ?
葉や茎を乾燥させて使うものがほとんどなのに・・。
(深く 考えるのはやめよう
もしかして 一部カットで収穫するから、実物と同じ扱いなのかしら??)
・ベランダ菜園に、ひっこしさせたり、新たに植え付けた苗が実る日が楽しみです!
(感激のあまり、一部 口調が変わってしまった。ごめん遊ばせ)
◇・・・◇
長文になったので、次ページに分割します




