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異世界マリーノーツ(ファイナルエリクサー関連)

ファイナルエリクサーで乾杯を

作者:黒十二色
みじめからはじまる異世界転移ファンタジー。

織原久遠(ラック)は転生者として召喚された。
転生者であるからには、魔王を倒さねばならない。

さあ冒険の始まりだ、と歩き出そうとしたラックだった。
けれども始まりの町に足を踏み入れる前に山賊被害にあった。そのうえ、濡れ衣で逮捕され、村から出ることも禁じられてしまった。これでは魔王を倒しようがない。そもそも出鼻をくじかれ心折られて、旅立つ気も失った。

どんより引きこもり生活のなかで、習慣となったモブ狩り生活を続けていたラックだったが、やがて転機が訪れる。高値で取引されるラストエリクサーを何ら苦労せず手に入れたのだ。

これを売ることで一気に金持ちになったラックは、味をしめてラストエリクサー転売業者を目指すことにした。

しかし転売なんてのは、うまくいかない、絶対にうまくいってはいけないものだ。あえなく『偽装』スキルを使った別の売り手にだまされてしまう。

悔しがるラックは『偽装』に対抗すべく、『鑑定』と『検査』のスキルを身に着けた。その結果、見事に信用を取り戻し、駆け出し商人としての生活に希望を抱いた。

運も上向いてきたか、といったところで、またしても悲劇が訪れる。

ラストエリクサーの価格が大暴落した。さらに追い打ちの税金取り立てを受け、借金生活に転落した。しかも、国家転覆容疑までかけられてしまった。指名手配を受けながら、追われるように旅立つことになった。

散々な目に遭うラックだったが、この不運に満ちた慌ただしい旅立ちは、彼にとって悪い事ばかりでもなかった。

レヴィアという少女に出会えたからだ。
そして、いつしか彼は、大いなる旅の目的を得る。

――何としても、レヴィアを俺の世界に連れて帰る!

ラックは、この願いを叶えるべく、『鑑定』と『検査』のスキルを磨き抜きながら、情けなくも、逆境の異世界マリーノーツを、仲間とともに生き抜いていく。
全313話+蛇足数話。
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エピソード 301 ~ 324 を表示中
第301話 夢の終わり(2/3)
2020/10/22 00:38
第302話 夢の終わり(3/3)
2020/10/23 02:35
終章 最後のエリクサー
第309話 牛を牽く者
2020/10/30 01:41
第311話 ラスエリ祭り
2020/11/01 19:00
後日談 七夕の夜に
蛇足2 八月、七夕の夜に
2023/07/07 19:00
後日談2 冬の日に
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エピソード 301 ~ 324 を表示中
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