第12話 2日目は 食料自給に向けて頑張る!
・あらかじめ カーテンを開けておいたので、朝の6時には目が覚めた。
3階のキッチンの備品をまだそろえていないので、1階のもともとの台所で、
パンを焼きながらドリップ式のコーヒーを入れつつ、オープンサンドの具材(冷蔵庫の中のトマトや根菜の酢づけ・蒸し豚・チーズ)を用意して、朝食を食べた。
あー電気が使えるありがたさ!
次なる課題は 食材確保である。
◇
ノーパソが進化してできた事典君を使って、アカシックレコードにアクセスする。
アカシックレコードというのは、全世界の情報が詰まった存在らしい。
それに自在にアクセスできる専用機が事典君。電気で稼働する♬
◇
その事典君を使って、現在地における食料自給方法を調べた。
それも 魔力量ゼロの私が 命を削らずに使える方法で。
その結果、
・「転居祝い」には 種や家畜・家禽等が含まれていること、
・セット魔法を使って それらを飼育する栽培場や飼育場・養殖場を設置できること
・設置のさいに、電気セットと水セットを同時展開することにより、お世話ロボット(半永久)が出現する。
・さらに、設置に関するセット魔法と一緒に、増設魔法を使えば、自動的に敷地が拡張し
転居後72時間以内のサービス期間限定の「敷地全体への防御サービス」
の適応が受けられることも確認できた。
もちろん 拡張前の建物についていた 各種魔法も増設部分に自動的適用される。
「転居祝い」利用期間の72時間制限はクリアしたけど
敷地全体への防御という、「転居後72時間以内のサービス」制限は残っている。
なので、これはもう 頑張って、生産施設を増設しまくるしかないではないか!
(まあ 欲張りすぎは身を亡ぼすともいうけれど)
◇
・というわけで、増設魔法セットと各種設置魔法セットを順番に組み合わせて、魔具扱いの、電気セット・水セットも同時展開して、飼育場などを設置することにした。
・増設魔法の使用上の注意点は、「離れ」扱いにある施設群を、既存の施設と 廊下でつなぐこと。
増設魔法セットを使うメリットの一つは、
増設部分の土地にあったものは、「時間停止特別倉庫(増)」に自動収納されることである。
この「特別倉庫(増)」は、増設魔法セットの中に収納されるので、
「増設魔法セット」を使用したあとは、制限時間ににきちんと「空間倉庫ー時間停止ー」の中に 使用済みの「増設魔法セット」を収納しなくてはならない。
(うーん 早めに 空間倉庫の中身をリスト化しておかないと
中身を取り出すときに 困るだろうな)
主人公は、何かといえば、事典君(元ノーパソ)を抱えて屋内を移動しております。
「いやー 元の世界でも 外出時にノーパソをもって出先で使っていたけれど、
まさか 新世界では、家の中で元ノーパソをもって歩くことになるとは思わなかったわ」
と主人公は申しておりました。
なので この人の行動には、スマホの影が薄いのであります。
かつてストーカー被害にあってからというもの、すっかり電話恐怖症になってしまい、
家族との連絡用に致し方なくスマホを所持しているような主人公でありますので。
「スマホの良いところは、電話に出る前に発信者を確認できることと、電源オフにして自分のプライベート時間を守れることだわ♬」(と言って、毎日決まった時間帯にしか電源を入れてなかった主人公)
(主人公の手記をまとめた編集者による補注)




