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専門用語解説156〜159

156. ディカナスデュウム


分子構造が極めて安定しており、通常の分子と比べて壊れづらく、変容しづらい特殊分子。主に能力の出力低下や無効化に利用される。


多くの能力は、分子構造や分子配列に干渉・変容を起こすことで能力を発動する。しかしディカナスデュウムはそうした変容を受けにくく、周囲の分子変化すら阻害する性質を持つため、能力発動の基礎過程そのものを妨害、あるいは無効化できる。


この性質を利用し、能力抑制装置や拘束具などに応用されているが、生成難度が高く、加工も困難であるため希少性が高い。



157. ディカナスガス


 ディカナスデュウムを微粒子化して散布するガス型抑制装置。使用すると空気中にディカナスデュウム微粒子が広がり、一定時間、能力の出力を低下させる。


 消火器型、スプリンクラー型など複数の散布方式が存在し、散布後およそ10分間は能力使用を阻害できる。


 主に、発火・凍結・電撃など、分子構造や分子配列の変化を伴う能力に対して有効。


 一方で、テレパシー、超感覚、肉体強化、未来予知など、分子変化を直接伴わない能力には効果が薄い、あるいは無効である。



158. 位相撹乱フィールド


 ディカナスデュウムを媒介として展開される能力抑制用エネルギーフィールド。


 フィールド内では能力発動時に生じる共通信号へ強制的にノイズが混入され、分子変化を伴わない能力も含めて広範囲の能力を阻害できる。


 これにより、テレパシー、肉体強化、未来予知など、ディカナスガスでは抑制しきれない能力にも対応可能とされる。


 ただし副作用は大きく、通常の通信電波を阻害するほか、拳銃に使用される火薬の化学反応すら不安定化させる場合がある。


 さらに長時間の展開は人体の生体電流にも悪影響を及ぼすため、使用は監獄・護送・緊急制圧時などに限定され、連続使用時間にも厳しい制限が設けられている。



159.能力規制法


 能力者の能力使用を制限する規制法、能力者を1〜5段階で区別し、その段階によって対処が変わる。


 2004年頃から国会などで議論されていたが、当時は能力を完全に使用できなくさせる、サハナカ素材の手錠や首輪や銃弾などがあり、それがあれば事足り規制は必要ではないと思われていたが。


 2006年にアスベストと同時期にサハナカ素材の有害性が明らかになり、能力者を拘束が不可能になったのと同時に能力者が各地で暴れたため、この法案が可決され能力規制が行われた。

主な関連回

▼D-タウン 第25話

https://ncode.syosetu.com/n3267ki/55

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