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掌編作品集【無題】  作者: 火鳥-HITORI-


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『egg』


 わった後のたまごのカラを、私はいつも片手で握りつぶす。なーんて女性、わたし以外にいるのかしら。スッキリとした快感が、ストレス解消にいい。

 毎回そのようすを、三毛猫のサクラに見られる。だいたい決まって、サクラは言う「ニャー」と、私も「にゃー」と言うけれど、いつもサクラは、どこかへ行ってしまうのだ。自由。


           morning


 朝の7時に、玉子とベーコンを焼いて、パンをトーストする、プチトマトを添えた、simple な朝食が、小さな幸せの、はじまりだと思って、舌をペロリ、ごちそうさまでした。

 陽の射す、レースのカーテン越しに、サクラは伸びをした日常。


 部屋の、モンステラの観葉植物を、お相撲さんみたく (; ・`д・´) ベランダに出し、「立派に育ってネ」と言って水をあげる。声をかけてあげると、きっとスクスク育つ、と私は信じている、24さい。

 目をしぱしぱさせて、サクラは、あくびをする。


           afternoon


 紅茶を相棒に、散歩に出る。もう、マフラァ(マフラー)はいらなかった。さらりとした風が「hello」と、春を引っぱってくる先頭、にいたケド、冬のうしろ姿は、見えていなかったようで、幼い melody みたいに、耳のすぐそばで、ハジけ、泳いだ。

 コツコツと鳴る、ブゥツ(ブーツ)を脱いで、ハダシで走る image をしてみた。もう、空を飛んでいる、音符♪


 帰りに supermarket で サクラのおやつと 夕飯の食材を買った ベランダに出していた モンステラを 部屋に入れ 掃除機をかけると 外はすっかり 暗くなって 私は髪を ゴムで束ね kitchen に立った はなまる


           (ヨルは、ヒンヤリ)evening


  もはや、私の生活に、句読点など、いらなかった(ましてや、カッコ書きなんて、使ったことが、ないわ)。余白に   何を思うカゝ()? シンプルナょ()、lifeは、私を、少Uフクザツレニ±世ナニ。

 サクラはおやつを、カリカリと食べた。kawaii。


            night


 真夜中、私はベッドで、卵をあたためていた。

mother? 違うわ。何が産まれるのか、私にはわからない。また朝になれば、私は、カラをわるだけ、内側から。


            egg(わたし)


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